FUJIFILM X-T5から初代X-T1に持ち替える。
FUJIFILM X-T1, Macro Apo-Ultron 35mm f2今朝はFUJIFILM X-T5にVoigtlander Macro Apo-Ultron 35mm f2を装着して持ち出したんだけど、ふと初代X-T1のことが頭をよぎる。あの頃から、X-Tシリーズは写真機として恐ろしいまでに完成の域にあったなと。
考え始めたら行動は早い。わが家にあるグラファイトシルバー仕様のX-T1を引っ張り出す。レンズはそのまま、Macro Apo-Ultronを装着する。
パッと見た目は、X-T5とほぼ同じに見える初代X-T1。しかし、手の中の収まりはX-T5よりX-T1が勝る。手ぶれ補正が載っていない分だけボディは薄く、体感的にはグッとコンパクトに感じる。
FUJIFILM X-T1とX-T5
FUJIFILM X-T1, Macro Apo-Ultron 35mm f2
FUJIFILM X-T1, Macro Apo-Ultron 35mm f2
FUJIFILM X-T1, Macro Apo-Ultron 35mm f2フィルムシミュレーションの種類こそX-T5より少ないが、その他の写真機としての機能や使い勝手はほぼ変わらない。というか、あの当時、レンジファインダースタイルのカメラしか扱っていなかった富士フイルムが威信をかけて開発に取り組んだ「初の一眼レフスタイル」のX-T1には、なにか尋常じゃない迫力すら感じる。いまだにである。
僕は富士フイルムのXシリーズの主要な初代機はすべて使っているが、X100、X-Pro1、X-E1と比べても、X-T1の出来栄えはひとつ上のレベルにある。Xシリーズが確固たるポジションを得たのも、このX-T1の登場がひとつの転機であったことが分かる。
FUJIFILM X-T1, Macro Apo-Ultron 35mm f2
FUJIFILM X-T1, Macro Apo-Ultron 35mm f2
FUJIFILM X-T1, Macro Apo-Ultron 35mm f2描写力もいまだに素晴らしい。プロビア、ベルビア、そしてアクロスができる前のスタンダード白黒。撮影した写真を見ても、古いデジカメ特有の薄味のような感覚は見受けられない。十分「リッチ」な描写が得られる。12年の歳月とはなんだったんだろうと思えるレベルだ。
さすがに褒めすぎだろうと思われるかもしれないが、忖度する理由もないわけで、これが僕の率直なユーザーとしての感想だ。魂が込められたいい写真機とは、そう簡単に廃れたりしないのである。圧巻のクオリティである。
FUJIFILM X-T1, Macro Apo-Ultron 35mm f2
FUJIFILM X-T1, Macro Apo-Ultron 35mm f2
FUJIFILM X-T1, Macro Apo-Ultron 35mm f2
FUJIFILM X-T1, Macro Apo-Ultron 35mm f2現代のカメラは異様に高価になったけど、趣味として楽しむ写真機としては初代X-T1でなんら不満はない。現時点で程度のいいX-T1が見つけられるかは定かじゃないが、運良く見つけたら間違いなく買いだろう。バッテリーも現行品がそのまま使えるからね。
僕の感覚的には、仮にX-T5が使えなくなっても、この初代X-T1があれば困らない。そこまで言わしめる迫力がこのカメラにはある。











































