RICOH GR IV Monochrome

かつて玄人好みのサブカメラだったRICOH GRシリーズは、いまではコンデジ人気もともなってすっかりメジャーなメインカメラをも担う存在になった。カメラを日常的に持ち歩く素晴らしさという点ではとても喜ばしいことなんだけど、一方でその人気ゆえか在庫の確保が追いつかず、なかなか入手困難なアイテムになっている。

抽選での購入権チャレンジは公平な仕組みではあるんだろうけど、一度や二度ハズレるくらいならまあやり過ごせるのだけど、これが何度も続くとなかなか心折れる。これもよく分かる。

僕もGRIII HDFとかGR IVで何度か抽選ハズレたんで、もう現行のGRには縁がないんだろうなあと諦めていたんだけど、たまたまカメラ屋さんでGR IV Monochromeの一台きりの入荷に遭遇し、運良く手にすることができた。そして使ってみると、やっぱりいいカメラだなと納得し、日々のスナップに新たな歓びを得ることができている。

RICOH GR Limited Edition

そういう感覚を得ると、やっぱりGRは、もっとたくさんの人の手に渡るといいなと思う。部品調達のむずかしさとかいろいろ事情はあるんだろうけど、ほら、趣味のアイテムって「欲しいと思った時に、衝動的に手に入れる」というプロセスがけっこう大事なんだよね。マインドを満たすアイテムだからね。

深い事情を知らずに言うのもアレなんだけど、リコーイメージングさんにはとにかく製品供給の体制を整えるのに頑張って欲しいなあ。決して過剰にというレベルじゃなくて、普通に手に入る状態にしてほしい。ただそれだけなんだけどね。長らくGRを愛用しているファンとして、せっかく多くの人にその良さを体感してもらうチャンスでもあると思うからね。

かつての価格からかなり値段が上がってしまうのは、これは時代の流れ的に致し方ないだろう。為替をはじめ、世界状況はめまぐるしく激変してるからね。値上げはしょうがないから、その分だけじゃないけど「手に入るようにして」というのが、GRを求める人たちの多くの声なんじゃないかな。

PENTAX K-1 Mark II, smc FA 31mm f1.8 Limited

リコーイメージングは、PENTAXブランドのほうも現行ラインナップの展開が停滞してるから、そこも思わず「頑張って」と感じる一面だ。世の中がミラーレスへとシフトしている一方で、レフ機のあの濃厚な撮影体験をのぞむフォトグラファーたちも確実に存在しているからね。PENTAX機のメンテナンス体制がしっかり満たされるという意味でも、PENTAXブランドには元気でいてほしいのである。

まあ、この話に結論はないのだけど、想像ばかりでいろいろ心配を重ねるのもなかなかアレなので、なんか目先が晴々とするようないい打開策とか、その発表でもあればいいんだけど、いまはだだ「がんばれ、リコー・ペンタックス。」と思うしかないのだよなあ。

そろそろ、なにか朗報でもないかな、とか思う、勝手なるファンの世界の片隅からの独り言である。