Nikon D300

散歩カメラへ連れ出して、メンテナンスしよう。

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Nikon D300, Ai AF 50/1.4D

散歩カメラへ連れ出して、メンテナンスしよう。

長かった9連休の正月休みも今日が最終日。いやあ、仕事を引退したらこんな毎日になるのかなというくらいのんびり過ごして、ちょっと明日から仕事復活する自信がない朝なわけだけど笑。でも何が良かったってなにげに毎日カメラと過ごせたこと。僕はふだんは仕事鞄にも何かしらのカメラを入れて生活してるけど、平日はなんだかんだ忙しくて一枚も撮れない日も珍しくない。そういう意味でいえば、仕事を引退したらコスト面はともかく、これだけ四六時中カメラと過ごせるんだなという気づきはなんかあった。

そんな休みの最終日に、さて、どのカメラを連れ出そうかなと考えたんだけど、手にとったのはNikon D300とDレンズ Ai AF 50/1.4Dだった。僕の普段の散歩カメラはデジカメが多くて、この連休中もNikon DfやLeica M-Pとはたっぷり過ごすことができた。あとは…と考えた時に、しばらく使っていなかったデジカメをメンテナンスがてら連れ出してやろうと。あいにくFUJIFILM X-E2は電池が切れていたので、このD300を連れ出してあげることにした。

カメラをいくつか手に入れて使ってみて思うのは、最上のメンテナンスはなんといってもちょいちょい使ってあげること。陽射しや風にあてて湿気や埃を吹き飛ばしてあげることもそうだし、シャッターを切って各部の動きを確かめながら動作を滑らかにしてあげることもそう。人が住んでいない家が急速にさびれてしまうのと同じように、使われないカメラも急速に古びていく。だから、たまにこうして外へ連れ出して、実際に道具として使ってあげることが何よりカメラを長生きさせる秘訣なんだよね。

幸い僕には愛犬がいて、雨の日も風の日も雪の日だって、必ず朝晩は散歩へ出かける。その時に何かしらのカメラを持って出かけるから、日々何かしらのカメラはメンテナンスがてら使用できている。さすがに愛犬のリードを持ちながら二眼レフだけは難しいんだけど笑、あとのカメラは大抵、愛犬との散歩で日常メンテナンスしている。愛犬のいる暮らしにはほんと感謝してる。

このD300は登場からもう10年以上経つ製品だから、デジカメにしてはかなり古いモノになるけど、いやいや全然現役なんだよね。高感度に弱いくらいで、日中こうして撮る分にはいまだにとても満足度の高いカメラ。Nikonがいちばん輝いていた時代のカメラともいえるから、造りの濃さが違う、そんな印象。カメラを増やしてから手放そうと考えたこともあったけど、まあどうせ大した金額にはならないから、僕の中で使い倒してあげようと、ちょいちょい使って日々メンテしてる。

Nikon D300, Ai AF 50/1.4D

実際、優秀なAPS-C望遠デジイチとして息子の運動会なんかでは今も現役で活躍してるしね。去年もD300とフィルム機F6の二台体制で息子の運動会へ繰り出した。父としてもデジタルとフィルムを堪能できる息子の行事は楽しみでならない。今日は連れ出せなかったけど、FUJIFILM X-E2もオールドレンズを楽しむミラーレス機として重宝してる。僕はフィルムカメラが好きだけど、フィルムカメラライクに撮るということでいえば、すっかりデジカメも日々の相棒になった。やっぱりフィルム代や現像代がかからず、撮ったらすぐ写真が見られるというのは便利であることは間違いないからね。

フィルムカメラのほうもずいぶん増え過ぎちゃったわけだけど、まあこれもボディを持ち替えて気分転換できるということでいえば、やっぱりカメラを数多く持つのは楽しい。こまめに空シャッターを切ってあげることで日常メンテしながら、たまにフィルムを通してあげて、内部機構を動かしてやる。そうやって適度に動かしてやれば、機械式カメラに関してはどうだろう、あと100年くらいいけるんじゃないだろうか笑。いや、実際ほんとうにそんな気がするんだよね。フィルムカメラはもうほんと、あとはフィルムが生産・販売し続けられれば、どこまでも楽しめる。フィルムカメラとデジカメ、僕らは今、両方を楽しめるとても幸福な時代を生きている。ぞんぶんに楽しみたいよね、カメラのある毎日をね。

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