ストラップは、Leica IIIaにグルグルと巻きつけてポケットに突っ込める布タイプにした。

アルチザン&アーティストの布製ストラップ

Leica IIIaをスナップ用カメラとして日々持ち歩くために、ちょっと迷っていたのがストラップ選び。ここ数日間はひとまず頂き物の革製ストラップをつけてたんだけど、長さ調節のための金具が付いていて無造作に扱うとボディを傷つけそうだったから、ストラップは新調したほうがいいなとずっと考えていた。

それと、ここ数日間、IIIaでスナップを撮っていて気になったのが、鞄やポケットから素早く取り出してサッと撮るには、ハンドストラップのほうがいいんじゃないかという気づき。見た目はネックストラップのほうがアンティークなカメラらしくて似合ってるかもしれないけど、鞄の中やポケットにしまうには革製のネックストラップは長くて固くてちょっとかさばるし、使っていてどうもGRやKonica C35のようにサッと取り出してリズムよく撮れない。さて、どうしようと。

答えの出ないまま、ひとまず家電量販店のカメラ売り場へ行ってみた。ハンドストラップならミラーレス用とか豊富にあるんじゃないかと思ってたんだけど、これがなかなかいいものがない。一眼レフのアクセサリーコーナーにも行ってみたけど、これもまたゴツすぎてしっくりくるものがない。これはもうしょうがないなと、ライカとか名の知れたいくつかのブランド品を展示してるコーナーへ行ってみると、少し値段は張るけど、なんか雰囲気がしっくりくるものがいくつか出てきた。革製だったり、ロープタイプだったり、いくつか眺めてたんだけど、たどり着いたのはM3のストラップと同様、アルチザン&アーティストのストラップたちだった。

僕がM3につけているものと同じような柔らかい革製のストラップなど、何種類かをショーケースから出して触らせてもらった。もちろん、どれもいい感触なんだけど、どれもネックストラップで固く長い。ひとつだけハンドストラップもあったんだけど、これも色が淡いベージュで、僕のIIIaにはどうもしっくりこない。んーと悩んでる時に、いや待てよ、布製のものがいいんじゃないかと。

ショーケースを再度眺めると、茶色の布製のものがひとつだけある。僕のIIIaは色が浅くなっていることもあって、パッと見、茶色系のボディに見える。黒より茶色のほうが似合うし、実際にそのストラップを手にとってみると、ネックストラップではあるんだけど、かなり短めでなにやらハンドストラップとネックストラップの中間サイズのような軽快感がある。なにより、これならネックストラップでも手にグルグル巻いて使えそうだし、IIIaにグルグル巻いてポケットに入れられそう!と、なんだか使用した時のイメージが鮮明になったんだよね。

というわけで、僕のバルナックIIIaには、アルチザン&アーティストの茶色の布製ストラップをチョイスした。帰宅してから早速取り付けてみたんだけど、これがお店でイメージした通りでなかなかよろしい笑。僕の中ではバルナックは小冒険カメラだから、布製のカジュアルな感じもけっこう似合ってる。これで、明日からは鞄の中に入れていても金具で傷つく心配もないし、撮りたい時にサッと取り出して、ストラップを手にグルグル巻きして素早く撮れそう。そして何より茶系のIIIaとストラップの組み合わせを眺める楽しみもできた。これで本当にあとは撮るだけ。ポッケに入れて持ち歩くバルナックの姿が見えてきた。

初めてのlomography100、僕は一発でトリコになった。

Nikon F6, 50/1.4D, lomography100

さっきTwitterである人が教えてくれたように、lomographyのフィルムは特に青が美しい。ちょっとハッとする色味というか、僕はもう一発でヤラれた。なんで今まで使ってこなかったんだろうと思ったくらいだから。

Nikon F6, 50/1.4D, lomography100

僕がふだんよく使うフィルムはこれまではFuji業務用100が多かった。安いというのもあるけど、フィルムを始めた時から使い慣れていることもあって今ではその風合いまても大好きなフィルムになった。それゆえにあまり他のフィルムに浮気することはなかったんだけど、どうだろう、浮気ところか、lomography100は本命を奪っていくかもしれない。

Nikon F6, 50/1.4D, lomography100

業務用100が乾いた風合いの素晴らしさだとすれば、lomography100はもっと潤いとか湿りっけの方向に振った気持ちよさといえばらいいだろうか。リバーサルフィルムの湿度ともまた違う、それはlomography100ならではの微妙な描写。僕はこれ、かなり素敵だなあと思った。

Nikon F6, 50/1.4D, lomography100

とてもエモーショナルな描写なんだよね、僕には。実際に目の前にある絵に、音とか手触りとか空気の湿り気とかまで付加された世界。そういう意味では実像に多少着色されてるかもしれないけど、五感で感じる光景としてはこのエモーショナルな絵の方がむしろ近い。僕はそんな風に感じた。

Nikon F6, 50/1.4D, lomography100

実はこのlomography100の描写がとても気に入って、きょう感度400のlomography400も購入した。これまで400はFuji PRO400hが多かったんだけど、400もまたlomographyにハートを撃ち抜かれるかもしれない。そんな予感がプンプンするのである。

Nikon F6, 50/1.4D, lomography100

今回の写真たちは冬色の青たちだけど、夏に撮ったらどんな青を見せてくれるんだろうかと、また興味津々だ。風が写り込むんじゃないか、そんな気さえする。やっぱりフィルムはいいね、人間らしさがある。デジタルの進歩はとんでもない高度なものがあるけど、僕はこの人間らしいフィルムの描写がとても好きだ。

Nikon F6, 50/1.4D, lomography100

つぎはぜひ、機械式のライカに詰めてみたいな。そうそう、感度400のlomography400を購入したのは、ふだんの平日のスナップカメラをしばらくLeica IIIaにしてみようと思って、それ用に400を手に入れたところがあるんだ。新しいカメラもワクワクするけど、新しいフィルムというのも相当ワクワクする。

Nikon F6, 50/1.4D, lomography100

こうして撮った写真を眺めてると、僕にしては珍しく横位置の写真ばかりだ。たまたまかなあ、それともこの時に何かそういう目線になる意識にあったのかな。何はともあれ、僕はきょうからこのlomographyというフィルムを愛するモノたちのリストに加えたいと思う。それもかなりトップランクの愛するモノに。直感だけど、僕の直感は大抵当たるので。

カメラもスマホも小さいって素晴らしい。片手でヒュンヒュンって操作できるっていうね。

RICOH GR, Konica C35

僕のiPhoneは大きめサイズの6Plusだったんだけど、ここのところタッチのレスポンスや電池の持ちが醜くて、見た目は全然古びていなかったんだけど、ついにしびれを切らしてiPhone8に買い替えた。

まあ使い心地の悪さが買い替えの一番の理由ではあるんだけど、6Plusの大きさともなると両手で操作しないといけないので、それもずっと気になる要因だった。特に写真を撮るときに片手でサッと撮れなくてね。うーん、これじゃスマホの軽快感がまるでないじゃんと、写真を撮るたびに次に買い換えるときは片手で撮れるサイズのiPhoneに戻そうとずっと考えていた。

お店に行くまではね、iPhone5時代のサイズと同じの現行モデルiPhone SEにしようとさえ考えていたんだけど、いざお店で触り比べてみたら、最新モデルのiPhone8もなんとか片手で操作できそうだったから、いつものスペースグレー、容量は写真やるから256GBタイプにした。まあ性能は最新のものだし、デザインもガラス復活ということでなかなか素晴らしいんだけど、僕の場合はとにかくこのコンパクトさが決め手だった。

iPhone 8Plusはカメラは素晴らしいんだけど、大きさが6Plus同様とにかく大き過ぎるのでパス。ホームボタンのない記念モデルiPhone Xも触り比べたんだけど、8と8Plusの中間サイズといえばいいかな。やっぱり片手で操作するには大きすぎて、僕には合わなかった。

で、お店を出てからiPhone8を片手で触ってるんだけど、やっぱり軽快さがまったく違う。片手でヒュンヒュン操作できるってってのは、積もり積もればかなりの使い勝手の良さにつながると思う。そんなことを考えてたら、これ、カメラにも通じるところだよなあと。ニコンやライカを両手で構えて撮るのもいかにもカメラっぽくて本格的で楽しいんだけど、コンパクトなGRやC35を片手で操作して撮る、アノ軽快感はやっぱりたまらないものがあって、カメラもスマホも小さいって正義だなあと。どうかしたら、写りの良さと同じくらい重要な要素だと思うんだ、小ささってね。GRなんかはほんと片手で操作できる場所にすべての操作系ダイヤルやボタンがレイアウトされてるから、とにかく片手でサクッと撮ることに重きが置かれている。なんてったってスナップ用カメラだから、片手で撮りやすいかどうかはとても大事な要素なんだ。

というわけで数年ぶりに片手で撮れるiPhoneが僕の手元に帰ってきた。これでiPhoneカメラで撮る写真も少し増えるかな。なんだかんだ、いちばん身近なスナップ用カメラともいえるからね。いいプロダクトの基準、それは片手で操れるかどうかだったりするんだよね。