光とフィルムは相性がいい。アナログ写真の醍醐味だね。
Konica C35, Kodak Gold 200専門的な知識はないんであくまでアマチュア写真愛好家の好みや感覚の話だけど、フィルムはね、やっぱり心に深く沁み入る描写を見せてくれるよね。光のすくいとり方が無理をしていないというか、この世がアナログであることをあらためて強く感じさせてくれる。
もちろん、デジタルカメラの技術の進歩も物凄いと思う。実際、僕もいまではデジカメを連れ出すことが大半で、そんな日々に気分を満たしてもらっているからね。
でも、フィルムがこれだけ高額になってきて、しかもラボの数もなにかと減少しているなかで、それでもフィルムがこの世から無くならず、あいかわらず多くの人がフィルムで写真を撮っている現状を考えると、代わりのきかないアイテムなんだなと思う。
Nikon F6, Ai AF 80-200/2.8D New, Kodak Gold200
Konica C35, Kodak Gold200
Nikon F6, Ai AF 80-200/2.8D New, Kodak Gold200フィルムカメラも、なんともいえずいいよね、あのカタチ、質感、挙動、サウンド。裏蓋を開けてフィルムをカチャカチャと装填している時の五感に作用する感じがとても愛おしく思えるし、カメラとしぶんの共同作業で写真をこしらえる感覚が色濃い。
現代のカメラからすると、それは利便性という意味では間違いなく劣るんだけど、手に入れたい感動がデジタルとは異なるからね。めざす物が違えば、そのプロセスも当然異なってあたりまえだから、比較するものでもない。そういう手間は、ある種の愛情を注ぐ行為でもある。
そういえば先日、Xに流れてきたポストのなかに「世界的にKodakのフィルム需要が奮闘している」といったようなニュアンスの記事を見かけた。世界がある種の混沌とした時代にあって、国を問わず世界の人々の感受性がナチュラルなものに回帰する方向にあるのかなと感じたり。
Nikon F6, Ai AF 80-200/2.8D New, Kodak Gold200
Konica C35, Kodak Gold200
Nikon U2, Ai AF 50/1.8D, Kodak Gold200この世に無垢な光が差し込むようなピースな光景を、みんなが無意識に求めてるんじゃないかなと思ったり。インスタグラムなんかを見ていても、自然と目と手が止まるのはフィルムで撮られた写真だったりする。
この場合のアナログ写真は、たしかに世の中がハイテク化し過ぎる前の時代への郷愁もあるかもしれないけど、それは単に過去を振り返る行為というよりは、希望を見出す新しい光のようにも思える。
Kodak Gold200, Ektar100 120なにか目の前に閉塞感を感じたら、そういう時こそ「光」を求めてフィルムで写真を撮ってみるといいかもしれないね。なにか忘れていたもの、見過ごしていたものなんかに気づく、小さいけど実は大きな心のチューニングのきっかけになるかもしれない。
お盆が明けて、そんなことをふと考えている。
