RICOH GR IV Monochrome

週末前日に僕のもとへやって来たRICOH GR IV Monochrome。土曜日はラッキーにも晴れてくれたので、午前中はウォーキングがてら、このモノクロ専用機と試し撮りして過ごした。

モノクロとひとくちに言っても撮影モードはいくつかあり、せっかくだからGR IVからモノクロ専用機に新たに追加された「ソリッド」と「グレイニー」のうち、「グレイニー」で撮り始めてみた。

「グレイニー」はその名の通りグレイン(粒状性)から名付けられた撮影モードのようで、RICOH公式動画では「ハイコントラスト白黒」の粒状性をよりSNSなどの画像でも感じやすくした描写といった説明だったように思う。

RICOH GR IV Monochrome
RICOH GR IV Monochrome
RICOH GR IV Monochrome
RICOH GR IV Monochrome

つまり、フィルム写真の質感をどこかデジタルにも求めている僕にはドンピシャの撮影モードである。ちなみに「ソリッド」のほうはより精密でエッジも明確にした描写らしく、しっかり絞って撮る風景写真なんかに向いてるのかもしれない。

で、グレイニーの試し撮りだけど、いやあ楽しかったな。僕はじぶんでRAW現像はせず、むしろメーカー開発者が意図するデフォルトの描写を確かめたい派なんで、モノクロ専用機のGRにどういう性格を持たせたかったのかはとても興味深い。

グレイニーで撮った描写が背面モニターに現れるのを見た瞬間、これは僕には買いであったと思った。GRにしては高価だったから、満足感的には元をとらないといけないと思っていたが、これなら僕的には十二分に満足だ。

RICOH GR IV Monochrome
RICOH GR IV Monochrome
RICOH GR IV Monochrome
RICOH GR IV Monochrome
RICOH GR IV Monochrome

カラーフィルターを通さない解像感の高さという点では、こうしたエフェクト的な描写よりもまずはスタンダードモードで真価を確かめるべきかもしれないけど。まあそれはいつでもできるし、まずはじぶんが考えるGR Monochromeの「らしさ」を堪能したいのである。

ちなみに空の描写は「レッドフィルター」もオンにして撮っている。この赤色フィルターが物理フィルターなのも泣かせる。前面のレンズ部が赤くなるのを確認しながら「おー」とかひとり呟いてた笑

RICOH GR IV Monochrome
RICOH GR IV Monochrome
RICOH GR IV Monochrome
RICOH GR IV Monochrome
RICOH GR IV Monochrome

あとね、ボディ本体の質感が実にいい。マットブラックの特別塗装はモノクロ専用機らしさを無言で感じさせるものがあるし、その手ざわりもスウェード生地をさわっているようで心地いい。ブラックアウトされたGRロゴや各部の光るランプ部もグリーンからホワイトに変更されているのも実にしっくりくる。

モノクロ専用機というと、カラーが撮れないという「引き算」の作りをイメージするけど、RICOH公式動画でも説かれている通り、むしろごまかしが効かない素の性能や描写を要求される分、GR Monochromeはより「深化」している。そういう奥深さがまた、僕なんかはやられる。

RICOH GR IV Monochrome
RICOH GR IV Monochrome
RICOH GR IV Monochrome
RICOH GR IV Monochrome
RICOH GR IV Monochrome

試したいことは山ほどあるが、どうせ長い付き合いになるので、そこはひとつひとつゆっくりじっくりと。グレイニーの描写についてもまだまだ初日なんで、これがなんたるかみたいな話はまたおいおいブログで紹介していくので、まずはきょう撮った写真を参考までに貼っておくので、なにかしら参考にしてもらえれば幸いだ。

まあしかし、APS-Cで手ぶれ補正が入ってここまでコンパクトにできるGRは、やはり凄いな。GR IVで改良されたGRレンズの描写はさらに精巧になったと感じるし、せりだしも短くなり、起動の速さも見事である。このコンパクトさでこれだけのリッチな描写なら、それは広く人気になるのも分かる。

ただ唯一、なかなか手に入りにくいということだけがネックだけどね。