Canon EOS7

Canon EOS7は、20年前のカメラとは思えないフィルムモダン。

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Canon EOS 7, EF 50/1.8 II

ちょっと「キヤノンのひと」っぽいだろうか、どうだろうか笑。キヤノンのEFマウント機を買うのも、EFレンズを買うのも、ましてやキヤノン純正ストラップを買うのも初めてだから、ちょっとふだんの僕を知ってる人が見たらかなり違和感があるだろう。僕は黄色と黒のストラップのひとだったからねえ。

まあでも、イイものはやはり理屈抜きにイイのである。そう、Canon EOS7のことである。10日くらい前のことかな、現像で立ち寄ったお店のショーケースにあったEOS7となんとなく目があって、ちょっと気になり始めていたその個体を取り置きしてもらったことは下の顛末を読んでもろうとして笑、ついに僕の手元にEOS7がやってきたのである。

僕とキヤノン。 と、そんな大それたタイトルを書けるほど、僕はキヤノンのことはよく知らない。いわゆるニコン党というやつで、決してキヤノンが嫌いなわ...

10日前にショーケースで見た時は、そこまで注意深く見ていなかったし、綺麗なボディだった記憶はあるものの、ショーケース越しの個体は大体良く見えるから笑、まあ実物を手に持ってみるまでは多少不安はあったんだけど、お店で見せてもらった実物は、まあ想像以上に美しいボディだった。どうかな、ほぼ使用感は感じないような美しさといえば伝わるかな。

取り置きをお願いした時にも、お店の人にコンディションを聞いたら「良品だと思いますよ」と言ってたから、まあ期待して行ったところもあるんだけど、いやあ、想像以上の程度の良さだった。僕は、カメラ運だけはあるんだよなあ笑。

いちおう各部を触ってはみたものの、とにかく時間がなかったから、もうモノの良さはお店を信じるとして、急いでその他の機材一式を見繕ってもらった。レンズはEF 50mm f1.8 STMとIIがあったけど、事前にネットで調べてIIのほうが古いものと認識してたから、値段はそう変わらなかったけど、僕はせっかくだから古いほうのIIを選んだ。

フードも探さなきゃと思ったら、レンズを買ったら新品フードが半額となってたんで、ラッキーセットじゃないか!とそれを選び、あとはレンズフィルターもその場で調達。あと、自宅に予備のストラップとして黒の無地のNikon AN-4Bがあるのは確認してたんだけど、これもせっかくだしと、人生初のキヤノン純正ストラップを買うことにした。いやあ、画期的だ。

Canon EOS 7, EF 50/1.8 II

見た目は、とにかくモダンだ。現行のデジタル一眼レフだと言われても多くの人は疑いもしないだろう。そう、この液晶モニターの無い背面を見るまではね。このEOS7は2000年に登場して、このマイナーチェンジ版のEOS7sがまさにフィルムキヤノンの最後を飾ったような頃の機種だから、まあ洗練されていて当たり前なのである。

モデルランクでいうとハイアマチュア向けの中級機ということになるのかな。NikonでいえばF80とかと同じランクのカメラになるのだろう。たしかに触ってみると、その恐ろしく軽いコンパクトなボディと、少し癒し系のシャッターフィールが、僕の所有するF80を思わせる。でも、デザイン的に洗練されてるのはEOS7かな。そこはキヤノンらしいモノづくりだなと思った。

で、ごめん、とにかくまだろくに触れていないのである。たくさんあるボタンが何なのかも良く分かっていないし、このEOS7の特性でもある「視線入力」なるオートフォーカス機能も何をどうしたら使えるのかさっぱり分かっていない笑。取説も無いし、そこはおいおい触りながらいろいろ確かめていくしかないかなと思ってるけど、まあその試行錯誤も昔のカメラの楽しみなわけです。

EOS 7のカタログ。キヤノンカメラミュージアムより。

僕はフィルムキヤノンとしてもう一台、Canon F-1も所有してるんだけど、そっちはシンプルな機械式カメラだから操作に迷うことはないんだけど、このEOS7は僕の中ではモダンなキヤノンの部類になるから笑、これに慣れたらデジタルのキヤノンEFマウント機もいけるじゃん!なんて、また変な妄想をしている。(いや、実際はそんな余裕はないけど)

というわけで、きょうのところはこんなことくらいしか書けない。しばらく使い込んでみて、その癖とか魅力を掴んでいき、作例的な写真と共にまた使用感はブログに追記していきたいと思う。それにしても、このEOS7のモダンさはまぶしい。フィルムキヤノン最後の開発者たちの情熱みたいなものが注がれたからかな。そういう文化も感じ取りたくて、僕はEOS7を手にした。いま、静かに興奮している。

追記)ちょっと待って!取説も無いし、YouTubeに使い方とかアップされてないかなと検索してみたら凄いのあった。三十数分間の凄いやつ笑。

ありがとー。しっかり見てみる。いやあ、この動画は驚いた。やはり時代はYouTubeだ。

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