HuluのNational Geographic「ストーリー・オブ・ゴッドwithモーガン・フリーマン」がおもしろい。脳が浄化されてゆく。

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朝からの雨でロードバイクで出かけられず、仕事が立て込んで疲れも溜まっていたから、久しぶりに自宅で静養がてらHuluを観て過ごす。巷では海外ドラマが人気だけど、僕は数十本見続けないといけないものは苦手で、今日も1話完結型のドラマや映画を探す。すると、ナショナル・ジオグラフィック・チャンネルに新しいシリーズを見つける。モーガン・フリーマンがドキュメントで追いかける番組「ストーリー・オブ・ゴッド」だ。いまHuluにアップされているのは1話「死」と2話「終焉」、その両方を観たんだけど、これがなかなか興味深くておもしろかった。それは、人間が生きてゆくうえで興味がある無いに関わらず直面する普遍的テーマだからかもしれない。この番組の構成は、人間が生きてゆくうえで根源的に知りたい、知ろうとする神の存在や人類のルーツのようなものを解き明かしてゆくために、モーガン・フリーマンが世界の宗教はどのやうにそうしたテーマと向き合ってきたのかを世界を旅して探ってゆく。彼の独特のパーソナリティがそのミステリアス感にさらに拍車をかける。

1話「死」とは文字どおり「人間は死後どうなるのか」という誰もが抱く謎を追いかけたもの。2話「終焉」とはすなわち「終末」、人類はこの世の終わりをたびたび予言してきたが本当にこの世の終焉とはあるのかを探る。こうしたミステリアスなテーマを追いかけた番組は過去にも珍しいものではないけど、この番組が新鮮なのはその検証を「世界のさまざまな宗教の歴史や思想から検証してゆく」という点。そういう意味では事実を探るドキュメントではあるけど、宗教自体のルーツがミステリアスであることから、事実と混沌が入り混じった独特の世界観をこの番組にもたらしているのかもしれない。ユダヤ教、キリスト教、イスラム教、ヒンズー教、仏教、あらゆる宗教で異なる思想がある一方で共通の視点も多い。そして、何千年とそれが交錯し、さらに人間の欲望ともまた複雑に交錯して、人類は死や終焉にある種の思いのようなものを託し、崇めてゆく。もともと、こうした人類のルーツや地球科学が好きな僕には、その紐解きを現代に通じる世界の宗教「神の目線」から掘り下げたこの番組はかなり引き込まれるものがあった。

次回3話は「創世」、すなわち人類はどうやって誕生したのかということを、また世界の神の目線から追いかける。いまから配信が楽しみでならない。それにしても、こうして自宅にいながらにしてHuluで濃密な番組を視聴できることはなんともありがたい時代だし、ナショナル・ジオグラフィックのような高品質なコンテンツが観られるのもまたグローバル時代の恩恵なんだろうね。娯楽という意味のコンテンツとはひと味違った「人間の学び」のようなこうした良質なコンテンツがもっともっと増えるといいな。

*写真はHulu公式HPより

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