いまだにFUJIFILM X-E3は、小さく軽く秀逸である。
FUJIFILM X-E3, XF 18mm f2 R僕が最近使っているX-Eシリーズは最新型のX-E5だけど、今朝はもう少し軽やかに撮り歩きたくて、久しぶりに二世代前のX-E3を持ち出した。毎度のことだけど、その小型軽量のちょうど良さに「やっぱり手放せない一台だよな」と思う。
レンズがこれまた小型軽量なXF 18mm f2 Rだったことも大きい。このレンズも長い付き合いで、Xシステムのフジノンレンズとしては初期の年代ものだけど「寄れる広角レンズ」ということで重宝している。
現行のX-E5は、フラッグシップ機並みの性能をギュッとコンパクトに収めた良いカメラなんだけど、手軽なスナップ機という点でいえば、このX-E3が圧倒的に軽量コンパクトで扱いやすい。
FUJIFILM X-E3, Nokton 50mm f1.2コンパクトながらグリップも設けられてるから、背面のサムグリップと合わせて雑に持ちやすい。レンズを少し大きめのNokton 50mm f1.2にチェンジしても、意外とフロントヘビーに感じることなく振り回せる。作りも実用的で秀逸なのだ。
写真を見てもらうと分かるかもしれないけど、全体的なデザインも丸味を帯びたラウンドシェイプといった感じ。歴代のX-Eシリーズはどれも四角い箱的なデザインのなか、このX-E3だけは人間工学的なフォルムをしているのも個人的には惹かれるポイントだ。
年代的に背面モニターが固定であるとか、手ぶれ補正は未搭載だとか、フィルムシミュレーションに最新のクラシックネガなどが無いという点などはあるけど、それ以外の基本性能としては写真機として不満を感じることはないだろう。むしろ、それによってこの魅力的な軽量コンパクトさを得ることができている。
FUJIFILM X-E3, Nokton 50mm f1.2僕はスナップ機としてのX-Eシリーズの立ち位置が好きで、初代X-E1から現行X-E5まですべて使ってきている。どの世代も気に入っているけど、なかでもこのX-E3と後継機のX-E4はサイズがひとまわり小さく設計されていて、X-Eシリーズの集大成的出来栄えの名機だと思っている。
現行のX-E5がちょっと大型化されたことで、小型軽量だったX-E3やX-E4をいまだに好んで愛用している人も少なくないんじゃないかな。価格次第ではあるけど、これからX-E3やX-E4を手に入れるのも全然アリだと思う。
レンズ固定のコンデジも手軽で扱いやすいけど、やはりファインダーがあってレンズ交換ができるコンパクト機は、いろんな使い方の幅も広がってたのしい。昨今の新製品カメラの値段がぐんぐん上がっていることを考えても、X-E3なんかはなかなか狙い目の一台ではないだろうか。
