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写真は、読むのも楽しい。BRUTUS「決闘写真論」

写真は2019年8月1日号 BRUTUS表紙

写真は、読むのも楽しい。BRUTUS「決闘写真論」

そういえば、買ったまま読まずにいる本が少なくない。Kindleで思い立った時に気軽に購入できるのはいいことなんだけど、ついつい買ったことを忘れてたり、なんとなく日々の忙しさにかまけて、読まずに本が貯まっていくのはなんとかしなければいけないのだけど。

で、ふとKindleを開いて気がついたのがこの本、BRUTUSの「決闘写真論」特集号である。ここのところの写真ブームやフィルムカメラブームで、各社からいろんなカメラ本や写真本が出ていて、僕もけっこう買って読んでるんだけど、どの本もビジュアル重視な中で、BRUTUSは文章重視。しかも、なにやら意味深なタイトルがついている。文章好きな僕としては、カメラのことと文章のことのまさに一石二鳥で楽しめそうな本なのである。

特徴的な写真を撮る人たちは、たしかにその写真を撮る手法というか流儀みたいなものをあまり語らない。だったら、それを二人で議論を戦わせて?炙り出そうという趣旨のようなんだけど(解釈が間違ってたらごめん)、いやあ、のっけから僕は引き込まれた。スティーブン・ショアと奥山由之氏の対談なんだけど、スナップ撮影でまさに僕が素朴に知りたい極意みたいなものが、対談というライトな言葉の中にさらりと盛り込まれていたように思う。

でも感想は語らない。本はその人の感じ方でなにいろにも変わるんで、僕ごときの感覚で安易に感想を語ってしまうと、本にも、登場する写真家の人たちにも失礼だ。それにまだ読み始めなので、こういう本は何度も何度も読み直して、ようやくじぶんの言葉で意見とか感想が滲み出るものだろうから、なんとなく気になってきた人はぜひじぶんで買ってみて読んでほしい。安いし、電子書籍版なら今すぐ手に入るからね。

以前ブログにも書いたんだけど、僕はカメラや写真関連の書籍を読むのもほんと楽しい。写真というのはよく言葉はいらない、と言われることもあってなかなか言語化されるのが難しいし、多くもないんだけと、そんな中で書かれた本はやっぱりエネルギーがあるというか、ぐいぐい引き込まれるように文字を追ってしまう。その度に思う。写真というのは見るのも楽しいけど、読むのも楽しいんだよなと。

暑くて撮影どころじゃない今年の夏休みは、写真を撮るのではなくて、写真を見る、そして写真を読む、そんな時間にしてみようかななどと考えている。

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