フィルムカメラ

撮った写真がその場で見れないんだよ。素晴らしいだろ、フィルムカメラ。

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Kodak GOLD200

撮った写真がその場で見れないんだよ。素晴らしいだろ。

閉店間際のキタムラに週末撮ったKodak GOLD200の試し撮り、現像に出してきた。顔なじみのお姉さんから「仕上がりは明日になるんでちょっと割高になります」と言われ、あっそっかと顔を見合わせる。名前はすっかり覚えてもらってるんで、電話番号だけ告げて伝票に書いてもらう。

最近はフィルムの撮影ペースものんびりしたもんで、毎週末に1〜2本のペース。このゆっくりなペースがフィルムらしくてちょうどいい。なんてったって、そもそも撮ってから数日、現像があがるまでどんな風に撮れてるかも分からないフィルムなんだから、焦ることはない。このゆっくりとした時間を買っているようなもんだからね。

あらゆるものがファストな時代に、この「フィルム時間」は貴重だよ。お金と手間暇かけてでもフィルムで撮る価値は、そんなところにもあるのかもしれない。そういえば、ブログをリライトするのに過去記事を見てたりするんだけど、僕がフィルムを始めてまだ2年半くらいなんだよね。もっと数年経ってる気がしたけど、そんなもん。フィルムというのは何やら時間に魔法がかかるようなとこある。

現像出しの前後に、持っていたデジタルLeica M-Pでも数枚、夜スナップを。WiFiは無いから帰宅するまで正確に写真を確認するのはお預けだけど、それでもフィルム現像のスピードに比べたらずいぶんファストだ。フィルムで撮っては、その隙間を埋めるようにデジタルで撮る。僕にはこのペースが上手くフィットしてる。写真を撮ることは、生きるペースをチューニングすることでもあるんだよね。

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