フィルムカメラ

写真は静かに寄り添ってくれる。

僕らはとにかく騒々しい世の中を生きている。昔だってそうだったかもしれないけど、現代に比べればまだ余白みたいなものがあったんじゃないかと思う。そんな時代にあって、写真はやさしい。テクノロジーの進化とともに動画やCGがどんどん幅を利かせているけど、写真は決して無くならない。この場合の写真とはネット上の画像ではなくて、写真だ。無くならないのは、ひとが求めているからで、たぶんひとはこの騒々しい時代の中で、写真の中に静寂を見出しているんだと思う。僕は脳みそが破裂しそうなほど疲労したら、よく写真アルバムを眺める。過去の懐かしさが脳みその中を浄化するような気がするし、なにより写真は音もなく、でも雄弁にいろんなことを思い巡らしてくれる。考えてみると、こんな作用のあるモノ・コトってちょっと他にない気がする。そういうことが一台のカメラから始められる写真の世界。ただただ素晴らしいとしか言いようがない。

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