いいなあ、死ぬまでに一度は出てみたいアイアンマン。

鉄人レースの最高峰といえば、憧れはやはりハワイ島のトライアスロン・フル、IRINMANではないだろうか。とても人間が到達できそうにない距離を、泳ぎ、漕ぎ、走る。

尋常じゃないレースだからこそ、みんな魅せられる。僕がスイムを始めたのも、このレースのことがきっかけだったことは秘密だ。

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とはいっても今の僕は到底夢物語。「アイアンマン・ディスタンス」のレースは、スイム3.8km・バイク180km・ラン42.195km、合計約226kmで行う。通常のオリンピックディスタンスでさえ夢物語なんだ。

そんなクレージー極まりないレースだけど、いつかは、いつかは出たいと思う、それが男なんだ。無茶苦茶だけど、その無茶苦茶さにやられるんだ。なんか、火がついた。また鍛えよう。死ぬまでに、一度きりのために。

 

昼はバイク、夜はスイム、久しぶりのダブルで心地よい土曜の夜。

この場合の”心地いい”というのは、もうクタクタで動けないという疲労感の心地よさというニュアンス。午前中は息子の授業参観に行って、昼からロードバイクで自然の中へ。ひと休みしてから夕刻過ぎにスイムに出かけるという、じぶんでも少し無理めな動きだなと思うんだけど、僕の場合はジッとしてるよりはこうしてからだを酷使して肉体的疲労感に包まれているほうが何倍も心地いい。からだの中のコリとか毒素とかいろんなものをリセットする、週末はそんなチューニングに重要な二日間だ。

いつもは大抵、土曜日はスイム、日曜日はバイクという組み合わせだけど、一週間の疲れやまったり感が激しい時は、こうしてスイムとバイクのダブルの日をつくる。これにランまで加えられれば、いわゆるトライアスリートメニュー、トリプルだけど、そこまでは気力がなかった。

きょうはプールでふと思ったんだけど、世の中におばさん(ごめん、僕もおじさんだけど)でかなりスリムで姿勢いい人っているでしょ。あれ、体質なのかなあと思ってたけど、違うなと思った。プールでみかけるそういうおばさんは、ひたすらロングを泳いでます。30分くらい連続で、距離にしたらたぶん1kmから1.5kmくらいをクロールでゆっくりしなやかに。そういうことを日々地道にやってるから、からだは正直にその効果を体型や姿勢にあらわす。努力というか、もっとたぶんライトな習慣みたいなものなのかな。そんな風に思った。

にんげんはじぶんを甘やかすといろいろ不具合がおきる、実によくできた生き物というか生態系だと思う。じぶんに厳しくというのは難しいけど、適度にじぶんに圧をかけるというか、しなやかに鍛える感じはやっぱり必要だと思うし、そういう日常や人生でありたいなと考えている。

春めいたロードを久しぶりに35kmライド。やっぱりサドルの上は爽快だ。

まだまだ底冷えのする2月後半の日曜日だけど、今年初のロードバイクはやっぱり気持ちよかった。太陽があたる場所はどこか春の陽気も感じられたし、何より菜の花がいたるところに咲き始めていて、無条件にからだが喜ぶ、そんなライドだった。

ここしばらくスイムトレに集中していたから、からだや呼吸の仕方が水泳バージョンになってたのかな、少し息切れがしたけど、10kmも走れば慣れてきて徐々にペースを取り戻すことができた。やっぱりスペシャライズド・ルーベSL4スポーツのしなやかな走りは快適だ。路面の細かな凹凸をいなしながらヌーっと走り抜ける感覚はあいかわらず病みつきになる。

あとはランの復活だな。スイム、バイク、そしてランを適度なサイクルでトレーニングしてバランスのとれた肉体を維持する。それが今年の当面の目標。スイムの上達具合からいくと今年のトライアスロン挑戦はまだ厳しい気がするけど、そこはあせらずゆっくりと仕上げることで、スポーツのある日常をまったりと楽しみたい。そして、どこに行くにも、どのトレーニングをするにも、いつもRICOH GRを忍ばせて。

 

今夜も2ビートクロールでまったり浮かんできた。

脳がぐちゃぐちゃの時は夜のプールで泳ぐにかぎる。今夜もわずかな時間だったけどサクッと泳いできた。カナヅチからのスタートだった僕のスイムトレも3ヶ月を経てようやく50m間隔で泳げるようになり、25mが精一杯だった頃からすると全身の力も抜けるようになり、泳いでいる途中にいろいろカタチを軌道修正できる余裕みたいなものがでてきた。きっかけは2ビートキックを覚えてからかな。手を1ストロークする間にキックを2回しかしない、長くゆっくり泳ぐための泳法。このコツをつかんでから俄然クロールが楽になってきた。2ビートで泳ぐ様子はなんというか水中をひらりひらりと漂うような感覚。この動画の2ビートはそんな感覚がよく出てると思う。スピードを出すための泳ぎとは違うけど、トライアスロンをめざすならこの省エネ泳法は僕には必須。というより、今となってはトライアスロンのことは置いといても、とにかく夜のプールでひらりひらりとまったり泳ぐことがなんとも心地よい体質になっている。頭も体もすっきりして、文字通り一日の緊張を洗い流せるような時間。週に3〜4回のペースで泳ぐことが生活のリズムになってきて、なにかと体調も整ってきた実感がある。オープンウォータースイム挑戦まではまだまだ先は長そうだけど、気長にまったりこの夜スイムを楽しんでいきたいと思う。

2ビートキックができるようになった。クロールが格段にしなやかで楽になった。

 

クロールの2ビートキックとはこの動画のように、手を一回かくときに脚を一回キックする泳ぎ方。つまり左右の手を動かす時にキックを2回だけしか入れないから、脚からくる疲れが少なく、長い距離を泳ぐのに向いている。普通の人は6ビートキックが多いけど、僕はトライアスロンに向けて楽に長く泳げるクロールを練習してるからずっと2ビートキックをめざしてきたんだけど、これがなかなか感覚的に難しい。

よく言われるのは、右手を入水して前へグライドする時に左足を一回キック、左手を入水して前へグライドする時には右足を一回キック、つまり前へ伸ばす手と対角線上の足をキックするというものなんだけど、僕はこの理屈だと手足がバラバラに動いてなかなかうまく2ビートキックができずにいた。ところが、今日スクールのコーチに習ったら一発でできるようになった。そのコツとはすごく簡単で、伸ばす手を基準にするんじゃなくて、かく手を基準にすること。つまり、右手をかく時に同じ側の右足を一回キック、左手をかく時に同じ側の左足を一回キックするというもの。これで僕の体は理解できるようになり、ものの五分くらいで突如2ビートキックができるようになった。ここのところ一人でもくもくと泳ぐことが多かったのだけど、時にはこうしてコーチにレッスンしてもらうのが大切だなあとあらためて思った。

2ビートキックはキックの回数を減らすぶんだけ疲れにくいというのがあるけど、僕がいいなと思ってきたのはその優雅な泳ぎのスタイル。クロールは体をローリングさせて推進力を生む泳ぎ方だけど、この2ビートキックは足でこのローリングを効果的に生み出しスクリューのような泳ぎで進んでいく。それが魚のようにしなやかに泳ぐ姿をつくりだす。必死に体を動かして泳ぐんじゃなくて、水中を優雅にしなやかに泳ぐ。2ビートキックが”美しいクロール”と言われる所以だ。水泳を始めて一ヶ月半、またひとつ泳ぎの楽しさがひろがった。この2ビートキックが体に染みついてきたら、その先にはトライアスロンのオープンウォータースイミングが見えてくる。人生、なんかおもしろくなってきた。

感覚的にはランよりもバイクよりも、スイムがいちばん痩せる。

スイムを始めて一ヶ月ちょっとになる。泳げるようになった歓びはもちろんあるんだけど、副産物として体がすごく締まってきたなと。バイク(ロードバイク)を始めた時も週末だけのライドでも体が痩せてゆく感覚があって、あ、すごいなと思ったんだけど、スイムは週3回〜4回やってることもあってバイク以上にそれを感じる。しばらく悩まされていた首のヘルニア痛も気がついたら気にならなくなっていた。常に水圧をあびて全身運動をするスイム、想像以上ににんげんの体によく合う運動なんだろうね。

ラン、バイク、スイムと三種目を経験した僕からすると、ちょうとラン<バイク<スイムという順で体が絞られてゆく感覚があるから、これから運動を始めようという人は参考に。ただ、スイムがあまりにも体力を消耗するというか”やった感”が凄くあるもんだから、ランをする余裕がなくなっていて平日スイム、週末バイクが今のところ精一杯。今は苦手なスイムに集中してるけど、スイムが軌道に乗ってきたらトライアスロン三種目を均等にトレーニングしていかないと、とてもじゃないけどオリンピック・ディスタンスは制覇できない気がしている。トライアスロンのシーズンは6月から10月くらいまで。どうかな、今年エントリーするまでに至るかな、三種目の出来具合。まあ、いずれにしても仕事とは別にもうひとつ、こうして日々の成長を追いかけられるものがあるということはいいこと。いけるところまでいってみよう、可能性を楽しみながら。

さあ、泳ごうか。

Turn cold water into hot. Proud partner of @popov_cup. #UnchainYourFastest #adidasSwim #TakeTheLane

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今日は全国的に冷えてるようで、うちのあたりも雪がちらついている。ロードバイクはスリップが危ないからおあずけにして、夕方からプールへ泳ぎに出かけよう。プールのいいところといえば天候に左右されないこと。プールにさえたどり着けば雨でも雪でもスポーツをたのしめる。しかも、水中は天候だけじゃなくていろんなことを忘れさせてくれて無になれる。僕はこの歳になるまでカナヅチ人生だったけど、いまこうして泳げるようになって思うのは、子どもの頃に泳げるようになっていたら少し違った人生になったかもしれないなということ。それはカメラもそうかもしれないけどね。

そう考えると、子どもの頃、若い頃は、なんでもたくさんのことを経験した方がやっぱりいいよね。人生はやってみたことのないことばかりの世界。見た目の好き嫌いはあっても、やってみないとわからないことだらけ。水が苦手だった僕が一ヶ月で水のとりこになってることを思えば、苦手意識のあるモノ・コトなんかにも若い人はじゃんじゃん経験してみたらいいと思う。なにより、にんげんはやったことのあることしか想起できないし語れない。大人になればどんな仕事でも企画したり意見したりすることが求められる。そんな時に”やったことのあること”なら引き出しから思考を取り出せる。そしてなんといってもできるだけ多くの経験をした方が、じぶんの可能性を引き出せる。

さあ、泳ごうか。それは水中のことだけじゃなくて、人生をいろんなかたちでぷかぷか浮かびながら泳ぐように生きようか、そんな意味。力まず、流されてもいいし、潜ってもいいし、目標を定めてじぶんを追い込んでもいい。その時の気分で泳ぐように生きる。僕も挽回だ、いろいろ。

25m×50本。水中はにんげんにやさしい。

仕事終わりからプールへ。前回は風邪気味で体が重くいいイメージがなかったんだけど、今日はアレ?というくらい一本目の25mを楽に泳げた。その後、なんとなく本数を数えながら泳いだんだけど、結局25往復、50本を泳ぎきった。もう少し時間に余裕があれば60本までいける体力は残っていたように思う。25m×60本ならトータル1500m、つまりトライアスロン・オリンピックディスタンスのスイムの距離になる。

25mごとに数十秒休憩しての50本だから連続しての泳ぎではないんだけど、それでもオリンピック・ディスタンスの距離感みたいなものがつかめた気がして、なんか嬉しかったなあ。次回は止まらずに連続して50m、100mと距離をのばしていきたいな。なんかいけそうなイメージはある。それくらい25mに費やすエネルギーを軽減でき始めた気がする。

昨年末12月にプールに通い始めた頃は25m一本泳ぐともう息がゼーゼーで、とても数十秒後に泳ぎを再開できなかったけど、こうして泳げるようになって思うのは、水の中は本来、にんげんにとてもやさしい空間だということ。水と友達になれば、自然と体から力みが消えて、体が浮いてくる。すると水の抵抗が減って、必要以上に力を入れなくても泳げるようになる。僕は長く楽に泳げるようになりたくてスイム練習をしているから、スピードはゆっくりだけど、それが水中の心地よさにつながっているのかもしれない。ランともバイクとも違うスイムならではの心地よい疲れ。今夜は爆睡できそうだ。

10日ぶりのスイムトレまったり3時間。水中が心地よくなってきた。

この動画はもちろん僕じゃなくて、TIスイム代表の竹内さんのオープンウォータースイムの様子なんだけど、いいよね、こんな感じで海をイルカのように泳ぐのって。僕の夢はそんな夢。

そして今日は10日ぶりに新年スイム始めに行ってきた。ふだんは2時間程度なんだけど、今日は10日間待ちに待ったスイムでとにかく泳げることが嬉しくて、いつもより長めのスイムトレになった。まだまだ25mでひと休みしての繰り返しなんだけど、ほとんどプールからあがらずに水中にいたから25mをけっこうな本数泳いだと思う。

しばらくの間プールへ来ていなかったから泳ぎのコツが鈍ってないかと思ったけど、むしろ10日間の休息がよかったのか、けのびからグライド、プルも意外と冷静にチェックできているじぶんがいた。というのも、息継ぎに集中しなくても自然と息継ぎができているじぶんがいて、息継ぎを気にしなくてよくなると体の力を抜くことや手足の動きを冷静に分析しながら泳ぐことができる。今日の成果はまさに息継ぎを意識しなくて泳げるようになったということかな。プールに通い始めて2週間ほど、なんかようやくクロールの形らしいものを会得した気がする。何かの記事で大人は10日間から20日間あれば誰でも泳げるようになると書いてあったけど、それは本当です。カナヅチの僕がいつのまにか25mプールを何十本も泳げるようになったわけだから。

さて、じぶんの泳ぎを冷静に分析できる余裕みたいなものが出てきたところで、これからは泳ぎのムダを削っていきながら、なんとか1.5kmを連続して泳げるようにしていきたい。トライアスロンのオリンピック・ディスタンスはスイム1.5km、バイク40km、ラン10kmの計51.5kmの競技。海の中を多くの選手にもみくちゃにされながら泳ぐのは想像を絶するけど、まずは平穏なプールで1.5kmを泳ぎきる技術と体力を身に付けるのが第一歩。週4〜5回のスイムトレが今年の目標。数字だけみるととても大変そうだけど、実は泳ぐことの気持ちよさに魅せられ始めているじぶんがいて、少しも苦には思わないんだよね。むしろ、日々に楽しみが増えた。明日も泳ぐ気満々なんだよね。気のせいか、3時間泳いだ後だけどそれほど疲れていないから、徐々に力まず泳げるようになっているのかもしれない。よし。

動画を見て2ビート・クロールのイメージトレーニングをするのが日課になっている。

2ビートキックのクロールの動画はTIスイムをはじめいろいろあがってるから最適なものを見つけてほしい。ただ僕の場合はスイムコーチのような人の上手な泳法だけじゃなくて、いままさに2ビートを習得中の人の動画も好んで見る。コーチの美しい2ビートは脳に焼き付ける感じで、習得中の人の2ビートは動きが大袈裟なぶん体の動かし方の参考になる。クロールの場合、85%は手のかきで進むと言われるため、足をなるべく蹴らないほうが体力も消耗せず疲れにくい。トライアスロンのような長距離スイムには2ビートが好まれる理由だ。でも、最初は疲れないために2ビートを習得したいとあれこれ動画を見たり練習し始めたけど、そのうちにこの魚のようなゆったり優雅に泳ぐスタイルに魅せられた。今ではイメージトレーニングもあるけど、見ていて心地いい癒し動画として眺めているところもある。そして、何度見ても見飽きることがない。僕の本質的好みに刺さってるんだろうな。