フィルムカメラ

僕らが肉眼で見ている世界の色は本当なんだろうか。

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僕の撮る写真にカラーが帰ってきた。ふだんGRで撮る時はモノクロばかりだったんだけど、最近になってRAWで撮るようになり、たまにカメラ内現像でカラーに変換することが増えたし、何よりフィルムカメラで撮ることが増えたおかけだ。

そうして思うのは、僕の肉眼で見た世界の色が正しいのか、それとも写真になった世界の色がが正しいのかということ。厳密に言えば肉眼で見る生々しい色と、僕の撮った写真の色は微妙に異なる。まずモノクロ写真は明らかに現実の世界の色味とは違うし、フィルムカメラで撮った写真もどこかフィルム色で生々しい色合いとは違う。そう、物理的に違うというのはじぶんでも認識してるんだけど、じゃあ加工しているのかというというとそうではなくて、むしろ僕が見た時の光景の色に近づいているというか、実は写真になって現れる色こそが本当の世界を構成している色なんじゃないかと思い始めている。むしろ、僕らが肉眼で見ている色こそが何か加工がなされてあんな風に見えているだけなんじゃないかと。んー、ちょっと難しく聞こえてしまうかもしれないけど、写真の中の色こそがこの世の本当の色なんじゃないかという考察です。で、そうなら素敵だなと。それくらい僕はカメラの中から紡ぎ出される世界の色が好きだ。そして、ひょっとしたらこの世の色はとんでもなくアートな色で、僕らはとんでもなく美しい世界に生きてるんじゃないかと。摩訶不思議だけど、だったらいいな。

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