ロードバイク

風になるというより大地になるという感覚。エンデュランス・ロード Roubaix SL4 Sportと。

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ここ数日ロードバイクに乗りたくてウズウズしているじぶんがいた。そういう時に週の途中に祝日が来るのは実にありがたい。カラダは正直で早朝に目覚ましなしで目が覚める。起きた瞬間に、あ、きょうは俺ロードバイク乗るんだろうな、と客観的にじぶんの気分を確認する。この時にすでにいつもの感じとは違ったんだけど、まさかこんなに長距離乗る日になるとは思わなかった。

まずはロードを購入した少々遠方のイワイスポーツサイクルへ向かう。実はロードバイクを購入してから初のメンテナンス。念のため、これから立ち寄るんでロードバイクの調子を見てもらえるか電話で確認したところ、いつでも気軽に寄ってくださいと頼もしい応答。他の店のことはよく分からないけど、このイワイスポーツサイクルで買われた自転車は用品代以外のメンテナンス料は永久に無料だ。これはビギナーの僕にはありがたい。このスポーツサイクル店の自転車愛を感じる宣言でもある。短時間でメンテで終わると、チェーンを綺麗にした他、各所を調整したんていまのこの軽く滑らかな感覚を覚えておいてもらい、それが鈍り始めたらまた来店してくださいと言われた。目安としては二、三ヶ月後に一回くらいが目安と思ってくださいとのこと。

そうすると、やっぱり走りたくなるんだよね。洗車したてのクルマでドライブに行きたくなるのと同じで、なんだかこのまま引き返して自宅に戻るんじゃもったいないなと思い、以前から気になっていたサイクリングロードに出かけてみようと思い立つ。めざすは筑後川サイクリングロード。スタート地点の川沿いの公園にロードを走らせる。筑後川サイクリングロードは久留米からうきはまでの約25kmくらいの歩行者自転車専用道路。僕にとっては初めての「自動車のいない道でのロードバイク体験」になる。

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スタート地点の公園にこそ休日を楽しむ家族連れとかいたけど、5分も走らせるともうひたすらこんなひらけた道が続く。いやもうほんとにずっと続く。サイクリングロードが初めてというより、こんなひらけた景色が延々と続くことが人生で初体験だったかもしれない。そうだなあ、少し退屈とも言えるかもしれない、人によってはね。僕も走り出して数十分過ぎた頃には少し退屈さを感じてたとこあるけど、目を左右にふれば適度に自然が楽しめることにも気がつく。

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こういう時にカメラを持っているといい。僕はいつもロードで出かける時は後ろポッケにRICOH GRを忍ばせている。いや、正確に言うとふだん仕事の時も、あとRunの時にも大抵大抵GRは一緒に持ち歩いてるから、ロードで出かける時もいつもと同じだ。で、あ、この風景、写真に撮りたいなと思ったら、そこが撮影ポイントであり休憩ポイントになる。Runの時も同じだ。この日の休憩ポイントには菜の花が咲いてた。あたたかい日と言っても冬の自然の中だから、こういうパッションカラーに出くわすとやっぱりうれしい。ロードバイクを立てかけるとこもまったくない平地だから、ルーベを大地に寝転ばせてしばしGRと休憩する。この時に過去に撮りためたGRの写真を振り返ったりするのもまたたのしい。

そんなこんなで二回ほど休憩しながら気がついたら折り返し地点のうきはに到着する。ここまでサイクリングロードだけで27kmくらいだろうか。地面には1kmごとくらいにスタート地点からの距離が刻まれた表示板があるからたすかる。初めてサイクリングロードの端まで来た達成感もあり、景色もなんだか牧歌的で心もおだやか。思わずうきは出身の後輩にFbメッセンジャーで故郷の写真を送ったりする。と、ここまでは楽しかったなあ笑。

折り返し地点から出発点まで帰路の始まり。ここからが試練だった。いや、僕の中では地獄か。距離としても、時間としても、過去に前例のない未知の領域に突入したわけなんだけど、行きはヨイヨイ帰りは地獄。もう脚にどっしりと疲れが来て、ほんときつかった。頻繁に水分を摂ることが増え、というか脚も尻も痛いから水分を摂りつつとにかく頻繁に休憩をカラダが求める。ペダルを回さず少しでも惰性でロードを走らせようとする。軽量のロードは意外と惰性でタイヤが止まらない。帰りは景色を眺めるというより、ひたすら地面の距離表示を眺めながら、しのぐ。何人かランナーも抜いたけど、こんな道をRunするなんて超人だなどとブツブツ独り言を連発しながら、なんとかなんとかスタート地点まで戻ってくる。ここまでで4時間はけいかしてただろうか。休憩時間とか入れたら朝からたぶん5時間ほどはほぼ走り続けてたことになる。この日はなぜかサイコン(サイクルコンピュータ)が距離を表示してくれなくて、時間表示と速度が距離確認の目安になる。サイクリングロードのスタート地点に戻ったと言っても、ここから自宅まではまた結構な距離があるから、帰宅できたのはいい感じの夕方だった。

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この初サイクリングロード体験になにか特別な結末とかはないんだけど、勉強になったのはハンガーノックには要注意ということ。ボトルのアクエリアスは足りたけど水分補給だけじゃ駄目らしい。職場に出社してローディな後輩たちにそのキツさやクラクラ具合を報告したところ、ちょいちょい食べ物を注入しながら乗らないとハンガーノックというカラダが言うこと聞かなくなる現象に見舞われるらしい。そう言われればもうほんとに帰路は数回、もう立てないんじゃないかというくらい地べたに座り込んでクラクラした頭とカラダをなだめるのに必死だった。

そんな状態だったから帰宅したら飯が美味いのなんのと。で、とにかくカラダが甘いものを求める。ひたすら食べて早めに寝た。とまあ、こう書くと何やら散々な休日だったように聞こえるかもしれないけど、本当の意味でロードバイクが好きになった日かもしれないな。サイクリングロードだと行き交うローディたちを身近に感じることもできるし、自然と挨拶なんかも交わす。ふだんソロ走行の僕にとってはいろんな発見があったし、あ、これがロードバイクか、と少しだけロードの本質がわかった気もする。でも、次回はたぶんもっと手前で折り返すな笑。また来よう、筑後川サイクリングロード。はあ、なんだかんだで文字もロングライドになった。

ライザップなら2ヵ月で理想のカラダへ。

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