PENTAX K-30

コンパクトな一眼レフ機はまだまだいいぞ、と思った夏の日。PENTAX K-30 in Summer.

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PENTAX K-30, smc PENTAX-M 50/2

世はミラーレス時代に本格突入して、最近は各社ともフルサイズ機だけじゃなくてAPS-Cモデルもどんどん投入されてるんで、これからカメラを手に入れようという人は、まあミラーレス機を購入したほうが無難ではあると思うんだけど。

ただ、夏のアウトドアで酷使することを考えると、ある意味乱暴に扱っても気分的にも平気な「安くて、丈夫で、軽量コンパクト」な一眼レフ機を一台持っておくのもいいかもしれない。

PENTAX K-30, smc PENTAX-M 50/2

そんなふうに思ったのが、このPENTAX K-30と長めのウォーキングに出かけてみて、まさしく「ラフに振り回せた」から。

一眼レフというとかなり大ぶりなカメラをイメージすると思うけど、このK-30なんかは驚くほど軽量コンパクト。僕の愛機で同じくAPS-Cフラッグシップ機であるK-3 Mark IIIと比べても、ひと回り小さいんじゃないかという感覚。その軽量コンパクトなボディにMF単焦点レンズをつければ、それこそ片手で振り回せる。

PENTAX K-30, smc PENTAX-M 50/2

真夏のアウトドアでニ、三時間も連れ出せば、それこそ灼熱の太陽による高温化とか、汗がしたたり落ちる心配、不意に何かにぶつけそうな局面なんかもあるかと思うんだけど、最新のミラーレス機ならどうしても丁寧に扱うことに意識がいくけど、壊れても平気と思える古い一眼レフ機なら、カメラの扱いは忘れてアウトドアライフに集中できる。

写真を撮ることを目的にアウトドアに出かけるなら、それこそカメラが主役だから最新ミラーレス機の扱いに集中しながら過ごせば問題ないんだろうけど、写真を撮ることよりもキャンプすることや海で泳ぐことなんかが主役のレジャーなら、カメラのことばかりにそれほど注意も向けられない。そういう時の脇役的一台に、一昔前の一眼レフ機はまさに大活躍してくれるのである。

PENTAX K-30, smc PENTAX-M 50/2

そういう意味では、防塵防滴は必須だ。それこそ雨に降られようが、埃まみれになるようなシチュエーションでも、カメラのことを心配することはない。PENTAXの一眼レフがいいのは、ビギナーやライト層向けの機種にもしっかり防塵防滴を施しているところだ。

あと、僕みたいにどうせならレンズもオールドレンズを楽しみたいという人にも、PENTAX機ならピントが合えばピピッという音で教えてくれるし、伝家の宝刀のグリーンボタンを押せばマニュアルモードで絞り値に合わせて適正シャッタースピードも出してくれる。フィルム時代から変わらないKマウントを採用するPENTAX機ならではの心遣いだ。

PENTAX K-30, smc PENTAX-M 50/2

K-30を手に入れてみて、あらためて頑丈な軽量コンパクトなレフ機が一台あるといいな、と思ったのである。

僕の場合は、同じような古い軽量コンパクト機としてNikon D3000もあるんだけど、こちらも非公式的にはMF時代のニッコールが装着できるんだけどピント合わせが得意じゃなかったりしたんで、そういう意味ではK-30はより活躍してくれる一台になるかもしれない。

PENTAX K-30, smc PENTAX-M 50/2

いま、新品でカメラを買うとなかなかいいお値段がするんで、乱暴に扱って壊れるとショックだし、かといってカメラに気を使いすぎるとレジャーに没頭できなかったりもする。まさに、そんな時の一台に、ガシガシと振り回せるビーチザンダルのような一台を。

使ってみると、案外クセになる使い良さだと思うよ。

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