PENTAX Q10, Wtulens Q 17mm f16

こうして見るとなかなかカメラらしくて、大きさもそこそこあるように見えるかもだけど、実はこのカメラ、現行RICOH GRシリーズほどしかない。それでいてレンズ交換式なのである。

昨今のコンパクトデジタルブームみたいなことを考えると、いま新製品として登場してもおかしくないほど、手のひらサイズの抜群の機動性をもったカメラなのである。

PENTAX Qを皮切りに4世代続いたPENTAX Qマウント。その後継機が途絶えて久しいが、RICOH GRの台頭を見ると、APS-Cセンサーへとバージョンアップした「現代版・小さなPENTAX」を再び見てみたい気持ちになる。

PENTAX Q10, Wtulens Q 17mm f16
PENTAX Q10

レンズ一体型設計のGRほどは小さくできないものの、GRのあの薄さで手ぶれ補正まで載ったコンパクトボディを作れるなら、どうかしたらAPS-C版のPENTAX Qシリーズのバージョンアップ版も作れるんじゃないかと、素人ながらに妄想するのだ。

ペンタプリズムの光学ファインダーに強い思い入れを持つPENTAXだから、EVFにも妥協をしたくないということは大いに考えられる。それゆえに、あえてEVFを省略したミラーレス機なら、ワンチャン可能性はゼロではないと思うのだが、どうだろう。

まあ、あまり妄想が過ぎると、どこからか怒られそうな気がするので、この話はこのへんでやめておこう。というか、ひとまず中古でならこの少しヴィンテージになった元祖「小さなPENTAX」が手に入れられるし、少しローファイな描写もむしろ悪くない。

PENTAX Q10, Wtulens Q 17mm f16
左がPENTAX Q10、右がPENTAX Q-S1。

新型「小さなPENTAX」が出るまでは、PENTAX Qシリーズで予行練習をしておくのもいい。Qマウントの純正レンズのほうが在庫を見つけるのがむずかしくなってきているかもだけど、こちらも思い切ってオールドレンズや写ルンですの再利用レンズなどを合わせる手もある。

遊び倒すカメラ、趣味のカメラと思えば、いまでも十分使えるPENTAX Qシリーズ。あなたも一度手にして、GRのような軽快なPENTAXをぶん回してみるのもアリなんではないだろうか。

お値段以上の満足感がけっこう得られると思うよ。