朝の愛犬との散歩にNikon DfとAuto Nikkorを持って撮り歩いた後、午前中のうちにとRunへ出かけ、少しスッキリしたものの、平日の疲れがたまってることもあって、ちょっとひと休みしてる。その間に、カメラたちもひと休みさせようと、窓辺で僕と一緒にカメラたちも日光浴してる。ゆっくりとした土曜日だ。
まあ日光浴させるといっても、シャッター好きの僕としては、空シャッター聴き比べをしたり、フィルム巻き上げの感触を確認したりと、カメラを触ってる時間も長いんだけど、しばらく出動させていないカメラやレンズは、たまにこうして触ったり太陽光線を浴びさせることがメンテナンス的にも大事だ(と僕は思っている)。
Nikon F2のシャッター音はあいかわらず乾いた高音の金属的響きがカッコいい。硬派仕事人という感じかな。かたやCanon F-1のほうは穏やかというか品のあるシャッター音を奏でる。同じプロ機でも振り幅はけっこう違っていて、そのイメージは現代のNikon機とCanon機にも受け継がれてる印象があるよね。愚直なNikonと、お洒落なCanon、それは言い過ぎか笑。
一度は断捨離したんだけど、まあそれなりにリバウンドしていてけっこうな機材数になっているんで、なかなかすべてのカメラたちを満遍なく使うのはむずかしい。だから、こうして部屋で空シャッターを切ったり天日干ししたり、なるべく触ったり空気の中を動かしてやることは意識してる。そうしてる時間が楽しくもあるからね。
あ、そういえば、予告されていた富士フイルムの黒白フィルム Neopan ACROS100 IIがいよいよ正式販売されるみたいだね。
【報道発表】世界最高水準の粒状性と立体的な階調再現で超高画質を実現した黒白フィルム「ネオパン100 ACROSⅡ」を11/22に国内で発売します。https://t.co/2kwmGsIsAY 35mmサイズ、ブローニーサイズの2種類を展開。風景写真、ポートレートから、天体・夜景写真など幅広い分野の撮影ニーズに応えます。 pic.twitter.com/eJ9SvqjgrT
— 富士フイルム (@FujifilmJP_PR) November 13, 2019
秋に再販されると言われたまま、なかなか正式発表がなかったから、ちょっとヤキモキしていた人も多いと思うんだけど、やるねえ、約束は守る男、FUJIFILM。値段は以前よりは高くなるだろうけど、フィルムが存続することが大事だし、ACROSに至っては「復活」だから、これはやはりうれしい。販売されたら、もちろん買ってみるよ。まあ、僕はフィルムはカラー派だから多くは買えないけど、富士フイルムの心意気には応えたいつもり。少しでも長くフィルムとフィルムカメラと過ごしたいからね、人生を。