NikonとNIKKOR

ほぼ使用感のないNikon D70を迎える、令和元年のクリスマス・イヴ。

Nikon D70

いやあ、驚いた。馴染みの中古カメラ店に取り置きしてもらってたNikon D70のコンディション確認のためにお店に出向いてみたんだけど、対面したD70にもう驚愕、まるで今年発売された新品のような美しい質感を放っていた。まさに、現行の新品カメラを開封したような、あの独特のオーラといえば分かってもらえるだろうか。

実は、このD70はほとんど使われておらず、たった556ショットしかシャッターが切られていないのである。現行モデルの中古品ならともかく、このD70は2004年に登場したモデルで実に発売から15年ほど経っているオールドデジカメ。それでこの極小のショット数は奇跡のD70といってもいいくらいなのである。

いつものお店の店員さんらと話してみると、このD70を持ち込まれた方は普段はフィルムをメインに撮られている方で、デジタルも一応購入してはみたものの、ほとんど使うことなく現在に至ったそう。大事に使われてきたというより、そもそもほとんど使ってこなかった品らしい。それでもNikonのデジタル機の中でも中級機のD70を選ぶくらいだから、やはり濃い写真ファンなんだろうと思う。

Nikon D70

それにしても、元箱からケーブル類、ストラップまで、バッテリーを使用した以外はほぼほぼ未開封のような状態。ここまで綺麗だとオールドデジカメとはいえ、扱うのに少し緊張する。僕は、ほぼ使用感のないボディといえば過去にNikon Fのブラックボディを手にしてるけど、それに続く圧倒的美品の購入となる。あるんだなあ、こんな中古品が。いやあ、ビックリした。

記憶メディアはCFカードなんで、一応手持ちの16GBのものを入れてフォーマットしたけど、やはりサイズオーバーなのか、これだとシャッターが切れなかった。で、お店のデモ用の小さいサイズのCFカードで試したところ無事シャッターが切れたんで、ついでに安くそのCFカードも付けてもらった。結局4GBのCFカードにしたのかな。それでも、僕はふだんJPEG撮って出しオンリーで、しかも画像サイズも最小でしか撮らないんで、4GBでも撮りきれないほどの枚数を記憶できる。

なんだか、あまりにその程度の極上さに驚いて肝心の性能のことに触れるのを忘れてたけど、このNikon D70は610万画素という現代からすると信じられないくらい低画素機なんだけど、僕が好む原色CCDモデル。詳しいことはとても濃密に詳細を紹介しているブログ記事があるのでそちらを見ていただくとして、シャッタースピードが1/8000といえばその本気さが分かってもらえると思う。

Nikonさんの公式HPより

さて、今日はクリスマス・イヴである。つまり、この美しいD70は僕の「じぶんへのクリスマス・プレゼント」なのである。こんな美品の原色CCD機が今なら信じられないような値段で手に入れることができる現代は幸福という他ない。オールドデジカメは故障したらメーカー修理が不可能なものばかりだけど、それでも壊れるまで使い倒すという付き合い方であれば、これほど手軽に手にできる本格的カメラもそうそう無いのである。そんな言いようのない幸福感に包まれて、僕はいま最高のクリスマス・イヴを迎えている。

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