年間でプリント商品が10%引きになる「フォトカルチャー倶楽部」はかなりお得。キタムラのユーザーはぜひ。

カメラのキタムラを利用している写真愛好家の人にはおなじみかもしれないけど、「フォトカルチャー倶楽部」というものがある。僕も最近入って、ようやく会員証が会報誌と共に届いた。

このフォトカルチャー倶楽部は、年会費1,500円をキタムラで払って入会すると、一年間、キタムラで購入するフィルム代や現像代、プリント代が10%引きになるけっこうお得な倶楽部。僕は以前デジカメを買った際に入っていたんだけど、その頃はプリントはあまりしなかったから一度は退会していたんだけどね。フィルムを始めるようになって、毎度カメラのキタムラでフィルムを買うようになり、ある日店員さんから「けっこうフィルムを使われているので、フォトカルチャー倶楽部に入られたほうがお得だと思いますよ」と言われて。たしかに、年会費1,500円だと年間15,000円分の買い物をすれば元が取れる。フィルム、現像、プリント、これは確実に15,000円を超えるので笑、キタムラを利用する人でフィルムユーザーは絶対入ってたほうがお得だよね。

あと、会員には何に4回、写真情報誌として「四季」という雑誌も届く。50頁くらいの雑誌だけど、写真をやる人にはちょっとした読み物としていいかもしれない。あとは全国のスタジオマリオの利用料も10%引きみたいだね。フィルムカメラは楽しいけど、ランニングコストはなかなかバカにならない。少しでも安いと助かるし、その分フィルムが買えたりボディが買えたりもするしね。僕も早速その恩恵を受けているところ。じぶんではなかなか自家現像する余裕はないけど、ランニングコストは少しでも浮かせて楽しみたい、という人には、じへおすすめだな。詳しくはこちらのサイトで。

今日も雨なので、Nikon Df×43-86の写真を整理してみる。

今週手に入れたNikonの国産初の標準ズームレンズ Zoom Nikkor 43-86mm/f3.5 Aiを、フルサイズデジタル一眼レフNikon Dfに装着して昨日試し撮りしたんで、その写真を少し載せておこうかなと。天気は台風前のあいにくの曇天だったけど、ひとまず雨があがったのは写真の神様のおかげだろう。

最初は感度100のマニュアルで撮り始めたけど、夕方の曇天で開放F値が3.5の43-86だと少し辛いので、感度400から1600まで徐々に上げながら撮ってゆく。じぶんの中で感度の上限を1600にしているのは、フィルムだとNatura 1600が上限だよなあというのがある。ちなみにAPS-Cデジタル一眼レフNikon D300を手に入れたのも実用感度1600が上限だったから。僕の場合はフィルムとデジタルをシームレスに楽しみたいから、レンズも感度も感覚はほぼ同じで使ってる。デジタルの恩恵をありがたく思うのはシャッタースピードが稼げることかな。それでもDfはssが1/4000秒までと控えめなスペックだから、1/2000秒までいけるフィルム一眼レフNikon F2とそれほど大きく変わるわけではない。

で、43-86だけど、とにかくコンパクトで軽量なのがいい。どうかしたらMF単焦点の標準や広角レンズとそう変わらない感覚で装着できる。その分シンプルな作りで写りのほうはそれほど期待できない…みたいな記事をネットで見かけたけど、僕程度の腕前の普通のスナップ写真なら全然OKな写りだなと思った。

このレンズは時代的にいわゆる直進ズームと呼ばれるもので、ズームを動かす時はズームレンズを前後に伸ばす。そして縛り輪とピントをまわすんだけど、これもやってみると直感的で自然にできる。僕はこのあたりにまったく古さは感じなかったな。

僕はいつもは28mm、35mm、50mmの単焦点が多いから、43-86mmもなんとなくズームであることを忘れてしばらく43mm付近ばかりで撮ってたんだけど、あっそっか!ズームだった!と86mmまでそろりそろり伸ばして撮るみたいなね笑。それでも、こうして思いたった瞬間にズームできるというのはやっぱりなかなか便利だなと。

モノクロームでも撮ってみたけど、考えてみるとこの時代、昭和38年登場のレンズならモノクロームのほうが相性はいいのかもね。僕のはAi仕様にされた比較的後期型の43-86だと思うけど、それでもモノクロームのほうがこのレンズは締まりがいい気がした。デジタルだと僕の写真がどうしてもアンダー気味になるところが大きく影響している気もするけど笑。

というわけでまずは43-86の試し撮りをしてみたけど、今度は晴れた日の朝夕にフィルムカメラのNikon F2とFEに装着して撮ってみたいな。なにはともあれ、こうしてフィルム時代のオールドニッコールたちを、デジタルとフィルムを意識せずに使えるのはほんと楽しい。オールドレンズなら入手価格もそれほど高くないしね。それでいて、半世紀ほど前の時代に想いを馳せながら写真が楽しめるんだから、これは楽しまない手はないと僕は思う。僕にとってオールドレンズたちとの出会いは、レンズ沼じゃなくてレンズ愛なんだよね。

Nikon Df、プロモーションムービーも記憶として残しておこう。

Nikon Dfの何がよかったのか。その本当の答えはこれから実際に撮影に持ち出してみてからの感想になるけど、現時点でもそのフォルムや存在感だけとってみても、僕は十分すぎるくらいこのカメラに惚れている。照れ臭いけど、そういう力がこのカメラにはある。

ムービーはNikonオフィシャルのもの。Dfはフィルムカメラ同様、どこか人間的なエモーショナル感を持ち備えている。このムービーもそんな人間の五感に訴えかけてくるものがあり、とてもDfらしいなと思う。誰かがTwitterで言っていたけど、Dfとは唯一無二の存在。それは、いままでも、これからも。そして男とはそういうものに無性に惹かれるのである。

YouTubeでみつけた早田カメラさんの「M3をばらす」。

YouTubeで「名機の肖像 -M3篇-」を見ていて、何気なく見つけた動画「M3をばらす」というのがとても興味深くておもしろかった。ばらしを担当したのはおなじみの浅草の早田カメラさん。ライカの精密さも凄いけど、それを知りつくした早田さんの言葉や手さばきも凄い。その、かつての職人と現代の職人との対話みたいなものが、見ていてとてもそそられるんだよね。

僕はカメラの知識はほとんどないし、機械に強いほうでもないけど、こうしてじぶんの所有するカメラのルーツとか内部構造を知ることはやはり興味深い。ライカのM3はたしかに絹のような滑らかな動き、それでいて確かな手ごたえ、それを感じさせない静かな動作音など、どうしたらこんな構造が半世紀以上前に作れたんだ?というのは気になるところ。そういう時空を超えた感激みたいなものが、この動画を見ると静かに込み上げてくる。

“機械はドイツ”とよく言うけど、日本も世界を席巻したMADE IN JAPANの匠の国。カメラがこのドイツと日本で発展し、世界をリードしているのはいかにもな感じがするし、そのうちの日本に暮らし、こうして世界をリードするカメラたちを手軽に手にすることができるのは幸福なことだと思う。それにしてもM3、エレクトロニクスを一切使わずにここまで確かでスムーズなものを作り出したその驚異のオーバークオリティを目の当たりにすると、もう半世紀後もきっと実用で動いている気がするな。100年動き続ける実用的機械製品って、後にも先にも機械式カメラしか存在し得ないんじゃないかな。凄いよね、まったく。

ジュピターやばいなあ、吸い込まれそうだよ。

Jupiter's clouds of many colors are seen in this image from our Juno spacecraft as it was racing away from the planet following its seventh close pass on May 19, 2017, from about 29,100 miles (46,900 km) above the cloud tops. This image was processed to enhance color differences, showing the amazing variety in Jupiter’s stormy atmosphere. The result? A surreal world of vibrant color, clarity and contrast! You’ll notice four white oval storms are visible near the top of the image, known as the “String of Pearls”. Interestingly, one orange-colored storm can be seen at the belt-zone boundary, while other storms are more of a cream color. Credit: NASA/JPL-Caltech/SwRI/MSSS/Gerald Eichstädt/Seán Doran #nasa #space #jupiter #solarsystem #juno #spacecraft #gasgiant #storms #pearls #clouds #planet #imageoftheday #junocam

A post shared by NASA (@nasa) on

こんな写真見たら、もうなんと言うかあまりの未知とスケールの凄さに僕は一瞬脳が思考停止する。生まれ変わったらNikonのフラッグシップ機を持ってNASAから飛び立ちたいね、宇宙へ。肉眼でこの光景を見たらからだの震えが止まらないな違いない。月ですら2000倍のCoolpix P900でのぞいたら何かいけないものを見てしまったような怖さがあるからね。僕らはまだこの世界のことを何も分かっていない。何も知らない。

撮るためだけの道具なら、こんなにも美しくある必要はないだろうにな。美学なんだろうな。

眠りにつく前にカメラを眺めている。それにしても美しい、必要以上にと思えるほど美しい。Leica M3。なんなんだろうね、この半世紀以上前のカメラに込められた執念のような美しさは。華美なものは一切ない、削ぎ落としたデザイン。いわゆる機能美ってやつなんだろうけど、なんかそういう形容詞では語りきれない何かがそこには宿っている。僕は写真と、写真を撮ることが好きだけど、それと同じかそれ以上にカメラというプロダクトの道具感やその艶かしさが好きなんだな、やはり。だから、こうしてカメラをカメラで撮ることも多い。Instagramなんかも好んでカメラを撮った写真を眺めてはため息をついていたりする。なんなんだ、この美しさはとか心の中で叫びながら。主役が写真であるなら、何もここまで撮る道具に過ぎないカメラの造形にこだわる必要はない。でも、そこにはやっぱり無駄と思えるほどの作り手の美学が貫かれてるんだよな。僕はヨーロッパの街はロンドンしか行ったことがないのだけど、あの街は世界一美しい秩序によってデザインされた街だと思っていて、街のあちこちがとにかくズルいくらいにクールだ。誰かが大昔からアートディレクションしているわけで、それが街の利便性なんかを超えてデザインを成立させている。きっとカメラともう一度行ったら、僕は恐ろしい数のシャッターを押してると思う。そんなヨーロッパのひとたちの美学が、道具に機能美という究極のデザインを宿らせた。世の中はもしかしたら、本来の機能だけで考えたら不必要なものたちがその街や暮らしの中の美しさを形成しているのかもしれない。まいったな、この時代の匠たちには。

任天堂Switchの「ゼルダの伝説」は大人にも楽しいかも。

そういえば先日、息子と任天堂Switchのソフト「ゼルダの伝説」を買いに行って、一度試しに息子と遊んでみたんだけど、あれはけっこう楽しいかもね。僕はあまりゲームはしないんだけど、ゼルダの伝説はまずグラフィックが美しい。そして舞台は美しい自然の荒野。そこを一人の少年になりきって伝説を解き明かしながら旅をしていくようなストーリーなんだけど、この設定が僕でも感情移入しやすいと思った。いわゆるロールプレイングゲームだと思うけど、ここまで作りが凛としてると、大人でも十分ハマるなあと。誰かと競い合うというより基本は一人でやるゲームだから、大人数でワイワイガヤガヤやるものじゃないけど、そこが僕にはいい。ただ、息子と一緒にやると、僕がやってる横であーでもないこーでもないと息子が余計な?アドバイスをしてくるのがたまにキズなんだけど笑。これは日本の人が作ったソフトなんだろうけど、日本人ってやっぱり繊細というか、こういうゲームの世界の造り込み方もクオリティが物凄く緻密で高いよね。それはカメラづくりなんかにも合い通じる。こうしたプロダクトの傑作たちを身近に扱えるのはやっぱり幸福なことなんだろう。ゴールデンウィーク中はしばらく息子と一緒に、このゼルダの伝説の世界を探求してみようと思う。

真新しい皮のARTISAN&ARTISTと、しわや汚れを刻んでいく。

そういえば頼んでいたARTISAN&ARTISTのストラップが届いた。Leica M3にはいま購入時にお店の人がくれたユーズドの皮ストラップが付いてるんだけど、あくまでとりいそぎ付けてくれたものなので、カメラを落下させないようにしっかりとしたストラップを付け直そうと思っていた。どのブランドのどんな商品がいいのかネット上でいろいろ調べてみると、このARTISAN&ARTISTにたどり着いた。なるほど、名前はいかにもこだわってそうでいいぞと笑。このブランドのストラップはワンタッチで伸び縮みさせられる商品が有名のようだったけど、僕は迷わず黒革のストラップにした。Leica M3と一生過ごすその年輪みたいなものを皮のストラップにしわや汚れとしてゆっくり刻んでいきたいと思ったから。実物を触ってみると軽くて柔らかいし、これならカメラバッグの中でも邪魔にならないようだ。決して生真面目すぎない少しカジュアルな皮ストラップであることも気に入っている。カメラを購入するとそれなりにいろいろと揃えるものにお金がかかるけど、僕の場合はこれでひと通り揃ったかな。お金はできるだけフィルム代にまわしたいしね、このへんでアクセサリーは打ち止めにしておきたい。きょうは火曜日、平日の相棒Konica C35と春の日差しのなか仕事場へ向かっている。

みんなのおかげで辿り着けた、カラー現像機のお店に出せるモノクロフィルム「イルフォードXP2 400」。

昨日のブログにも書いたけど、ついに求めていたフィルムを二本手に入れることができた。カメラやってる人にはおなじみかもしれないけど、イルフォードXP2 400。このモノクロフィルムはモノクロ対応現像機じゃなくても通常よくあるお店のカラー現像機で現像ができる。

僕がふだん現像を頼むカメラのキタムラにはカラー現像機しかなくて、モノクロフィルムだと外部ラボへと回されて、現像・データ化に一週間から10日間ほどかかってしまう。でも、このイルフォードのフィルムなら普通のカラーネガなどと同様にカラー現像機しかないお店にも現像に出すことができる。僕がモノクロフィルムの現像で悩んでる時にTwitterの写真好きな人たちが教えてくれたフィルムだ。

このフィルムは今はカメラのキタムラでは取り扱っていない。通販では買えるけど、昨日立ち寄ったアルバスという写真ラボで偶然売られているのを発見して、思わずガッツポーズをしてとりあえず二本買って帰った。カラー現像機でモノクロフィルムを現像できるC-41現像のフィルムの詳しいことは検索して調べてもらえればけっこうたくさんの人が撮れ味とかレポートしてくれてます。僕のほうはひとまずこの週末に一本試してみようかと。楽しみでならない☺︎

フィルムを買って、ごはんを食べて。気持ちよかったアルバス写真ラボ。

前々からのぞいてみたいと気になっていた写真ラボのアルバスへランチ時に行ってみた。場所は福岡市中央区の警固2丁目、福岡の人にはおなじみの赤坂けやき通りからすぐのところ。フィルムが置いてあるのはホームページで確認していたんだけど、なにやらごはんも食べられるとあり、ちょっといいイメージを持って訪ねてみたら、ほんとにアーティスティック&レトロ感のあるとても気持ちのいい空間だった。

入り口横にはフィルムの販売や撮影スタジオ、アルバム制作の案内があるのを確認して、まずは腹ごしらえと奥のカフェスペースに通してもらった。オープンキッチンでなんとも小洒落た空間におじさんは多少ひるんだけど笑、腹がへってはなんとやらで空いた店内の奥へ。

煮込みカレーと自家製ジンジャエール、あとなぜかデザートセットまで頼み、お店の人に店内の写真を撮っていいかたずねてOKをいただいたので、Konica C35とGRで撮ろうと思ったら、GRはまさかの電池切れ。C35で押さえつつも、この写真はiPhoneカメラで撮った(雰囲気を伝えるためにRNI Filmsアプリでフィルターを使用)ものです。

まあ、何から何まで雰囲気があって、いい空間。フィルムをのぞきに来たんだけどすっかり癒しランチを楽しんでた。それにしても前菜はボリュームたっぷりだし、煮込みカレー、自家製ジンジャエール、あとデザートセットも作り手の愛が感じられて、ちょっと仕事の忙しさを忘れる束の間の時間を楽しむことができた。

で、ランチをしっかり取り終えて、本題のというか、本来の目的のフィルムを見ることに。こじんまりとした空間だけど、しっかり種類も置いてあり、お店の人と会話をしながらフィルム選びができる気軽な感じが、家電量販店でフィルムを買うのとは違う雰囲気を味あわせてくれる。

と、よく見ると、あ、イルフォード XP2 400があるじゃないか!と。これは買っておかねばと二本手にとったら、お姉さんから「お、大人買いじゃありませんか!」と言われて、え、二本だけなんだけどと恐縮しながらレジへ。カラー現像機でモノクロ写真を現像したいんでとか、ふわっといい写真が撮れるフィルムですよ、なんて会話をしながら、食後のなごやかなひとときを過ごすことができました。

一階はフィルム販売やごはんスペース、二階はスタジオなんかもあって、なかなか素敵な写真ラボ。近くまで行かれることがあるひとは、ぜひ寄られてみてください。いかにもフィルムを置いているラボらしい、体温のあるひとは時間を過ごすことができます。もちろん現像もやってくれるんで、こんど一度頼んでみようかなと思いながら、丁寧に見送られて帰路へ。フィルムを始めてまたひとつ点と点がつながりはじめた。