Nikon Dfとオールドニッコールで、モノクロ写真をたのしむ。
Nikon Df, Nikkor-Q•C Auto 200mm f4僕はもともとモノクロ写真が大好きだ。フィルムでは現像ラボの関係でカラーで撮ることが多かったから、その反動としてモノクロ写真はデジカメのほうで欲求を満たしてきたかもしれない。
最初にモノクロ写真へとのめり込んでいったのは、初代RICOH GRを使い始めた頃。GRはほんと、僕にいろんな影響を与えたカメラで、モノクロ写真を量産することはもちろん、かなり絞り込むこと、あと縦位置写真なんかもGRでじぶんのなかのベースを作ったと思っている。
さて、そんな前提はともかくとして、モノクロ写真は機材を撮り比べる時にも比較しやすいというか、描写の素性みたいなものを確かめやすいとも思っていて、初めてのレンズで試し撮りをする時なども、まずはモノクロで撮ってみることが多い。
Nikon Df, Nikkor-Q•C Auto 200mm f4
Nikon Df, Nikkor-Q•C Auto 200mm f4
Nikon Df, Nikkor-Q•C Auto 200mm f4
Nikon Df, Nikkor-Q•C Auto 200mm f4
Nikon Df, Nikkor-Q•C Auto 200mm f4この夏に手に入れたNikkor-Q•C Auto 200mm f4、さらにNikon Lens Series E 75-150mm f3.5もモノクロで撮ってみようということで、Nikon Dfをモノクロモードにして少し撮り歩いてみた。
上の写真たちがNikkor-Q•C Autoで撮ったもの、下の写真たちがNikon Lens Series Eで撮ったものだ。散歩道のなんてことない写真だけど、本人的には大人の実験と科学みたいなもので、いたって楽しいのである笑。
ともに20世紀の製品でフィルムカメラの相棒として活躍した往年のオールドニッコールだけど、Nikon Dfに装着して撮ってみると、現代レンズが忘れてしまった艶みたいなものを感じさせつつ、いや普通にいまでもよく写るなあと思考が時空を超えてく感じがある。
Nikon Df, Nikon Lens Series E 75-150mm f3.5
Nikon Df, Nikon Lens Series E 75-150mm f3.5
Nikon Df, Nikon Lens Series E 75-150mm f3.5
Nikon Df, Nikon Lens Series E 75-150mm f3.5
Nikon Df, Nikon Lens Series E 75-150mm f3.5両レンズともカラー写真に対応した作りのレンズだけど、それはフィルム時代のカラー対応の話なので、デジカメで撮る時はモノクロで撮るのがちょうどいい塩梅なのかもしれない。(カラー写真は前回、前々回のブログに載せているので、ぜひそちらもご覧くだされ)
ちなみに使用感についても少し触れておく。Nikon Fの時代のAuto NikkorであるNikkor-Q•C Auto 200mm f4は大きさも重さもそれなりにズッシリくる。ただ、その重みは歴史の重みでもあり、そのクラシックなフォルムとともに撮影していてもとても感慨深いものがある。
Nikon Df, Nikkor-Q•C Auto 200mm f4
Nikon Df, Nikon Lens Series E 75-150mm f3.5一方、Nikon Lens Series E 75-150mm f3.5は、Nikon EM用に展開された軽量のレンズシリーズで、Ai化された時代なものということもあり実に使いやすい。Auto 200mmと比べると、二倍とはいえズームができることのおもしろさもあらためて感じていて、ちょっとズームレンズに興味が芽生えつつある笑
いずれにしても、オールドニッコールとモノクロ写真を撮ることは、精神的にも気持ちよくて、なんだか気分も癒される。写真の出来栄えだけじゃなく、撮影体験そのものも謳歌するという意味では、僕は静かに推しておきたい。ある種の最高の趣味のひとときの醍醐味だと。
