フィルムカメラ

カメラをローテーションするには、24枚撮りフィルムがいい。

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今朝は久しぶりにあいにくの雨。といっても梅雨真っ只中だから、ここのところの晴天続きのほうがおかしいわけで、たまには雨の音で目覚めるのも悪くない。さて、待ちに待った週末、カメラを持って散歩カメラに行きたいけどカメラはどれにしようかと。素人の僕にしてみれば雨の日にカメラを持ち出すのは湿気による故障がどこか気になって極力外に持ち出したくないという思いがある。そうしてチョイスしたのがNikon FEブラック。このカメラは2台目のFEで、家の近くの中古カメラ店で数千円で売られていたもの。もう一台のFEシルバーと比べると外観はやれてるけど、露出計の反応とか全体的にはむしろ動きがいい。二台のFEを考えると、FEシルバーはとても美しい外観で前オーナーはきっと大切に保管していたんだろうけど、たぶんあまり使い倒してこなかったんじゃないかな。一方、FEブラックのほうは日々外でガンガン使っていたから外観はやれているけど、カメラとしての調子としてはすごくいい。カメラという道具はやっぱり使ってなんぼで、日々適度に使用することが最上のメンテナンスなんだろうね。

なので、僕は複数台所有するカメラをなるべく週末ごとに持ち替えて、どのカメラもまんべんなく使うようにしている。こうした雨の日とか最悪壊れたって致し方ないくらいの気持ちでラフに持ち出すカメラとしてFEブラックを選んだり、晴れた日のウォーキングにはFEシルバー。あと、ゆっくり構えて撮れる時はフルメカニカルシャッターのNikon F2で撮り、古民家カフェとか静かに撮りたい時はLeica M3を持ち出すなど、シチュエーションによって週末のシーン毎にカメラをローテーションして使うようにしている。そうやって小まめにカメラチェンジすることを考えると、フィルムは24枚撮りが適度な枚数でいい。今朝もFEブラックで24枚を撮り終えたから、午後や明日の日曜日にはまた違うカメラを持ち出せる。そうやって考えると、24枚撮りというのは少なくもなく多くもなく、ほどよい枚数が撮れて、僕みたいにいくつかのカメラをほどよく使いまわしたい人間にはとてもいい撮影枚数なんだよね。

僕がフィルムを購入するカメラのキタムラにはお得なFUJI業務用100フィルムは24枚撮りしか取り扱いがないから、偶然使い始めた枚数だけど、今となってはコストだけじゃなくて撮影枚数も気に入っている。誰かがTwitterで言っていたけど、これだけ世の中がデジタルへと移行しているなかで、いまだにフィルムを販売してくれているフィルムメーカーには感謝しかないし、このたくさん撮るには財布に優しい業務用100を販売し続けてくれている富士フイルムさんにはほんとありがとうという気持ち。午前中に撮り終えたフイルムを取り出して、Nikon FEの空シャッターを数枚楽しみ、午後と明日のカメラは何にしようかと考える至福の土曜日の朝である。

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