RICOH GR

世の中で最も優れたカタログは「RICOH GRのもの」といっても差し支えないだろう。

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RICOH GRIIIのカタログ

世の中で最も優れたカタログは「RICOH GRのもの」といっても差し支えないだろう。

いまの時代の製品で、しかも電気を使うハイテク商品なのに、紙のカタログを見て思わず購入したくなる製品なんて存在するのだろうか?と思われそうだけど、存在するのである。それがRICOH GRとその紙のカタログである。

過去にGRのカタログを見たことがある人なら、この意味は分かってもらえると思う。僕ばAPS-C化された世代のGRIIと現行のGRIIIのカタログしか知らないから、それ以前のことは分からないけど、GRIIもGRIIIも特徴的なのは、紙のカタログには写真しか載っていないということである。文字はない、GRで撮られた作例としての写真がただバーンとカタログ頁全面を覆っているのである。

GRはあのコンパクトなボディになかなかシビれる多彩な機能を詰め込んでいる。普通のハイテク製品なら、その開発エピソードの苦労を含めて、少なくともいくつかの代表的な機能は文字や図解入りで普通は説明されているのがカタログである。にも関わらず、このGRのカタログには一切と言っていいほど余計な説明文はない。本当にGRで撮られた写真しか載っていない。これは、よほど写りに自信がないと出来る芸当ではない。でも、GRは「これがGRで撮れるクオリティ、以上。」とでも言わんばかりのシンプルさ、クールさなのである。よかったらGRのカタログだけ取り寄せてほしい。実機を見なくても必ず欲しくなるから。それがGRスピリットなのである。