Olympus PEN-F

写真は好きだけど、人の命はもっと大事だから、今は街中でのスナップは封印している。

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Olympus PEN-F, Color-Skopar 35/2.5 C-type

街撮りスナップは僕にとって癒しの時間でもあり、平日の仕事帰りなんかにゆっくり街中を歩いてはスナップ写真を撮って帰るのが日常だったりするんだけど、ここ数日間はそんな街撮りスナップをしていない。

そう、やっぱり心の中で街中にはできるだけ長居はしたくないというじぶんがいる。新型コロナウイルスの脅威は日増しに強くなり、できるだけリモートワークを心がけているが、それでも週に何日かは職場のある街中へと移動しなくてはいけない。同じような境遇の人が多いのか、それとも新型コロナウイルスの猛威を甘く見てる人が多いのか、まだまだ街中は驚くほど多くの人が出歩いている。そんな街中で、できるだけ立ち止まりたくないんだ、心理的にね。

じぶんのためでもあるけど、それは家族のためでもあり、見ず知らずだけど周囲の人のためでもある。1分でも1秒でも、できるだけ人混みとの接触は減らしたい。今はとにかく、じぶんにできることとして、そう思う。本当はそもそも街中へ移動しないことが最善なんだろうけど、この国は今のところ、そこまでの判断には至っていない。それが後に大きな誤りにならないことを、今はただ祈るばかりだ。

僕にとってカメラは街中スナップだけの道具ではない。週末はこれまでも、ほぼ人のいない散歩道で、何気ない草花や空、道端の季節の移り変わりをファインダーを虫眼鏡のようにして撮ってきた。幸い郊外に住んでいるんで、街中でなくともカメラと戯れることはできる。しばらくは、そうやって人混みとは異なる場所でカメラと向き合って過ごしたいと考えている。

もちろん、カメラは部屋の中でも楽しめる。家族を撮ったり、愛犬を撮ったり、空シャッターを楽しんだり、カメラのフォルムを確かめながらメンテナンスしたり。もしかしたら、カメラとの過ごし方が少し変わるかもしれないね。正直、いろんな不安が先行する今の時期だけど、何かカメラと共にポジティブな気持ちになれないかとじぶんなりに模索をしている。

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