きょうは朝のうちに小ぶりなFUJIFILM X-T50を持ち出したんだけど、あいかわらずの厳しい寒さだったので、夕方は屈強なボディのNikon D3Sを散歩カメラに連れ出してみた。
まあ毎度感じることだけど、このNikon D3Sは手に持つだけで尋常ではない堅牢性を感じる。数日前にCanon EOS-1D Mark IIIのことも書いたけど、やっぱりフラッグシップ機たるや、そこには間違いなくアマチュア向けカメラから明確に壁を突き抜けたような迫力が存在する。
その分、ボディも大きくなるし、重さもかなりなものになるが、ひとたびこのボディに触れ、手の中に収まると、そんな重いなどというデメリットは吹き飛んでしまう。そうした気分のせいか、撮り歩いている時は大きさや重さを忘れて、シャッターを切ることに夢中になってしまう。
音楽に例えると、ハードロックを聴きながらシャッターを切ってるかのような爽快感かな。そういう意味では、僕は朝はFUJIFILM X-T50でポップスを聴いてるかのような軽快さを楽しみつつ、そこからNikon D3Sでバードロックの硬質な鼓動を楽しんだわけだ。この気分の変わり感もまた、機材をチェンジする醍醐味だ。
最新ミラーレスでフラッグシップの凄みを体感しようとするとかなりの出費を強いられるが、この時代の一眼レフのフラッグシップ機なら趣味の範囲で十分楽しめる範疇にある。僕はぜひ、このとんでもない作り込みの凄みを、ひとりでも多くの人に体験してみてほしいと考えている。
カメラ史の目撃者になる、そんな知っておいたほうがいい感激というのかな。懲りずに、これからも推し続けたいと思う。Nikon D3S、とんでもない一台だからね。
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