カメラとロードバイクは最高に相性がいいと思うよ。

Specialized Roubaix SL4 Sport, Konica C35

三連休最後の月曜日は海の日。といっても僕の住む街からは海はかなり遠いんで、水辺をめざしてロードバイクを走らせてみた。暑いは暑いんだけど、サドルの上は適度に風が感じられて、走ってるぶんにはそれほど暑さは感じない。いつもより力を抜いてリラックスライドで走ってみた。

Specialized Roubaix SL4 Sport, 撮影はiPhone8
Konica C35, 撮影はiPhone8

背中にはもちろんカメラを積んで。きょうのお供はフィルムコンパクトのKonica C35。残りフィルムが入ってるんできょうで撮り切ろうと持ち出してみた。とにかく軽量コンパクトだし、僕的にはC35は頑丈なイメージがあるからこんな炎天下のお供でも特に気を使わず持ち出せる。

撮影はiPhone8
Specialized Roubaix SL4 Sport, 撮影はiPhone8

カメラを持つと散歩が楽しくなるわけだけど、そのうちカメラを持ってもう少し行動範囲をひろげてスナップが撮りたくなる。そんな時、車で出かけるのもいいんだけど、渋滞に巻き込まれて遠出するほどではなく、徒歩と車の中間くらいの距離で寄り道しながらスナップしたかったりする。そこで自転車で出かけてみるのがおすすめだ。

Specialized Roubaix SL4 Sport, 撮影はiPhone8
Konica C35, Fujifilm 業務用100

ふだんよく通る主要道から少し横道にそれて、ゆっくり辺りを眺めながら走ってみる。そうすると昔眺めたような懐かしい光景や、ハッとするような新鮮な景色に次々と遭遇する。あの気持ち良さはたぶん、昔子どもの頃に見たサドルの上の高さから眺める視界というのが作用してるんだろうなと思う。とにかく本能が喜ぶ光景ばかりなんだ。

iPhoneカメラで撮るもよし、持参したフィルムカメラで撮るもよし。近ごろ写真欲が少し落ちたんだよなあという人にはロードバイクやママチャリでカメラと出かけてみてはどうだろう。いつのまにか運動にもなって、カメラもからだも喜ぶ休日になると思うよ。

日々のカメラ、週末のロードバイク。僕は生きかえる。

Specialized Roubaix SL4 Sport, Fujifilm X-E2 + Jupiter-8 50/2

6月最後の土曜日の朝、激しかった雨が奇跡的にあがり、2時間程度なら持ちそうな空の色を確認して、僕はロードバイクを持ち出した。月末はプールも休館日のため、この体の鈍った感じを取り去るにはロードバイクに乗るしかないように思えた。

いつもの通り、車と並走せずに済む川沿いの道まではそろりそろりとロードバイクを走らせる。ママチャリと同じくらいのスピードだが、公道はいつもこんなペース。自転車のF1カーとも言われるロードバイクはあまりに軽量すぎるため、車の多い道や歩行者が行き交う道ではスピードが出過ぎるし、ビンディングシューズでペダルと固定された足は、急な停止には向かない。つまり、人や車のいない道で高速で走れる場所でしかロードバイクのポテンシャルは引き出せないし、自転車道が整備されていない日本の道路ではほとんどの場合、ロードバイクの本質を楽しむことはむずかしい。

だから、僕の場合はロードバイクのポテンシャルが引き出せない道路では、ママチャリと変わらない乗り方しかしない。僕の知人でロードバイクやトライアスロン(TTバイク)をやってる人間は、車にロードバイクを積んで移動し、安全な場所に着いたらようやくロードバイクにまたがりハイパフォーマンスを楽しむ。ロードバイクのポテンシャルを高次元で引き出せる乗り方をした時の爽快感はたまらないものがある。無心になれたり、記憶が蘇ったり、肉体が風と同化したり、想像を超えた多幸感に包まれる。そして、そこまで力を出し尽くした後の疲労感は、何者にも変えがたいほど心地いい。

現代はどんなにしなやかに仕事をしようと思っても、かなりのストレスと疲労感にさいなまれるけど、それでもなんとかまた翌週がんばれるのは、僕にとっては週末のこのロードバイクのおかげだ。このロードバイクが僕の主に肉体的な疲労感をリセットしてくれるとするならば、脳的なリラックスをもたらしてくれるのがカメラ。毎日わずかずつでもシャッターを切れるよろこびは、他のものでは代わりがきかない。

人間には、じぶんを解放することができる何かがいる。僕の場合なら、それはカメラでありロードバイクだ。Runや水泳もするけど、道具と戯れることが僕はどうやら好きなようで、その意味ではカメラとロードバイクは脳と肉体をリセットしたり高めたりするのにとても合っている。そして、カメラとロードバイクは相性もいい。きょうはロードバイクで走る背中にミラーレスカメラFujifilm X-E2を乗せていて、休憩がてら何枚か道中のスナップを楽しんだ。ロードバイクに乗る時は大抵、なんらかのカメラはいつも一緒だし、逆にカメラを楽しみたいからロードバイクに乗って出かけることもある。決してこけることのない安全な乗り方をすれば、どんなカメラでもこうしてロードバイクと少し遠出の散歩カメラ的スナップが楽しめる。

僕はカメラもロードバイクも楽しむ時は大抵ソロ、つまりひとりだ。仕事も家庭も常に誰かと動いている中で、ひとりになれる時間は貴重だし、じぶんのペースみたいなものを取り戻せるところがある。今の目の前のことだけでなく、昨日のことを考えたり、明日のこと、数年後のこととかいろんなことが頭の中をめぐる。そうした脳のゆらぎみたいなものに、カメラとロードバイクはとても心地よく刺激を与えてくれる。子どもの頃は永遠と思えたゆるやかな時間の流れも、この歳になると加速度的に慌ただしく過ぎていく。そういう日々と週末に、少しだけじぶんらしいペースの時間を。趣味とは遊びだけじゃなくて、じぶんらしさを確認する大切な時間でもあるんだ。

男には遊び道具がいる。一人で無心になれる系の。

Specialized Roubaix SL4 Sport

きょうでGW休暇5日目だけど、4回ロードバイクで出動している。じぶんでもかなりうれしいペース。心身ともに快調な時っていうのは、僕の場合ロードバイクに乗ってる頻度が多い時だというのを再認識してる。

出動頻度が増えたのは暖かい季節になったこともあるけど、ホイールを変えたんだよね。ロードバイクやる人は分かると思うけど、僕はこれまで完成車に付いていたいわゆる鉄下駄ホイールを履いていた。それをようやく交換したんだよね、アルミのホイールに。

Mavic キシリウム プロ エグザリット

これもロードバイクやってる人にはおなじみだけど、MAVICのキシリウム プロ エグザリット。アルミのクリンチャータイプとしては最上位モデルと言っていいのかな。最初からエグザリット狙いではなかったんだけど、たまたま整備に立ち寄った行きつけのショップに試乗タイヤがあったから履いてみた。数日間試してみた結果、思い切ってホイールチェンジするに至った。

僕がエグザリットにしたのは、大きく言えば3つの理由。ひとつは、やはりルックス。通常、アルミのホイールはブレーキシューが接触する部分はアルミのシルバーカラーなんだけど、エグザリットはご覧の通り特殊なプラズマ加工が施されてマットなブラック、いわゆる黒リムと呼ばれるホイール。足回りが黒くなるだけで見違えるようにロードバイクは精悍な佇まいになる。

ふたつめはやはり走り。重量を測るとエグザリットは元のものより500g以上軽かった。そしてスポークもアルミで本数も少なくなり空気抵抗も軽減。いわゆる回転性も良くなり、走り出しからダンシングまでとにかく軽快になった。これは試乗してみないと分からない完成度だった。ホイール交換を考えてる人はできるだけ試乗してみたほうがいい。乗り味は感性に訴えるところがあるから、なかなかネット記事のインプレッションなんかでは分からないんだよね。

そして3つ目、これが極めつけの購入理由になったと言っていいけど、それはエグザリット独特のブレーキ音なんだ。ブレーキをかけると指の圧によってヒューンという音色が変化しながら車体を制御する。え、音がしないほうがいいんじゃないの?と言われそうだけど、たしかにロードバイクに詳しくない人が聞いたら整備不良のキーキー鳴るブレーキ音に聞こえるかもしれない笑。でも、このエグザリットを履いていることを主張する音がたまらないんだ、男には笑。

Mavic キシリウム プロ エグザリット

なんだ、その音ってのは?と興味がある人はYouTubeで「エグザリット 音」とかで検索してもらえるとお聞きいただける。エグザリットというのは特殊なブレーキ加工の名称で、素のアルミリムに比べてブレーキ制御がかなり良くなる。よく言われるのは雨天時でもブレーキが効きやすいとか、ダウンヒルでも安心してブレーキを効かせることができるというもの。その独特の制御力を発生させると鳴る音なんだよね。

リムと接触するゴムの部品がブレーキシューと呼ばれるものなんだけど、エグザリットは専用のブレーキシューを必要とする。これが一般のブレーキシューに比べると2倍ほど高価だったりもして、なかなか維持費もたまらないんだけど、男はこういうものに弱い笑。あえて手のかかるモノへとハマっていくんだよね。もうこれはフルメカニカルシャッターのカメラにハマっていくのと同じ原理だから笑。程度のいいライカM3が余裕で買えてしまうような値段でなかなか勇気のいる買い物だったけど、ロードバイクは僕のカラダづくりのペースでもあるし、思い切って移行してみた。これで新しいカメラやレンズを買う余力は無くなったわけで、そういう意味ではカメラ欲にも強力なブレーキ性能となったわけだ笑。

Specialized Roubaix SL4 Sport

いやね、もう言い訳に聞こえるかもしれないけど、男にはね、いくつになっても遊び道具がいるんだ。それも女の人から見ると、そんなものにお金かけてバッカじゃないの!?という類のもの。だけど、そのへんてこりんなもので男は頑張れる生き物だったりもする。単純でロマンチストでもう取り扱いカンタンな生き物なわけです。そして、死ぬまでにトライアスロンの最高峰、ハワイのアイアンマンレースにいつか出たいとかほざくわけです。仕事でクタクタになって帰宅しても、一人勝手に燃えてRunやスイムに出かけて死にそうになって帰ってきては、まだまだだなじぶんは!とか青春してるわけです笑。というわけで、誰に向けて何を書いているのか分からなってきたけど、言いたいことは大体言えたので今日のところはこの辺で。続報はボチボチあげていきます。