RICOH GR

モノクロ撮影は、RICOH GRかiPhoneアプリ”Vint B&W”で。

アフィリエイト広告を利用しています
image

D5300を持ってた頃は一眼レフでもモノクロで撮ることは少なくなかったけど、D750に変えてからは、一眼レフではほぼカラーオンリーになった。うまく言えないけど、一眼レフのレンズやファインダーを通してみる記憶は、できれば見たままの光景を残したいみたいなのがあるから。

一方、僕がモノクロで撮る時はほとんどがRICOH GRか、iPhoneのアプリ”Vint B&W”だ。平日のスナップは雑多な空気の中にいるせいか、目の前の光景がカラーでも見た目の雰囲気はモノクロのほうが近くなる。流れている時間感覚がそうさせるのだと思う。GRを持っている時は基本GRで撮るけど、GRを持っていない時はiPhoneで。モノクロで撮りたい気分は変わらないから、撮った後でモノクロに加工するのではなくて、最初からモノクロ写真専用アプリで撮ることが多い。僕は一眼レフでもGRでもレタッチはしないから、iPhoneでも撮る前のほうが手の入れどころだ。このVinr B&Wは使い始めてかなり長い。モノクロアプリはいろいろあるけど、長年使い続けていることもあって、この質感がしっくりくる。Vintとはビンテージからきているのかな。写真の質感がどこかノスタルジーな感じを持っているところも気に入っている。目の前の景色をできるだけリアルに表現したい思いはあるけど、それは景観よりも空気感を近づけることが僕の中のリアリティ。その意味では生っぽい写真を撮ることが目的ではなくて、そこに立ち込める空気感を記憶することが目的だから、こんなようなチョイスになる。D750、GR、P900、P340、そしてiPhone。いつのまにかそれぞれに僕のクセがでる。僕はひとりなのに、おもしろいよね。

関連記事