フィルムカメラ

これだけ暑いと、空シャッターが良いですね笑。

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Nikon F アイレベル

それにしても連日、恐ろしく暑い。いくら写真を撮ること、いつもカメラを持ち歩くことを推奨する僕でも、気がひける。こんな酷暑の夏は、無理して屋外スナップに出かけずに、冷房の効いた部屋で過ごすほうが頭と体に良いかもしれない。

そんなインドアな夏に良いのが、フィルムカメラの「空シャッター」である。

できれば、シャッターショックがちょっと元気なカメラのほうが気分が上がる笑。機械式の一眼レフだと最高だろう。僕の場合だと写真のNikon F、F2、あとCanon F-1やMinolta SRT101、OLYMPUS OM-1N、Asahiflexといったところ。レンジファインダーだとバルナックライカが元気で気持ちが良い。

中判カメラ Kowa SIX

中判ならハッセルブラッドなんかもパコーン!と気持ちいいよね。僕はKowa SIXも好みだ。それこそウエストレベルファインダーも覗きながら、耳と目の両方が満たされていくのが分かる。屋外だと適度に周囲の喧騒も混じるけど、屋内の静かな部屋で聴くシャッター音もまたクリアでたまらない。

やはり、このフィーリングはデジカメには無いもの。もちろんデジカメも部屋で試しシャッターみたいには切れるけど、あれはどうしても写真が撮れてしまうから、厳密にいえば空シャッターでは無い笑。あれ、不思議とデジカメだと空シャッターは拍子抜けする感じがある。

Leica IIIa

その点、フィルムカメラは「シャッターを切ること=写りを妄想する」という、あの感じがいつもと同じように味わえる。そう、撮れたであろう写真を妄想すれば、フィルム代もかからない笑。実にかしこい究極の楽しみ方なのだ。

もし、フィルムカメラを持っていないし…という人は、この酷暑を機会に手頃なフィルムカメラを手に入れてみてはどうだろう。「空シャッター用に」くらいの軽い気持ちで手頃な値段のフィルムカメラを買って帰って、冷房の効いた部屋でビールでも飲みながら空シャッターを切る。もう、カメラが最高の酒の肴になるわけです。

Minolta SRT101, MC Rokkor 55/1.7

で、夏のうちは空シャッターを楽しんで、秋になって涼しく撮り歩けるようになったら、夏の間のイメージトレーニングの成果を試すのに渾身のフィルムを詰めて外へ連れ出してあげる。もう一石二鳥とはこのことを言うんじゃないかというくらい、365日、片時もカメラを手放すことなく楽しみ尽くすのです。

ちなみに僕は、空シャッター専用機としているカメラもあって、そのシャッターフィールが気に入っているLeica IIIaは二台所有している。あくまで一台は、僕の中では予備機じゃなくて空シャッター専用機。空シャッター専用だから、やれても問題ない。ただただ部屋の中でニンマリしながら空シャッターが切れればいいのです。

というわけで、きょうは「空シャッター用カメラのすすめ」。フィルムカメラを購入する動機として、そういう入り方があってもいいと、僕は本気で考えている。ちょっとムムムとなった人は、ぜひこの酷暑の夏にお試しを。

F アイレベル
Nikon

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