Nikon Df

再びデジタルにハマらせてくれたNikon Dfは偉大。

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Nikon Df, AF-S 50/1.8G Special Edition

再びデジタルにハマらせてくれたNikon Dfは偉大。

一度はデジイチをやめてRICOH GRだけで過ごしていた僕を、再びカメラに夢中にさせたのはフィルムカメラだけど、もう一度デジイチのある人生へと僕を変えたのは、このNikon Dfだ。Dfはフィルムカメラとデジカメを共に楽しむという「自由」さを僕に与えてくれた。以来、僕の手元には多くのデジカメたちが還ってきた。

こんなことってあるんだなぁと。そもそも始めにデジタル一眼レフを使っていた頃は、なんとなくDfの存在は認識はしていたけど、欲しいカメラではまったくなかった。どちらかといえば古風で懐古主義的な嗜好品にしか見えていなくて、誤解を恐れずにいえばまったく眼中になかったと思う。それが手に入れたくてたまらないモノに変わったのは、やはりNikon F2とオールドニッコールとの出会いだろうな。

ハイテクなカメラに「撮ってもらう」んじゃなくて、僕が操作して僕が撮る。カメラを操作して楽しむことが、僕のカメラ選びのポリシーみたいになった。その後は、どちらかというとハイテクではないデジカメばかりが僕の手元に集まることになり、それと反比例するように僕は生き返り、ますますデジカメにハマっていくことになる。そう考えると、Nikonが恐らく社内のマーケッターの意見を押さえつけて世に送り出したDfは、現代において奇跡に近い偉大なカメラではないかと思う。

性能とか利便性とかそういう解釈でいえば、むしろ現代では平凡な部類のカメラかもしれない。けれど、僕にとってはこのカメラが今のすべての芯であり核みたいなものであることは間違いない。ライカもオリンパスも心打たれる今だけど、その今はこのDfがあってこその今で、手元にあるカメラの中でも少し特別な立ち位置にいるのかもしれない。世は完全に一眼レフからミラーレスへと舵を切ったこれからの時代にあって、Dfはますます最先端とは逆行する異端なカメラになっていくのだろうけど、こういうカメラがまだ現行品としてラインナップの片隅にあることは、何かとても誇らしく思う。カメラはまだまだ大事なものを忘れていないような気がしてさ。

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