FUJIFILM X-T5, Macro Apo-Ultron 35mm f2

FUJIFILMのXシリーズが誕生した当初、いわゆるペンタ部的な出っ張りのないレンジファインダースタイルのX100シリーズやX-Proシリーズ、X-Eシリーズが先行したんで、フジのクラシックなカメラ=四角いカメラをイメージしてる人も多いと思う。

でも、フジのカメラの「クラシックな写真機」というイメージを決定的にしたのは、このX-Tシリーズの投入かもしれない。

フィルム時代の一眼レフ機を思わせるその形は、誰の目から見ても「写真機らしさ」を感じさせるんじゃないだろうか。日本のフィルムカメラはレンジファインダー機より一眼レフ機が一般的だったからね。

FUJIFILM X-T5, Voigtlander Nokton 50mm f1.2
FUJIFILM X-T5, XF 23mm f1.4 R
FUJIFILM X-T5, XF 18mm f2 R

加えて、僕の現在の愛機であるX-T5はシルバーボディなんで、鈍く光るダイヤル類のデザインも相まって、それこそフィルム時代の写真機のような佇まいで、とても気に入っている。

デジカメは割とブラックボディのカメラがスタンダードだけど、FUJIFILMのカメラは大抵シルバーボディも選べるラインナップになっていて、ライフスタイルに合わせてちょっとこだわりたい人にもうれしい構成だ。

見た目はクラシックでも、中身はFUJIFILM Xシリーズのフラッグシップ機のひとつと言っていい「全部入り」のモデル。そのグレード感は、実機を手にすると伝わってくる。適度な大きさや重さ、グリップの吸いつき、静音シャッターなど、いかにも「いいモノ」感がある。

FUJIFILM X-T1とX-T5
FUJIFILM X-T1
FUJIFILM X-T2, XF 35mm f1.4 R

こういうカメラが一台あると、それこそ装着するレンズによってカジュアルにスナップ機としても使えるし、望遠レンズをつければ本格撮影にも使える。そういう意味では、四角いX-ProシリーズやX-Eシリーズよりも万能に使いこなせる一台でもある。

あと、富士フイルムの開発者の人たちが過去のインタビューで「10年は普通に使える品質をX-Tシリーズはテーマにしている」とも語っていて、その飽きのこないクラシックなデザインと共に長く使える印象も強い。実際、僕は初代X-T1も現役機として使っている。

そろそろ次期後継機が出るのではとも噂されているけど、X-Tシリーズならどの世代のボディでも写真機としてならなんら問題なく使える出来栄えなんで、そこは予算見合いで選んでOK。そういう意味では、個別の製品がというより、この「X-Tというシリーズが名機」と言えるかもしれない。

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