OM System OM-3, M.Zuiko Digital 45mm f1.8

このブログでも過去に何度か書いてるんだけど、デジカメでも機械式フィルムカメラのようにじぶんで露出を合わせて撮影すると、大人の実験と科学的でもあって楽しいよ、という話である。

大抵の場合、デジカメなら絞り優先モードで撮る人が多いと思う。僕も通常はそうなので。

でも、僕の場合は「デジカメでも、フィルムカメラのように撮るともっと楽しいんじゃないか?」と考えてNikon Dfなんかを手にした人間なんで、けっこうマニュアル露出というのは「楽しい所作」として重要な要素だったりする。

OM System OM-3, M.Zuiko Digital 45mm f1.8

実際、光学ファインダーの一眼レフ機なら、ファインダーをのぞいて撮る瞬間の見え方はフィルムカメラと基本同じだ。ここで、感度を決めて、絞り値をセットし、そこから必要と想定されるシャッタースピードをイメージしてじぶんなりの露出を決める。僕は、ホワイトバランスはフイルムと同様にデイライトにしている。

で、シャッターを切った後、その露出がイメージ通りだったかをすぐ確認したければ、背面モニターをオンにしておけばいいし、帰宅してから撮影画像を見たいなら、撮ってる最中は撮影画像を確認することなく撮り続ける。

「後から写真を確認する」という意味では、現像出しから返ってきたフィルム写真と対面するのと同じだ。そう考えると、ラボに現像出しに行かなくても「現像時間的タイムラグ」があるんで、デジカメでも「あの現像待ち」というワクワク感が味わえる。

OM System OM-3, M.Zuiko Digital 45mm f1.8
OM System OM-3, M.Zuiko Digital 45mm f1.8
OM System OM-3, M.Zuiko Digital 45mm f1.8

実はEVFのミラーレス機でも大抵同じようにフィルムカメラ感覚で撮れる。EVFの設定を「露出を反映しない」などのポジションにセットすれば、EVFから見える光景はガラス素通しの光学ファインダー的に見え、シャッターを切った後に露出が反映された写真と対面する仕様にできる。

こうなると、背面モニターをオフにすれば、それこそ帰宅してPCやスマートフォンにつなくまで写真を見ることはなく、仮想的に現像時間を挟んで、後から写真にご対面するかたちだ。デジカメなのに不便だよねえ笑。でもそれがたのしいのである。

EVFは本来、撮影時に「撮れる写真の確認してしてシャッターが切れる」のが優位性なわけだけど、そこをあえて「撮る前に撮影後イメージを確認できないようにする」わけだから、そんな不便な使い方をしている人がどれほどいるか分からないけど、まあ急ぐこともない趣味のカメラならそっちのほうがたのしいのである。

OM System OM-3, M.Zuiko Digital 45mm f1.8

いや、僕も速写したいコンデジなんかでは、絞り優先モードどころか、ぜんぶオートでおまかせのプログラムモードで撮ることも多いんだけど、カメラとじっくり対峙して撮影時間を楽しみたい時はマニュアル露出がなんとも言えずグッとくるのである。(僕だけだろうか笑)

あ、僕はこれ、楽しむことが主眼のマニュアル撮影だから、露出はぜんぶ勘である。いわゆる体感露出。フィルムカメラでも僕はそうなんだけど、内蔵露出計などは使わず経験値で露出の値をそれぞれセットしている。

OM System OM-3, M.Zuiko Digital 45mm f1.8

これがいいのは、まず面倒くさくないのと笑、適正露出になり過ぎないのがいい。時にオーバー露出になったりアンダー露出な写真が撮れるわけだけど、そのゆらぎがいい。保険で露出を少しずつ変えたカットを何枚か押さえておく感じも、またフィルム的でいい。

まあ、あまり積極的におすすめする所作ではないかもだけど、いちおう備忘録ということで。(未体験の人は、なかなか新鮮だと思うよ)

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