写真とは

三脚と冬の夜空に会いに行こうと思ったけど。

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夏頃に買ったSLIKの三脚。実はずっと使わずにいて、そろそろ冬の夜空を撮りたいなとふと思い、昼間に引っ張り出してきてアレやコレやとセッティング。いや、違うな。セッティングなんていうほどセットするものはなく、ほんとカメラをのせて脚をのばすだけなんだけどね。あ、レリーズも買っておいたんで、これはセッティングが必要。差し込み口とか確認しておいた。ふむふむ、なんか面倒そうで使わずにいたけど、なんかこれ全然簡単に持ち出せるぞと。なんだか、よくInstagramとかで見かける降るような天の川とか撮れるんじゃないかとか少々ワクワクしながら夜を待つことにした。

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あのね、結論からいうと星空はむずかしいです。そんなね、簡単にあんな写真集のやうな降るような星空は撮れないから笑。まずピントはどうやって合わせればいいんだって。AFなんて効かないからマニュアルにしてみたけど、小さなファインダーの中じゃピントがあってるのかどうかもよくわからないし。あとモードもいつもの絞り優先じゃダメだろうと思ってプログラムモードにしてみたけど、うーん。それじゃISO感度あげてみるかとかいろいろやってみたけど、あのさ、冬の夜の公園って寒いんだよね。まだ電灯が点いてるから公園の中でも奥の方まで三脚抱えていくんだけど、水辺だし寒いんだよね、これほんと。で、だんだんワクワクがヒエヒエの心になってきて、とにかくこのままじゃ帰れないし、レリーズのシャッターを押す。とにかく押す。撮れてるのかどうかもよくわからないけど、押す。

薄暗がりの公園でなにやらおじさんがブツブツ言いながら居たら、いくらカメラと三脚を前にしていてもそりゃ怪しいよねえ。ニ、三人ほど夜の散歩の人たちが通り過ぎてゆく。まるで僕を見なかったことにしようみたいな素振りで笑。まあ、それでもめげずに試行錯誤しながら撮り続けようとしていたら雲が出てきた。うっすい雲だから大丈夫かななどと思ったけど、これが雲は大敵なんだな、たとえうっすらでも。というわけで退散。夜の住宅街を三脚を抱えたおじさんが寒さに耐えながらトボトボ歩いているのであった。あ、レンズはね、明るいf1.8の単焦点を持ち出してた。で、家に帰って写真を確認してみると、かろうじてこんな写真が撮れてはいた。少し救われる。

まあ、でもアレだ。僕がカメラにハマっているのはたぶん、何事もすぐには上手くいかない、そのいい歳してゼロから修行する感じが新鮮なんだと思う。だから、最初からあんな写真集みたいな天の川は撮れないし、すぐにはどうやったら撮れるようになるのか解決方法もよくわからない。ここから、本読んだり、何度も何百枚も失敗して、ようやくコツらしきものをつかんでいくんだよな、きっと。この冬が終わるまでに降るような星空撮れるようになるかな。いや、なろう。素人は失うものないんだから。というわけでまったく役に立たないポストで申し訳ない。徐々にがんばります。

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