
僕は、どこかへ出かける時はほぼ100%、カメラをポケットかバッグに入れて過ごしている。もちろん、明らかに撮ることが目的で出かけることもあるけど、それよりは普通に過ごしている日々にカメラがそっと同行しているほうがニュアンスとしては正しい。そうすると、場合によっては写真を撮る間も無く帰ることも少なくないし、一枚も撮らない日だってある。でも、カメラを持ってさえいれば、例えばこんな海の光景も撮れたりする。この一枚は、出張先でのRunの時に撮った太平洋の一枚。Runの時に、いくらフィルムコンパクトといってもそんなカメラをポケットに入れて走れば重たいんじゃないか、というのはある。実際、走るにしては少し邪魔とも言える。でも、カメラを持ってることが僕には大切で、海をめざして走ったものの、その海が期待通りの海じゃないことだってあるかもしれないけど、想像以上にいい海に巡り会った場合、もしカメラを持ち合わせていなかったとしたら、その残念さはたぶん言葉にならない。まあ、カメラといえばスマホカメラでも良いとはいえるんだけど、どうせならね、やっぱりね。仕事に行くにも、愛犬の散歩に行くにも、家族と出かけるにも、Runやロードバイクで駆け抜ける時も。主役はあくまでその行動なんたけと、そこにカメラがあるとちょっと世界が豊かになる。そういう常に可能性みたいなものを秘めた存在が、僕にとってはカメラなんだな。
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