28mmの目と、50mmの目。

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ここ一年間くらいはRICOH GRばかりで写真を撮ってきた。それは28mmの目を持つということでもあった。28mmだけの目(実際はGRでもクロップで35mmや47mmでも撮影可能)になって一年撮り続けて思うのは。たしかに僕の目がスナップっぽい目になっていったこと。実際、街撮りが増えたし、その結果?かもしれないけどモノクロスナップにたどり着いた。そして、背景が余計に写り込むことが楽しくなっていったように思う。じぶんの肉眼で見ている光景の外側まで写り込む写真の新鮮さとでも言えばいいだろうか。

そして、今、再び50mmの目を持とうとしている。フィルムカメラNikon FEを使い始めたからだ。もちろん50mmは初めてではない。デジイチを使っていた頃は50mm/f1.8もよく付けてたし、好きなレンズのひとつだった。でも他にズームレンズやマクロレンズ、超望遠レンズなんかもあったから、今のように50mm一本で撮り続けるということはなかった。今、50mmだけを撮り続けてあらためて思うのは、この画角はなんというか不思議な面を持ち合わせてるなと。というのも、ファインダーの中で見る50mmの広さと、撮れた後に見る50mmの写真の広さが少し違うなあという感覚。50mmは最も人の視界に近い画角と言われるけど、僕の中ではファインダーの中で見る50mmはもう少し広く感じるというか、少し”辺り”みたいなものを感じる。でも、あがってきた写真はもう少し凝縮された密度感のある絵に感じる。この感覚は明らかに28mmとは異なるおもしろさ。今一度、50mmにハマってみたいと思う理由だ。

今週、手に入れたLeica M3も50mmだ。50mmのためのM3ともいえるその存在に惹かれたところもあるのかもしれない。つまり、平日は28mm、週末は50mmが僕のスタイルとなりそうだということ。これがまた僕の写真観にどういう影響を今後及ぼしていくのかは分からないけど、その先にあるものやじぶんが見てみたい。今はそういうワクワクを密かに感じている。さて、あなたにとって50mmとはどういう存在だろうか。

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