モノクロ写真は楽しいね。理由は定かじゃない。
RICOH GR IV Monochrome僕が積極的にというか、意識してモノクロで撮り始めたのは初代RICOH GRを使い始めてからだろう。APS-Cの1号機だね。それにはGRの素晴らしさもあったと思う。
それまでもNikon Coolpix P340というコンデジでモノクロにハマりつつあったんだけど、加速したのはその後に買い換えたGRから。
GRレンズの精巧さと、起動の速さ。そして、APS-Cのゆとりある濃厚な描写などが相まって、なんかモノクロである種ラフに日常を撮る世界とマッチしたんだよね。
RICOH GR IV Monochromeモノクロで撮る写真は、アマチュアの僕なんかにはとても写真的に思えてね。どんな平凡な日常でも、モノクロで写すとそこに「裏日常」みたいな、肉眼で見る景色とは別の世界が存在するかのような感じもいい。
あと、これは言葉にするのはむずかしいけど、モノクロのほうが色を感じさせる効用があるというかね。たぶん、脳が色を補足するのか、イマジネーション的に写真に色づけをする。想像の世界の色づけだから、かなり微妙な色をそこに思い描いていて、それがまた写真をちょっと不思議な存在に見せるんじゃないかな。
色の重なりというより、光と影の交錯を意識しながら取るのがモノクロ写真の特性だけど、陰影がはっきりしている所よりも、パッと見は陰影差があまり感じられない場所でシャッターを切った時の「お、意外と明暗あるんだな」という新鮮さも好きだな。
RICOH GR IV Monochromeまあ、なんというか、見えない世界が見えるというのが、僕の中のモノクロに対する魅力なんだと思う。そういう意味では、目の前に見える光景をそのまま忠実にコピーしたいというより、むしろ目の前の光景とは違った写真の世界が見たいのだ。
そんなことを考えると、目の前に見える世界と、写真に写した時の世界の、果たしてどちらの世界が本当の世界なのか、と考えたりもする。
いや、いつもこのことを考えると、思考がミステリアスワールドに入ってしまい彷徨うので、きょうはこのあたりにしておこう。
















































