フィルムカメラ

それはノスタルジーなのか、未来なのか。

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ニュースやTwitterでは桜の開花という言葉を耳にする時期になってきたけど、郊外の我が家あたりはまだ桜はつぼみ。それでも一年でもっとも華々しい姿を披露する前だからだろうか、つぼみもどこか決意というか迫力を感じる。

そういえば僕はきのう、昭和の時代にさくらカラーのKONICAが1968年に発売したレンジファインダーのフィルムカメラ C35を購入した。卒業や入学、桜が咲き乱れるこの季節にきっと日本中の家族がたくさんの写真を撮り、この当時大衆カメラとしてオート撮影が売りだったジャーニーコニカは大活躍したことだろう。

僕はいま山下達郎と松任谷由実のベストアルバムをシャッフルでiPodで聴いている。心なしかフィルムカメラを手に入れてから聴く頻度が増えているかもしれない。それは昭和のアノ頃のじぶんや時代に対するノスタルジーかもしれないし、当時の作り手のモノ作りへの迫力にリスペクトを感じているのかもしれない。一方で気持ちが過去に行ってばかりかというとそれはちょっと違っていて、また一周して今や未来を見ているじぶんがいる気がする。この気持ちが一箇所にとどまっていない感覚がいい。とにかく動いておく。特に好奇心を常に動かしておく。これが僕の生きざまみたいなものなのかもしれない。

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