日記のようなもの

特にカメラは、やっていない人にその良さが伝わりづらいモノかもしれない。

Ricoh gr

カメラというモノは不思議なもので、誰でも知っているかなり身近なものなんだけど、その距離感とは相反するくらいその魅力が多くの人に伝わりきれていないモノかもしれない。特にカメラをやっていない人には、カメラをやってる人がなぜそこまで魅せられるのかまったくピンとこないみたいなところさえある。なぜ、何台も同じようなカメラが必要なの?とか、レンズなんてそんな何種類もいらないでしょ?というかなんでそんな高価なの?とか、写真なんてiPhoneで撮れるのにそんな重たいカメラを別に持ち歩くの?とか、プロでもないのになんでカメラを持って至る所へ撮影に出かけなきゃならないの?とか。それはそれは、カメラをやっていない人には理解に苦しむことが多々あったりする。いや、実際、僕がカメラを始める前はそんなことを考えていた張本人だったりしたから。

たぶん、これはもう、言葉や理屈でカメラのおもしろさや素晴らしさみたいなものを説明するのは不可能で、分かってもらおうとするなら、カメラや写真のおもしろさを”感じてもらう”しかない気がする。一枚の素晴らしい写真に出会って思わずじぶんもそんな写真を撮りたいとカメラに手が伸びればいちばん手っ取り早いけど、そうじゃなければ実際にカメラに触れてもらい、写真を撮ってみて、そのファインダーの中の密度のある世界やシャッター音の心地よさみたいなものを感じてもらうしかない。単焦点レンズでボケのある写真を撮れた時のアノ感動みたいなものを感じてもらうとか、望遠レンズで遠くのものをまるでそばで眺めているような感覚を感じてもらうとか。カメラにハマるというのは徐々にテクニックや機材の奥深さとかになってゆくのだけど、もっとカメラを撮り始めた頃の原点というか、小さな感動のいくつかを共感してもらうしかないんだろうなあ。うまく言えないけど、そんな気がする。カメラとはやっぱりエモーショナルなモノなんだろうね。

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