作品じゃない、写真だ。

Rolleiflex Standard, Tessar 75/3.5

作品というのは、僕の中では創作しているイメージがあって、何かしら目的意識をもって、その構想にそって作り出されたものなのかなと思って。あくまで、僕の持つイメージの話だけどね。その意思自体はとても素晴らしいことだと思っていて、作品のためにカメラを持って遠くへ出かけたり、機材を研ぎ澄ましたり、現像レタッチにこだわったり、その熱はきっと日々を頑張って生きぬくエネルギーになる。

僕はそこまでエネルギーを注げないから、ただただ静かに目の前の光景たちを写真に撮っている。移動の路上、散歩の道端、家族や愛犬の写真。実に平凡な日常をカメラで撮っている。記憶してるといえばカッコいいんだけど、そこまでもなくて、カメラで写真を撮る行為が好きだから日々シャッターを切っているというのが正直なところだ。そんな緩い気持ちで写真を撮っていて楽しいのか? その程度ならスマホカメラで十分なんじゃないかと言われそうだけど、そこはやはりカメラで撮るからどこか心地いいんであって、それだから飽きずに日々撮り続けられている。日常とカメラがセットな感じなんだよね。

明らかに作品なんかじゃない笑。紛れもなく写真であって、それ以上でも以下でもない。もちろん、写真を誰かに見てほしいという気持ちはあるけど、それもこうして日々の記憶のブログの中で十分だと思ってる。十分っていうとなんか妥協してるように思えるか。妥協どころか本人としてはそれがむしろ気持ちいい。そのカメラとの距離感、割く時間の長さも、趣味としての適度な労力。どれもが気持ちいいんだ。好きなカメラで、好きな時に、好きなようにシャッターを切る。それが楽しくて、そのうえ気にいるような写真が撮れればそれはもう儲けものみたいな。作品を撮ってる人からすると、あまりに緩いカメラとの向き合いかもしれないけど、それも含めて許容してくれるカメラってのは懐が深いなあと思う。僕の生きてるシーンのほとんどはごくごく平凡な日常だから、そのほとんどを一緒に行動できるカメラというのは実に理に適った道具なんだ。

撮りたいスタイルは特にない。撮りたいだけ。

Fujifilm X-E2, Industar-61 55/2.8

写真を撮るのが上手いひとなんていうのは、どこかじぶんのスタイルみたいなものを持っていそうだけど、僕には特にスタイルというものはない。じぶんではそう思ってる。まあ写真が上手いひとでも何でもないから、それはそうではあるんだけど。

街も撮るし、自然も撮る、近所の道端も撮る。一眼レフでも撮るし、レンジファインダーでも撮るし、デジタルでもフィルムでも撮る。広角もアリだし、標準でも、中望遠でも望遠でもアリ。オールドレンズもあればAFレンズもあって、じぶんで言うのも何だけど、とにかく多種多様に撮る。

撮りたいものが明確な時もあるけど、その日持ち出すカメラやレンズの癖に合うものを撮る、というところもある。そう考えると僕の中のカメラとは、記憶装置というよりも気分転換装置なのかもしれない。気分転換だから、カメラやレンズを変えるように、撮る写真のスタイルらしきものがその都度変わるのは自然なことだと思うし、複数台のカメラやレンズを持つ楽しみはそこにあったりする。何かスタイルを確立してるひとたちの写真を見ると凄いなあと思いつつ、僕にはそれはできないし、それを真似る技術もない。行き当たりばったりだけど、ひたすら自然体で撮り続けるしかないんだよなと思う。それが楽しかったりもするのだけどね。さて深夜になった。眠りにつこう。

写真に言葉はいらないけど、タイトルはあったほうがいいと思った。

「紳士と街」Fujifilm X-E2, Industar-61 55/2.8

今さらの気づきでアレなんだけど、ふと昨夜そう思ったんだ。きっかけはTwitterでつながっている〈だいきちボンバー〉さんとやりとりしたこと。(あ、この〈だいきちボンバー〉さんはフィルムカメラやオールドレンズの素晴らしいブログを展開されてる方なので、ぜひ一度のぞいてみてください)。で、そのだいきちボンバーさんが僕の過去にTwitterにあげた写真を「タイトル」で呼んで会話されたんだよね、何気なくね。

というのも、僕はふだんはほとんど機材クレジット(使用したカメラ、レンズ、フィルムの情報)しか載せないんだけど、ここ最近、特に意味があったわけじゃないけどタイトルらしきものを写真に添えていたんだよね。あまり写真の印象に影響のないようなシンプルで普通のタイトル的言葉。例えば上の写真は「紳士と街」、下の写真は「すれちがい」。まさに、だいきちボンバーさんが会話にふと持ち出された2枚だ。

「すれちがい」Fujifilm X-E2, Industar-61 55/2.8

そのTwitterでの会話そのものは別に写真タイトルなんかの話ではなくて、ロシアンレンズへの興味関心のやりとりだったんだけど、そのスナップ作例の中のある写真を持ち出した会話の時に、さらっと写真タイトルが持ち出されたんだよね。その時は自然と会話を終えたんだけど、後から振り返った時に、

あ、写真にタイトルがあると、なんというかニックネームみたいで、コミュニケーションがしやすくなる。

なんか今さらだけど、そんな風に思ったんだよね。とはいえ、僕がTwitter なんかにあげてる写真は、ほんとなんてことない日常のスナップなんでタイトルをつけるほどのものでもない。だから無理やりはつけない。スナップを撮る時にふと頭によぎったであろうフワッとした感情みたいなものを瞬間的に思い起こせるものは、タイトルとして、いやニックネームとして添えようかなと。そんなことを、ふと思ったんで、メモのような記憶として。

インダスター61 L/D 55/2.8の写りは、ジワジワくる。

Industar-61 L/D 55/2.8, Fujifilm X-E2

ここ二日間、手に入れたばかりのロシアンオールドレンズ[インダスター61 L/D 55/2.8]で撮っている。カメラはミラーレスAPS-CのFUJIFILM X-E2、フィルムシミュレーションはクラシッククローム。作例というにはアレだけど、一応上げておこう。

Industar-61 L/D 55/2.8, Fujifilm X-E2
Industar-61 L/D 55/2.8, Fujifilm X-E2

まずは、しっかり写るという印象。すでに所有しているロシアンレンズ[ジュピター8]と比べても遜色ない。ジュピター8が予想以上に素晴らしい写りですっかりお気に入りなんだけど、インダスター61もそこへ仲間入りかな。コストパフォーマンスに関してはジュピター8のさらに上を行くからね。

Industar-61 L/D 55/2.8, Fujifilm X-E2
Industar-61 L/D 55/2.8, Fujifilm X-E2
Industar-61 L/D 55/2.8, Fujifilm X-E2

どことなく写りに落ち着きがあるのは、やはりこのレンズの開放値がF2.8という決して明るいレンズではないからだろう。日中はF5.6かF8を基準に絞りを前後変えていろいろ撮ってみたけど、暗めのテッサー型レンズということでいえばエルマー 50の写りに近いのかな。開放付近で暴れる感じもない。

Industar-61 L/D 55/2.8, Fujifilm X-E2
Industar-61 L/D 55/2.8, Fujifilm X-E2
Industar-61 L/D 55/2.8, Fujifilm X-E2
Industar-61 L/D 55/2.8, Fujifilm X-E2

ひとつ強く感じたことは、APS-Cミラーレスに55mm、すなわち35mm換算で82.5mmともなるとかなり狭い、密度のある画角になるなということ。ジュピター8の50mm、すなわち換算75mmよりも確実に狭い世界だなと思った。もはやスナップの焦点距離というより、ポートレートの焦点距離になるのかな。

Industar-61 L/D 55/2.8, Fujifilm X-E2
Industar-61 L/D 55/2.8, Fujifilm X-E2
Industar-61 L/D 55/2.8, Fujifilm X-E2

こうして写真を一覧で並べてみても、派手さや華やかさみたいなものより、落ち着いた感じがベースにある。開放f2のジュピター8なんかは開放付近ではもっとボケの強い個性を放ってくるが、インダスター61の場合はいたずらに癖を表に出さない。写真は内面ですよ、とでも言わんばかりの大人の写りといえばいいかな。

Industar-61 L/D 55/2.8, Fujifilm X-E2
Industar-61 L/D 55/2.8, Fujifilm X-E2

ロシアンレンズというとチープな印象があるかもしれないけど、それはヘリコイドの感触とかフォルムデザインの面からのもので、レンズとしての写りの方は本家カールツァイスやライカのレンズと比べても見劣りしない。それゆえのギャップがまたロシアンレンズをおもしろい存在にしているのかもしれない。僕のインダスター61はLマウント、55mmだけどバルナックライカにつけたくなってきたなあ。エルマーとの比較という意味でもね。またひとつ楽しみが増えた。

新しい遊び相手がやってきた。Industar-61 L/D 55/2.8

Fujifilm X-E2, Industar-61 L/D 55/2.8

こうして見ると、ルックスも悪くないな。近ごろはオールドレンズたちに遊んでもらってるんだけど、今夜もう一人ロシアから新しい遊び相手がやってきた。Industar-61 L/D 55/2.8というロシアンレンズだ。

試し撮りはまだ。ひとまず家に帰ってFujifilm X-E2につけてみたところ。このX-E2にはJupiter-8をつけて遊んでたんだけど、遊ぶどころか、そのロシアンゾナーの写し出す出来が僕の想像を遥かに超えて良かったから、ロシアンテッサーでいいんだっけかな? このインダスターも試してみようと連れて帰ってきた。

それにしても、この手のロシアンレンズはほんと値段も安くて、え?という価格で買えてしまう。特にレンズを買う予定はなくお店をのぞいたんだけど、一万円を大きく切る価格でこんなレンズがショーケースにあったら、そりゃ買ってしまう笑。お店でサクッと検索してみたところ、Industar-61といっても僕の買ったものはL39スクリューマウントのものだから、いわゆる星形ボケのものとは違う。でも、店員さんと話してると絞りを8とか11にすると絞り羽が星形にはなるんで、どうかしたら星形も撮れるかも、なんて二人で話してた。

あとギズモショップで扱われてたという記事があった。なんでも、元々はFED-5の標準レンズだったらしい。とりあえず見た目の無骨さはJupiter-8とも似ていて、なにやらニヤリと笑みがこぼれるロシアなワイルドさというか、ヤンチャ感が僕にはたまらない。開放で2.8だからあまりボケの癖を期待するでもなく、ひとまず開放から絞った感じまで試し撮りしてみたいなと思ってる。まずはX-E2装着でJupiter-8との比較かな。

それにしても、オールドレンズには何とも言えない惹かれるものがある。特にロシアンレンズはとにかくリーズナブルで、そのフォルムも独特の存在感がある。チープクールとでも言えばいいのかな。それでいて、写りは大いにギャップを感じさせてくれる期待値があって、ミラーレスで遊ぶにはモッテコイのライトさがある。ひとまず、いろいろ撮り倒してみたいと思う。作例はまた次回ということで。数千円でこんなにワクワクできるなんていうのは、ほんとニヤリだよなあ。

Jupiter-8は、綺麗に撮ろうと思わせないところが好き。

FUJIFILM X-E2, Jupiter-8 50/1.4

きょうは予想通り、一日悪天候。昨夜手に入れたFUJIFIM X-E2とJupiter-8の出番となった。あ、質問をもらったので一応付け加えておくと、X-E2もJupiter-8もまったく防滴仕様ではない笑。ただ、僕が雨の日はライカを持ち出すのを躊躇するんで、もっとラフに使い倒せるデジタルMF機材を持っておこうと考えたわけ。

で、昨夜のモノクロ撮影に続いて、きょうはカラーも試してみようと思ったんだけど、その目的のメインはボディ性能の確認ではなくてJupiter-8の写りを確かめること。ロシアンゾナーと呼ばれるJupiter-8、コピーというよりゾナーそのものと言われる写りの癖みたいなものをまずは掴めればなと思った。でも、正直きょう一日ではJupiter-8がなんたるかは掴めなかった。もちろん、大口径のオールドレンズらしい味のあるボケが楽しめることはある程度分かったんだけど、絞るにつれて性格を変えるその描写変化までは確認する余裕がなかった。

FUJIFILM X-E2, Jupiter-8 50/1.4

でも、感覚としてはっきり分かったこともある。それが、Jupiter-8だと「綺麗に撮ろう」という意識がいい意味で希薄になるということ。上手く言葉にするのが難しいんだけど、「そんな頑張らずに、もっとラフに撮ろうよ」と語りかけてくるようなところがJupiter-8にはあると思ったんだ。特に僕が装着しているのはデジタルのミラーレス。そもそもいくら失敗しても、そんなこと気にせずに大量のシャッターを切ることができる。そんなことも相まって、とにかくJupiter-8は撮ることの肩の力を抜いてくれるようなキャラクターがある。

FUJIFILM X-E2, Jupiter-8 50/1.4

この感覚は、僕が所有する他のズミルックスやエルマー、ロッコールなんかとはどこか違う。安いレンズだから?、まあそれも無くはないけど、それよりも、その佇まいによるところが大きいかな。同じオールドレンズでもズミルックスやエルマーはやっぱりどこか高貴さや正統性みたいなものを静かに訴えてくるところがある。それに対してJupiter-8は「要は撮れりゃいいんだよ、大事なのは見た目じゃなくて中身だし、結果だろ」みたいに語りかけてくるとでもいえばいいだろうか。

FUJIFILM X-E2, Jupiter-8 50/1.4

これはある意味、僕のレンズ觀をぶっ壊してくれたかもしれない。レンズは高価=写りがいい、というもんじゃないという、何かこれまで抱いていたレンズヒエラルキーの先入観みたいなものをぶっ壊してくれる感覚だ。カメラやレンズにかぎっていえば、ブランドもグレードもまったく関係ない、必要なのはじぶんに気持ちよく撮れるか、写るかどうか。写真家じゃなくて、写真“愛好”家の「愛好」の精神みたいなものを教えてくれている気がするんだ。そういう感覚を味わうだけでもこのレンズを持つ意味がある。僕はそう思った。

FUJIFILM X-E2, Jupiter-8 50/1.4

まあこのへんの話はかなり感覚論でもあるんで、そのフィーリングはぜひ手に入れて感じてほしい。一万円前後で入手可能だから、Jupiter-8はネットでいろいろ調べるより、じぶんの手で、目で撮ってみるのがいちばんだ。あ、この話だけど、Jupiter-8は綺麗に撮れることを期待するレンズじゃないとか、そういう意味ではまったくない。むしろ、いい意味で期待を裏切る写りの良さを見せてくれる。ただ、レンズの効果とは綺麗な写りだけじゃないんだ、ということを教えてくれることがこのレンズの最高性能、そんなことを考えさせるチカラがこのレンズにはあるんだなあ。いやあ、楽しくなってきた、何か新しいとびらが開けたようなね。

‪FUJIFILM X-E2 × Jupiter-8が雨の日のスナップをへっちゃらにしてくれた。‬

FUJIFILM X-E2, Jupiter-8 50/2

ストリートでスナップを撮ることは楽しい。でも、昨日から振り続ける霧雨の舞うなか、Leicaを鞄から取り出して撮影するのはなかなか躊躇するじぶんがいた。さて、どうしたもんだろう。と、その小さなようで意外と大きな問題に、僕の出した答えが、このFUJIFILM X-E2とJupiter-8を迎え入れることだった。

僕にとっては初めてのFUJIFILM機。フィルムをやるようになって、いつも心のどこかで気にしていたカメラ。それをこうして手にしたことも、けっこう嬉しかったりする。いつものカメラ屋でいつもの店員さんと談笑を始め、ラフに使えるコンパクト、しかもオールドレンズで遊べる一台が欲しいことを告げる。

FUJIFILM X-E2, Jupiter-8 50/2

そうして二人でたどり着いたのが、X-E2だ。手頃な値段であること、そしてファインダーがあること、さらに色にこだわるならFUJIFILMだろうと。もともとLumix GM1sを気にしていたんだけど、実物を見るとやはり少し小さすぎる。もう少しカメラらしいものがいいと。X-E2はその点、魅力的に見えた。

FUJIFILM X-E2, Jupiter-8 50/2

持ってみると、驚くほど軽い。金属というよりはプラ材質なのかもしれないけど、それでなくても軽快に撮りたいスナップ、雨の中ではとにかくこの軽さは相当武器になると思った。そして何よりカメラらしい佇まいが、フィルムライクに撮りたい僕のカメラ観にとてもフィットした。

FUJIFILM X-E2, Jupiter-8 50/2

さて、ボディは定まった。レンズはどうするか。これはもうオールドレンズしか思い浮かばなかった。というか、オールドレンズを気軽に楽しみたいからレンズ交換式のミラーレスを一台持っておきたかったのもある。Leicaとの相性も考えるとスクリューマウントのレンズがいいなと瞬間的に思い浮かんだ。

FUJIFILM X-E2, Jupiter-8 50/2

インダスターかジュピターがいいと思った。インダスターは沈胴式があったけど沈胴させないほうがいいなら固定式のものがいい。僕がチョイスしたのはJupiter-8だった。以前、職場のライカ先輩に貸してもらったこともあり、どこか親しみも感じた。アダプターを介して装着してみると、これはもう決まりだった。

FUJIFILM X-E2, Jupiter-8 50/2

あとはフードも考えたけど、見当たらなかったのと、そもそもフレアやゴースト大歓迎のオールドレンズだからプロテクトフィルターを付ければそのままでいいやと。そのほうがコンパクトで平日の鞄の中はもちろん、出張にも持ち出しやすい。そうそう、出張にLeica M-Pを持ち出すのもなかなか危険なものを感じていたから、そういう意味でもMFで楽しめるコンパクトなデジタルが欲しかった。

FUJIFILM X-E2, Jupiter-8 50/2

コンパクトといえば僕の手元にはすでにコンデジのRICOH GRとフィルムコンパクトのKonica C35がある。けれど二台ともほぼシャッターを押すだけで楽といえばそうなんだけど、Leicaでスナップを撮り慣れてきた今の僕にはじぶんの手で操作して撮るMFのコンパクトがいい。しかも、オールドレンズのピントを合わせやすいファインダーがあるコンパクト。そう考えると、このX-E2とJupiter-8の組み合わせはベストだった。

FUJIFILM X-E2, Jupiter-8 50/2

このセットを手に入れたことで、僕の雨の日はもう躊躇せずにスナップできるようになった。購入した直後に夜の雨の街を早速撮ってみて、あっという間に納得できた。そして、何かと荷物がかさばって持ち運びが心配な出張先へも、このセットならキャリーバッグに放り込んでラフに持ち出せる。何か思いつきから始まったボディとレンズ選びだったけど、こうして考えてみるとベストの中のベスト。これもまた必然なのである。またひとつ、スナップが僕を新しい場所へ連れて行ってくれた。