ストラップは、Leica IIIaにグルグルと巻きつけてポケットに突っ込める布タイプにした。

アルチザン&アーティストの布製ストラップ

Leica IIIaをスナップ用カメラとして日々持ち歩くために、ちょっと迷っていたのがストラップ選び。ここ数日間はひとまず頂き物の革製ストラップをつけてたんだけど、長さ調節のための金具が付いていて無造作に扱うとボディを傷つけそうだったから、ストラップは新調したほうがいいなとずっと考えていた。

それと、ここ数日間、IIIaでスナップを撮っていて気になったのが、鞄やポケットから素早く取り出してサッと撮るには、ハンドストラップのほうがいいんじゃないかという気づき。見た目はネックストラップのほうがアンティークなカメラらしくて似合ってるかもしれないけど、鞄の中やポケットにしまうには革製のネックストラップは長くて固くてちょっとかさばるし、使っていてどうもGRやKonica C35のようにサッと取り出してリズムよく撮れない。さて、どうしようと。

答えの出ないまま、ひとまず家電量販店のカメラ売り場へ行ってみた。ハンドストラップならミラーレス用とか豊富にあるんじゃないかと思ってたんだけど、これがなかなかいいものがない。一眼レフのアクセサリーコーナーにも行ってみたけど、これもまたゴツすぎてしっくりくるものがない。これはもうしょうがないなと、ライカとか名の知れたいくつかのブランド品を展示してるコーナーへ行ってみると、少し値段は張るけど、なんか雰囲気がしっくりくるものがいくつか出てきた。革製だったり、ロープタイプだったり、いくつか眺めてたんだけど、たどり着いたのはM3のストラップと同様、アルチザン&アーティストのストラップたちだった。

僕がM3につけているものと同じような柔らかい革製のストラップなど、何種類かをショーケースから出して触らせてもらった。もちろん、どれもいい感触なんだけど、どれもネックストラップで固く長い。ひとつだけハンドストラップもあったんだけど、これも色が淡いベージュで、僕のIIIaにはどうもしっくりこない。んーと悩んでる時に、いや待てよ、布製のものがいいんじゃないかと。

ショーケースを再度眺めると、茶色の布製のものがひとつだけある。僕のIIIaは色が浅くなっていることもあって、パッと見、茶色系のボディに見える。黒より茶色のほうが似合うし、実際にそのストラップを手にとってみると、ネックストラップではあるんだけど、かなり短めでなにやらハンドストラップとネックストラップの中間サイズのような軽快感がある。なにより、これならネックストラップでも手にグルグル巻いて使えそうだし、IIIaにグルグル巻いてポケットに入れられそう!と、なんだか使用した時のイメージが鮮明になったんだよね。

というわけで、僕のバルナックIIIaには、アルチザン&アーティストの茶色の布製ストラップをチョイスした。帰宅してから早速取り付けてみたんだけど、これがお店でイメージした通りでなかなかよろしい笑。僕の中ではバルナックは小冒険カメラだから、布製のカジュアルな感じもけっこう似合ってる。これで、明日からは鞄の中に入れていても金具で傷つく心配もないし、撮りたい時にサッと取り出して、ストラップを手にグルグル巻きして素早く撮れそう。そして何より茶系のIIIaとストラップの組み合わせを眺める楽しみもできた。これで本当にあとは撮るだけ。ポッケに入れて持ち歩くバルナックの姿が見えてきた。

初めてのlomography100、僕は一発でトリコになった。

Nikon F6, 50/1.4D, lomography100

さっきTwitterである人が教えてくれたように、lomographyのフィルムは特に青が美しい。ちょっとハッとする色味というか、僕はもう一発でヤラれた。なんで今まで使ってこなかったんだろうと思ったくらいだから。

Nikon F6, 50/1.4D, lomography100

僕がふだんよく使うフィルムはこれまではFuji業務用100が多かった。安いというのもあるけど、フィルムを始めた時から使い慣れていることもあって今ではその風合いまても大好きなフィルムになった。それゆえにあまり他のフィルムに浮気することはなかったんだけど、どうだろう、浮気ところか、lomography100は本命を奪っていくかもしれない。

Nikon F6, 50/1.4D, lomography100

業務用100が乾いた風合いの素晴らしさだとすれば、lomography100はもっと潤いとか湿りっけの方向に振った気持ちよさといえばらいいだろうか。リバーサルフィルムの湿度ともまた違う、それはlomography100ならではの微妙な描写。僕はこれ、かなり素敵だなあと思った。

Nikon F6, 50/1.4D, lomography100

とてもエモーショナルな描写なんだよね、僕には。実際に目の前にある絵に、音とか手触りとか空気の湿り気とかまで付加された世界。そういう意味では実像に多少着色されてるかもしれないけど、五感で感じる光景としてはこのエモーショナルな絵の方がむしろ近い。僕はそんな風に感じた。

Nikon F6, 50/1.4D, lomography100

実はこのlomography100の描写がとても気に入って、きょう感度400のlomography400も購入した。これまで400はFuji PRO400hが多かったんだけど、400もまたlomographyにハートを撃ち抜かれるかもしれない。そんな予感がプンプンするのである。

Nikon F6, 50/1.4D, lomography100

今回の写真たちは冬色の青たちだけど、夏に撮ったらどんな青を見せてくれるんだろうかと、また興味津々だ。風が写り込むんじゃないか、そんな気さえする。やっぱりフィルムはいいね、人間らしさがある。デジタルの進歩はとんでもない高度なものがあるけど、僕はこの人間らしいフィルムの描写がとても好きだ。

Nikon F6, 50/1.4D, lomography100

つぎはぜひ、機械式のライカに詰めてみたいな。そうそう、感度400のlomography400を購入したのは、ふだんの平日のスナップカメラをしばらくLeica IIIaにしてみようと思って、それ用に400を手に入れたところがあるんだ。新しいカメラもワクワクするけど、新しいフィルムというのも相当ワクワクする。

Nikon F6, 50/1.4D, lomography100

こうして撮った写真を眺めてると、僕にしては珍しく横位置の写真ばかりだ。たまたまかなあ、それともこの時に何かそういう目線になる意識にあったのかな。何はともあれ、僕はきょうからこのlomographyというフィルムを愛するモノたちのリストに加えたいと思う。それもかなりトップランクの愛するモノに。直感だけど、僕の直感は大抵当たるので。

カメラもスマホも小さいって素晴らしい。片手でヒュンヒュンって操作できるっていうね。

RICOH GR, Konica C35

僕のiPhoneは大きめサイズの6Plusだったんだけど、ここのところタッチのレスポンスや電池の持ちが醜くて、見た目は全然古びていなかったんだけど、ついにしびれを切らしてiPhone8に買い替えた。

まあ使い心地の悪さが買い替えの一番の理由ではあるんだけど、6Plusの大きさともなると両手で操作しないといけないので、それもずっと気になる要因だった。特に写真を撮るときに片手でサッと撮れなくてね。うーん、これじゃスマホの軽快感がまるでないじゃんと、写真を撮るたびに次に買い換えるときは片手で撮れるサイズのiPhoneに戻そうとずっと考えていた。

お店に行くまではね、iPhone5時代のサイズと同じの現行モデルiPhone SEにしようとさえ考えていたんだけど、いざお店で触り比べてみたら、最新モデルのiPhone8もなんとか片手で操作できそうだったから、いつものスペースグレー、容量は写真やるから256GBタイプにした。まあ性能は最新のものだし、デザインもガラス復活ということでなかなか素晴らしいんだけど、僕の場合はとにかくこのコンパクトさが決め手だった。

iPhone 8Plusはカメラは素晴らしいんだけど、大きさが6Plus同様とにかく大き過ぎるのでパス。ホームボタンのない記念モデルiPhone Xも触り比べたんだけど、8と8Plusの中間サイズといえばいいかな。やっぱり片手で操作するには大きすぎて、僕には合わなかった。

で、お店を出てからiPhone8を片手で触ってるんだけど、やっぱり軽快さがまったく違う。片手でヒュンヒュン操作できるってってのは、積もり積もればかなりの使い勝手の良さにつながると思う。そんなことを考えてたら、これ、カメラにも通じるところだよなあと。ニコンやライカを両手で構えて撮るのもいかにもカメラっぽくて本格的で楽しいんだけど、コンパクトなGRやC35を片手で操作して撮る、アノ軽快感はやっぱりたまらないものがあって、カメラもスマホも小さいって正義だなあと。どうかしたら、写りの良さと同じくらい重要な要素だと思うんだ、小ささってね。GRなんかはほんと片手で操作できる場所にすべての操作系ダイヤルやボタンがレイアウトされてるから、とにかく片手でサクッと撮ることに重きが置かれている。なんてったってスナップ用カメラだから、片手で撮りやすいかどうかはとても大事な要素なんだ。

というわけで数年ぶりに片手で撮れるiPhoneが僕の手元に帰ってきた。これでiPhoneカメラで撮る写真も少し増えるかな。なんだかんだ、いちばん身近なスナップ用カメラともいえるからね。いいプロダクトの基準、それは片手で操れるかどうかだったりするんだよね。

シャッター音の気持ちよさでいえば、Nikon Dfも忘れてはなるまい。

Nikon Dfの軍艦部とシャッターボタン

きょうは一日、フィルムコンパクトのKonica C35で写真を撮ってたんだけど、その反動なのかな、愛犬と夜散歩してる時に、ふと元気のいいシャッター音のカメラで写真を撮りたいという気持ちが込み上げてきた。その時、イメージとして浮かんだのがNikon F2ではなくNikon Dfだったんだよね。じぶんでも少し意外だった。

考えてみると、Nikon Dfというカメラはデジタルなんだけどフィルムカメラ時代のマニュアル感覚で撮れるレトロチックな軍艦部、オールドニッコールなレンズたちが使えるところなんかの特徴が語られがちだけど、何を隠そう、シャッター音とシャッターフィールも実に気持ちいいカメラなのである。低音の締まりの効いた落ち着きあるシャッター音と、ストンと瞬時に振動が収まる感触は、フィルムカメラとは違ったある種の官能さを持ち合わせている。あの感触を一度でも味わうと、やっぱりヤミツキになる何かがあるのである。

そうだなあ、マットな音と振動とでも言えばいいだろうか。F2のような叫びに近い派手なシャッター音ではなくて、もっと上品な収まりのいい音色。その派手さとは違う感触がジワジワと僕の好みを支配していってるようなところがある。それもそのはずで、手持ちのカメラの出動回数とシャッターを切る頻度でいえば、今はNikon Dfがいちばん多いかもしれない。もともとはフィルムカメラで撮れないシチュエーションの補完カメラ的な存在だったかもしれないけど、今やすっかりメインカメラになっていて、たぶんシャッター音を聴きたいカメラとしていちばんに想起したのも、その証だと思う。

まだ火曜日、Nikon Dfで撮れる週末までは三日ほど我慢しなければならないけど、無性にいまNikon Dfで撮りたいという衝動にかられる。部屋の中で空シャッター的に数枚撮ればいいんじゃないかと思うかもしれないけど、あのDfのマットで締まったシャッター音は、外の空気の中で聴くほど空気に包まれて心地いいものになる。だから、やっぱり部屋の中ではなくて外で聴きたい。フィルムカメラ的なフォルムだけど、フィルムカメラとは違う、一種独特のシャッターフィールを感じさせてくれるDfというプロダクト。このカメラを製品化したNikon社の開発陣たちのこだわりは、単に昔を懐かしむことではなくて、唯一無二のカメラを世に送り出したかったんだろうなと今は思う。

僕もDfを購入しようと考えるまでは、Dfはそのデザインばかりに目がいっていたんだけど、同じような印象を抱いてる人は、ぜひ店頭でDfのシャッターフィールを体感してほしい。このDfというカメラが何かの真似事ではないことがはっきりと分かると思う。

ありがとう、FUJI FILM。リバーサルフィルム3種類の試し撮りがあがってきたよ。

FUJICHROME Velvia100

二週間前にキタムラに出していたリバーサルフィルムの現像があがってきた。僕にとってはリバーサルフィルム体験、第2弾。第1弾で生まれて初めてVelvia100で撮って衝撃を受けたこともあり、今回はリバーサルフィルム3種類を手に入れ、同じ日に一気に3種類を試し撮りしてみた。フィルム3種とは、国内唯一のフィルムメーカー、FUJI FILMが今も販売し続ける「Velvia50」「Velvia100」「Provia100F」だ。

Velvia50, Nikon F6, 24-85VR

最も衝撃を受けたのは、このVelvia50だろう。その綿密な描写は他の2種を間違いなく凌駕する。感度50はまさに初体験。このフィルムを買うときにキタムラのフィルムコーナーの店員さんが「はっきり言ってプロ用ですね」と言っていた意味が少し分かった気がした。Velvia50はなんというか、その他のフィルムとは一線をかす孤高のフィルムのような存在感を放つ。少し暗い林の中ではさすがに手ブレした。リバーサルフィルムの中でも特にシビアな露出が求められることは間違いない。ただ、そんなシビアさを受け入れてでもコイツで撮りたいと思わせる迫力がこのフィルムにはある。ある意味、凄みを感じた。

Provia100F, Nikon F6, 24-85VR

次はProvia100Fだ。このフィルムは、Velviaが色を鮮やかに盛った記憶色と言われるのに対して、自然な色味が持ち味だ。この写真は少しオーバーめだけど、どの写真もたしかに派手さとは異なる落ち着いたトーンを描き出す。そういう意味ではどぎつくないナチュラルでやさしい色。こらもまたアリだなと思った。どうだろう、ある意味リバーサルらしくない発色と言えるかもしれないね。ただ、このProviaもひとたび撮れば病みつきになる何かがある。ただの落ち着いた写真ではないんだ、やはりね。

Velvia100, Nikon F6, 24-85VR

最後はVelvia100だ。いかにもリバーサルフィルムらしい色のりで、ネガフィルムとはまったく異なる世界を期待通り提供してくれる。そういう意味ではザ・リバーサルと言ってもいいんじゃないかな。Velvia50よりさらにメリハリのある盛った迫力がある。富士フイルムのデジカメにはフィルムシミュレーションというモード切り替えがあるけど、そこでビビッドのことをVelviaと呼んでるけど、それはこのVelvia100のイメージなんだろうなと悟る。とても鮮やかで、ライトボックスで見るために生まれた色味と言えるんじゃないかな。

というわけで、リバーサルフィルム3種の写真を比較の意味も含めて並べてみた。もちろんそれぞれ36枚ずつ撮ってるから、ここに載せてる写真はその中のほんの一枚であり、同じフィルムでも多彩な表情を見せてくれるから、なかなか一概にフィルム特性を言い表すのはむずかしい。あくまで参考程度にしてもらって、あとはぜひじぶんで撮ってその素晴らしさを堪能してほしい。はっきり言えるのは、間違いなくネガフィルムより気分が高揚するということ。本能に突き刺さってくる何かがリバーサルフィルムにはある。どれで撮ってもちょっと興奮を抑えられない世界を垣間見れるだろう。なんかあまり饒舌に書くと、逆にチープな物言いに聞こえるかもしれないから、心の中にある興奮には少し封をして、このへんでやめておこう。僕はしばらくこのリバーサルフィルムの虜になってみようと思う。そう思わせる官能さがこのフィルムたちにはある。さて、もうしばらくリバーサルフィルムの写真たちを眺めて眠りにつくとしよう。

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こっちは縦構図版。iPhoneのカメラって35mm換算で焦点距離29mmくらいなんだね。

iPhone 6Plusで撮影した縦構図を3:2にトリミング

さっきTwitterには全画面表示しやすい横構図の同じような写真をポストしたんだけど、こちらは縦構図で撮ったもの。最初に撮ったのはこちらの縦構図のほう。この縦方向に伸びるイチョウの葉を撮りたかったんだけど、鞄の中のカメラは取り出しづらかったんで咄嗟にiPhoneで撮った。

iPhoneカメラの焦点距離は広角だよなあと以前から気になっていたんだけど、ネットで「35mm換算.com」なるサイトを見つけて、僕のiPhone 6Plusに近い6s Plusを見てみると、35mm換算で29mmと出てた。なるほど、それなら僕のGRとほぼ一緒、けっこう広角だ。最新のiPhoneのことはよく分からないけど、ボケとかも撮れるのかな、だとしたらカメラ産業にとってはなかなか手強いけど、でもやっぱりカメラの質感には敵わないかな。奥行きみたいなものがiPhoneだと出ない気がして、僕は写真を撮るときはほとんどカメラを取り出して撮る。

まあでも、昨夜のフィルムか、デジタルかの議論じゃないけど、カメラで撮ろうがiPhoneで撮ろうが大した問題じゃない。じぶんが趣味で楽しむなら、好きなもので好きなように撮って気持ちよさを楽しみ尽くせばいい。ただ、それだけ。要は撮るか、撮らないかだ。さて、僕も仕事終わりに支度をして、Runがてらちょっと撮ってくる、GRと。

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iPhoneカメラのフィルム写真風アプリ、僕はこの二択。

iPhone撮影。アプリ RNI FilmsでFuji FP100c風に。

僕はGRやデジイチ、フィルムカメラで撮った写真はレタッチしないけど、iPhoneカメラの質感はモノクロ以外はどうも苦手で。そんな時はiPhoneで撮った画像をフィルム写真風に加工できるアプリを使う。

定番は二つのアプリで、ひとつはおなじみ「VSCO」。このアプリの色は加工しましたという感じではなく、ごくごく自然な感じで気に入っている。ストリートの写真が似合う色合いかな。僕は2年ほど前にInstagramのタグで見つけて、あまりに気に入って有料フィルターも追加した。

「VSCO」の操作画面

あとは一年ほど前に見つけたアプリ「RNI Films」。こちらは例えばFuji ◯◯風とか、いくつかの実在するフィルムの写りをモデルにフィルター化している。その分なんというか、ソノ気になれる。この記事のいちばん上の写真がこのアプリで加工したもの。なんか雰囲気あるでしょ。

「RNI Films」の操作画面

フィルムカメラをやる前までは、こうしたアプリも単にカッコつけ風に使ってたんだけど、今は少し気持ちも変わっていて、その時フィルムカメラを持っていなかった気持ちを埋めるために、カメラで撮った気分で加工してる、そんな感じかな。さすがに本物のフィルムカメラで撮ったようにはいかないけど、アプリで加工した写真だよと言われなければ、僕も分からないかもなと:)。撮った後加工するんじゃなくて、最初からこう撮れるデジカメが登場すればいいのにね。

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Nikon F2の美しさは異常。ちょっと惚れすぎの感はあるけど。

Nikon F2, Auto50/1.4

正確にいうとNikon F2アイレベルとAuto Nikkor SC 50mm f1.4の組み合わせだね。もうほんと惚れ惚れする。このF2は先週修理から戻ってきたもので、けっこう傷もあったりするんだけど、こうして佇んでる姿はほんと流麗で美しい。

F2はある意味、地味な存在。初代のFとベストセラーのジウジアーロデザインのF3という偉大な2機種に挟まれた存在だからね。でも、そのむやみに主張し過ぎないところがまた惹かれる。デザインはたしか社内デザイナーなんだよね。鋭利な男らしさのFと比べると、角がとれてその分流線的になった。しかも、その控えめなデザインとは裏腹に、その中身はFを徹底的にリファインして、機械式カメラとしては世界最高峰といっていいクオリティを詰め込んできた。その外見は控えめなんだけど、中身はマッチョというスタンスがまたF2を通好みの特別な存在にする。

機能美というのは本当にそうで、このF2の佇まいには、そうした孤高の存在としての静かなプライドのようなものがプンプン薫る。弟分でライトなFEなんかと比べると、そのフォルムも実は相当にマッチョでアグレッシブなことが分かるんだけど、単体で佇んでる時はそうした雰囲気をスポイルして実にクールだ。そして、ひとたびシャッター巻き上げレバーを引き、シャッターを切れば、このカメラがいかに堅牢でとんでもない凄みを持ち合わせてるかが手と脳にダイレクトに伝わってくる。僕はF2を手に入れる時、FとF3も直に触れて比べて最終的にF2に決めたんだけど、その直感のようなものを信じてよかったなと思う。カメラとは惚れたもん勝ちだからね。

このレンズ、Auto50/1.4はF2といっしょに購入したもの。買う時は当然試し撮りなんかできないから、もう見た目で選んだといっていい。それくらいF2シルバーのボディにはこのAuto Nikkorがよく似合う。先日修理に出した時にTwitterである人が、長持ちさせるコツは酷使せずたまに使うくらいにしてあげることと言ってたけど、頭では理解しているものの、このF2の姿を見ているとガシガシと酷使してやることが最もこいつにとっても幸福なんじゃないかと思わせる。幸い適度に傷もあるし、壊れたらまた修理に出してあげればいい。直しやすさも機械式カメラの優秀な性能だからね。そういえば、カメラ修理店の人もエフツーと呼んでいたし、最近買ったF6マニュアルにもNikon内でもエフツーが正式呼称と書かれていたから、近ごろエフニと呼んでいたんだけど、あらためてエフツーと呼び直していこうと考えている。気のせいか、この佇まいにはエフツーのほうが似合う気がする。

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これ1本で24mm、35mm、50mm、85mmまで。AF-S Nikkor 24-85 f3.5-4.5G ED VR

AF-S Nikkor 24-85 f/3.5-4.5G ED VR

新たに手に入れたAF標準ズーム「AF-S Nikkor 24-85mm f/3.5-4.5G ED VR」の試し撮りを、愛犬と一緒にしてきた。結論から言うと、これは予想した通り『相当買いな1本』だと思った。24mm、35mmの広角から、50mmの標準、さらに中望遠の85mmまで、これ1本あれば撮れるってなかなか凄いことだよなと。

AF-S Nikkor 24-85 f/3.5-4.5G ED VR

しかも特筆すべきは、それだけのカバー領域を備えながら、驚くほど軽量でコンパクトなこと。僕はNikonフルサイズ機最軽量のDfに装着してみたけど、思った通りの軽快さで外に持ち出せる。カメラやレンズにとって「外に持ち出しやすい」というのは、僕からすると最高性能と言っていい。

AF-S Nikkor 24-85 f/3.5-4.5G ED VR

描写の美しさも僕にとっては十分だ。カリッと決まるピントのあった部分からボケへと流れる感じ、そして適度に周辺減光する感じも僕にはとても気持ちいい。今朝は愛犬との散歩カメラに連れ出したんで、ふつうの住宅地周辺の景色を撮ってみたけど、特に広角域を生かして景勝地を撮ってみたいなと思ったし、実際85mmまで自在にズームできるとなると、旅行の時なんかはこれ1本あればすべてカバーできるだろうね。

AF-S Nikkor 24-85 f/3.5-4.5G ED VR

僕がこのレンズを手に入れた理由はもうひとつある。それはフィルムカメラのNikon F6にも使いたいと思ったから。ふだんF6は単焦点レンズ50/1.4Dをつけて楽しんでるけど、風景スナップを撮る僕にとっては広角域も欲しくなる瞬間がある。そんな時に24mmや35mmを瞬時に使えたらおもしろいだろうなと思ったんだよね。

AF-S Nikkor 24-85 f/3.5-4.5G ED VR

実際、それは正解だった。きょうこのDf×散歩カメラでデジタルの試し撮りをした後、今度はNikon F6に装着してフィルムでの試し撮りもしてみたんだけど、広角から標準、中望遠までいける気持ちよさを堪能することができた。フィルムはリバーサルを使ったんだけど、フィルムだとどんな描写をもたらしてくれるのかは現像あがりまでのお楽しみ。

AF-S Nikkor 24-85 f/3.5-4.5G ED VR

僕のブログはふだんは一記事に一枚の写真なんだけど、試し撮りの時は他の人の参考にもなればと数枚の写真をアップすることにしている。僕もふだん、かなりの情報をネット上の記事で助けてもらってるから、僕のつたない記事でも誰かの役に立てばいいかなと思って。このAF-S Nikkor 24-85 f/3.5-4.5G ED VR、間違いなくフルサイズ用の標準ズームとしては最もバランス感覚に優れた一本と言っていい。軽さ、コンパクトさ、そして買いやすい価格と、どれをとってもベストな選択。僕には最高のレンズのひとつになった。

年間でプリント商品が10%引きになる「フォトカルチャー倶楽部」はかなりお得。キタムラのユーザーはぜひ。

カメラのキタムラを利用している写真愛好家の人にはおなじみかもしれないけど、「フォトカルチャー倶楽部」というものがある。僕も最近入って、ようやく会員証が会報誌と共に届いた。

このフォトカルチャー倶楽部は、年会費1,500円をキタムラで払って入会すると、一年間、キタムラで購入するフィルム代や現像代、プリント代が10%引きになるけっこうお得な倶楽部。僕は以前デジカメを買った際に入っていたんだけど、その頃はプリントはあまりしなかったから一度は退会していたんだけどね。フィルムを始めるようになって、毎度カメラのキタムラでフィルムを買うようになり、ある日店員さんから「けっこうフィルムを使われているので、フォトカルチャー倶楽部に入られたほうがお得だと思いますよ」と言われて。たしかに、年会費1,500円だと年間15,000円分の買い物をすれば元が取れる。フィルム、現像、プリント、これは確実に15,000円を超えるので笑、キタムラを利用する人でフィルムユーザーは絶対入ってたほうがお得だよね。

あと、会員には何に4回、写真情報誌として「四季」という雑誌も届く。50頁くらいの雑誌だけど、写真をやる人にはちょっとした読み物としていいかもしれない。あとは全国のスタジオマリオの利用料も10%引きみたいだね。フィルムカメラは楽しいけど、ランニングコストはなかなかバカにならない。少しでも安いと助かるし、その分フィルムが買えたりボディが買えたりもするしね。僕も早速その恩恵を受けているところ。じぶんではなかなか自家現像する余裕はないけど、ランニングコストは少しでも浮かせて楽しみたい、という人には、じへおすすめだな。詳しくはこちらのサイトで。