FUJIFILM X-E3, XF 18mm f2 R

それにしてもまだ五月なのに夏のよう。こう暑いと、とにかく軽く小さなカメラに持ち替えたくなり、久しぶりにX-E3を持ち出してみることにした。

X-Eシリーズに関しては、近ごろはX-E5を使うシーンが多かったから、X-E3に持ち替えると「とにかく薄く、軽く、小さい」ということをあらためて感じる。

X-E5が登場した時によく言われたけど、手ぶれ補正が載ってアルミ削り出しの質感を備えたボディは、あきらかにひとまわり大きくなった。価格面もそうだが、ライトなカメラからプレミアムなカメラへとポジションがワンランク上がったともいえる。

FUJIFILM X-E3, XF 18mm f2 R
FUJIFILM X-E3, XF 18mm f2 R
FUJIFILM X-E3, XF 18mm f2 R

それは、いいことでもあるんだけど、とにかくライトなレンズ交換式カメラを求めていた従来のX-Eシリーズファンからすると、ちょっとファットなカメラになってしまった、という側面もあるだろう。

僕もX-Eシリーズは初代E1からE4まですべて使ってきたので、X-E5からあきらかにポジションがひとつ上がったと感じる。

FUJIFILM X-E5, XF 35mm f1.4 R

感覚的には、従来のX-Pro3のポジションにX-E5がおさまり、かつてのX-E4のポジションを埋めるためにX-T30 IIIやX-M5、さらにはX halfなどが充実してラインナップされたのだろうと思っている。

そう考えると、次期X-Proシリーズはポジション的にさらにワンランク上がり、価格面や性能面、また大きさなども上がってくるのだろう。

僕はといえば、ポジションがひとつ上がったX-E5の「ちょうど良さ」は気に入ってるけど、ことライトなスナップ機ということでいえばX-E3の劇的ともいえる薄さや軽さはあいかわらず魅力的だ。

FUJIFILM X-E4, Nokton classic 35/1.4 II SC

X-E4を使っている人なんかも、ライトなX-Eシリーズの成熟した最終形機種として使い続けるといいだろう。X-E4には人気のフィルムシミュレーション「クラシックネガ」も載っているから、小型のレンズと合わせれば、デジタル写ルンです的に楽しめるからね。

FUJIFILM X-E3, XF 18mm f2 R

X-E3はACROSが採用され始めた機種だから、僕もそこに思い入れがあり、きょうもACROSモードで撮っていた。レンズも小型のXF 18mm f2 Rなんで、とにかく軽く小さい。小ぶりなグリップもあるんで、右手にぶら下げて撮り歩け、やはりスナップ機として優秀なのだ。

X-E5があるからといって、なかなかX-E3を手放すわけにもいかないのである。