NIkon F6がボケのおもしろさを思い出させてくれた。

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Nikon F6, 50/1.4D, Velvia100

僕はいま、Nikon F6にハマっている。正確にいうと、装着した明るい単焦点レンズの写りにハマっている。デジイチをやってる人からすると、何を今更と言われそうだけど、フィルムをやってるとこのボケというのがなかなか疎遠になる。それはフィルムカメラの多くはどうしてもシャッタースピードが低いから、ある程度絞らざるを得なくなる。つまり、明るいレンズを付けていても開放付近でなかなか撮れないからなんだよね。

フィルムカメラを始めた頃は、とにかく適正露出で撮ることばかりを考えていたから、感度100のフィルムならシャッタースピード1/125とか1/250なら、絞りはf11とかf8だなとか、そういうことばかり考えて撮ってた。それはそれで数式を解くようでおもしろいんだけど、明るいレンズを付けていてもそうしてけっこう絞った数値で撮ることが普通になった。フィルムコンパクトのKonica C35で撮る時もほぼ無限遠で撮ることが多かったから、おのずとボケとは無縁な日々になっていたんだよね。

そんな日々に、ある時Nikon Dfが仲間入りした。レンズは50/1.8G。シャッタースピードは1/4000までいけたから、久しぶりにボケのある写真を楽しむきっかけになった。ボケのある写真より、パンフォーカスのほうが玄人っぽいみたいな風潮がなくもないけど、僕は一眼レフのおもしろみはやっぱりボケを楽しむことができると思っていて、じゃあフィルム一眼レフだってボケを楽しみたいなと考えるようになった。そうして、候補にあがったのがNikon F6だったんだ。

Nikon F6のシャッタースピードは1/8000。これだけの数値があればかなり明るいレンズを楽しめる。レンズは50/1.4Dにした。他にもフィルム機で1/8000を出せる機種はあったと思うけど、そこはやはり直感で、Nikon最後のフィルムフラッグシップ機の手応えを確かめたかった。そうして、手に入れたF6と50/1.4Dの写りは、僕の想像を超えて気持ちよかったんだ。そう、最も気持ちよかったのは、フィルムカメラでもこうしてボケを楽しむことができるようになったこと。

まあボケそのものは、何もF6と明るいレンズじゃなくてもできると上級者の人に指摘を受けそうだけど、そう、僕のような初級者にしてみれば、シャッタースピードが1/1000や1/500のカメラでボケのある写真を大胆に楽しむのはなかなか難度が高い。そういう世界をF6は気軽に楽しませてくれる。そういう意味ではフラッグシップ機ゆえの包容力で、ビギナーの僕を包み込んでくれる優しさ、頼もしさがあるんだ。正確な内蔵露出計とAFのおかけで、露出のシビアなリバーサルフィルムも楽しむことができるようになった。Nikon F2やLeica M3というのが機械式シャッター機を操る楽しさも格別だけど、より撮りたい写真に近づこうとするなら、こうした現代的フィルム機のよさもまたたまらないものがある。

そういうわけで、過去にNikon D750と50/1.8Gで楽しんでいたボケの世界が、Nikon DfとF6で再び帰ってきた。ボケに頼りすぎると写真に遊びが入り過ぎてしまうところがあるかもしれないけど、僕はやっぱりボケのある世界が好き。ボケのある写真のほうが肉眼で見た僕の視界の世界に近いと思うところがあるのかな。絞った写真もクールで好きだけど、その中にボケのある写真が混じり始めたことが最近とてもうれしいのである。なんかボケ、ボケと、ボケという言葉が多い記事になってアレだけど笑。まあ、僕らしくていいか☺︎

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