FUJIFILM FinePix S2 Pro

どのへんの年代のカメラをオールドデジカメ、あるいはクラシックデジカメと呼ぶのかは特に決まりはないと思うけど、僕はどうも以前からこの手のカメラが好きだ。

2000年代とか2010年代前半のデジカメとかがそれにあたるのかな。数えたことはないけど、僕の自室にはけっこうな数のこの手の年代物のデジカメがあり、たまにメンテナンスがてら散歩に連れ出したりしている。

郷愁感が良いというのもあるけど、実際使っていてもそれほど苦痛じゃないし、なんならそのおだやかな挙動はどこかアナログ的で、現行のカメラにはない心地よさを感じたりもするのである。

最近発売された書籍、クラシック・デジカメ・マニアックス

現在のザ・デジタルデバイスみたいなスマホカメラやハイテクミラーレス機への反動からか、最近こうしたオールドデジカメとかクラシックデジカメと呼ばれるカメラたちが静かに支持を得ている気がする。

今朝もそんな往年のデジカメたちを特集した書籍を二冊ほど見つけて、Amazonで電子書籍版を購入してみた。じっくり目を通すのは週末になると思うんで、ここでは特に感想などを述べるものではないけど、この現象みたいなものはちょっとブログでふれておきたいと思った。

こうやって書籍になるってことは、やはりそれなりに巷で注目されてるってことだろうからね。たしかに、動画機能とか高度なAF性能などを望まなければ、写真機としての実用度は想像以上に悪くなかったりする。いや、あえてローファイな写真描写を求めるならオールドデジカメないしクラシックデジカメは、安いしうってつけのアイテムなのである。

少し前に発売された書籍、オールドデジカメファン

本当のアナログ写真的なニーズでいえばフィルムとフィルムカメラを使うのが最も濃厚な楽しみ方だと思うけど、いまはフィルムコストもなかなかなもので、誰もが気軽に扱えるものでもない。それからすると、オールドデジカメなんかはコスト的にもかなり敷居が低かったりする。

バッテリーや記録メディアを確保できれば、意外と中古カメラ屋さんでも、全然現役で使えるオールドデジカメを見つけられる。しかも、そのデザインや操作感もいまにしてみればけっこう斬新で、そういうモノとしてのおもしろさもある。実に趣味的要素にも満ちているのである。

僕なんかは現行カメラでもクラシックなスタイルのカメラを好むんで、たとえば僕のような嗜好の人間は、現行機よりむしろオールドデジカメのほうが本流というか、予算的にも無理せず遊べる理想的な趣味アイテムだったりする。時代が一周して、ついに嗜好が合致した、みたいなね。

SONY Cyber-shot DSC-T77

FUJIFILM FinePix S2 Pro

LEICA digilux zoom

流行は、時代を経て何度も再来するみたいなことをよく言うけど、そうかもしれないね。いや、オールドデジカメについて言うと、もう修理が難しかったり、バッテリーの維持確保でいうと、いまが楽しむラストチャンスかもしれない。

機械式のフィルムカメラのほうがメンテナンス次第で長く使えることを考えると、オールドデジカメこそ、いまのうちに体験しておくことはカメラや写真趣味の世界において、最上の醍醐味とも言えるんじゃないだろうか。

言い過ぎかなあ。でも、試しに一台、斬新なオールドデジカメないしクラシックデジカメと呼ばれるモノを試してみる価値はあると思うけどなあ。

著:クラシック・デジカメ選考委員会
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