SONY RX100 M3

ふとiPhoneの写真ロールを眺めることがある。便利なことに、過去にカメラで撮った写真データが大量に保存されているので、いつでもどこでも手元で数年前のシーンなんかに舞い戻れるからだ。

カメラがいいなと思うのは、撮ってる時が楽しいのはもちろん、その写真が何年も後になって「効いてくる」ところである。

こういう一粒で二度、いや何度もおいしい趣味というのはなかなかないんじゃないだろうか。

SONY RX100 M3
SONY RX100 M3
SONY RX100 M3
SONY RX100 M3

僕がきょう、ふと眺めていた写真は、二年前の夏の写真。SONY RX100 M3の新品が手に入るのもこれが最後というタイミングで手に入れて、試し撮りをしていた頃の写真たちだ。

他人から見ればなんでことない写真なんだけど、僕からするとその時の感情がいろいろ思い出される。EXIF情報だけじゃなく、写真ロールのアルバム名にも撮影した機材の情報を入れてるから、どの機材で撮った写真なのかが分かるのもカメラ好きとしては感慨深い。

頭の中で過去の記憶を思い出すのはなかなか曖昧だけど、こうして写真を見るとかなり鮮明に思考がタイムスリップできるから、やはり写真とは偉大なのだ。

SONY RX100 M3
SONY RX100 M3
SONY RX100 M3

ちなみに、このブログ「記憶カメラ」も書き始めてこの夏で丸11年になる。そういう意味では、この11年間の写真とともに、その時に感じていた気分なんかも文章としてブログに格納されている。

日々の日記のようなブログなんで大したことは書いていないんだけど、じぶんの写真ロールを眺めるように、過去に書いたブログとその時々に撮った写真を眺めるのは、物事の見方や考え方をチューニングするのにとてもいい。

スマホカメラがぐんと普及して、いまや写真はあたりまえのアイテムのようになり、それはそれで便利な世の中だと思うんだけど。もう少し、写真一枚一枚を尊く振り返るという意味では、少々手間をかけてカメラで撮るというのは、思い出を少し濃くする良い方法じゃないだろうか。

そんな時間の流れにちょっとした重みみたいなものを添えたくて、明日もまたカメラで写真を撮るのである。その時の歓びのために、そして数年後のたのしみのために。