Nikon F6

金曜の夜は、空シャッターナイト。

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みんなもそうかな。僕の場合は、金曜日に仕事を終えたらほぼまっすぐ家に帰る。愛犬の散歩とかひと通りやることを済ませたら、あとは一人で部屋に入り、カメラケースからカメラを取り出す。Leica M3、Nikon F2、Nikon Dfに、新しく仲間入りしたNikon F6などいくつかのカメラを眺め、手にとり、そして空シャッターを切る。今夜の場合だと、M3の中にはEktar100がまだ残っているし、F2は修理入院中なので、F6とDfの空シャッターを切るということになる。要は撮りたくて撮りたくてたまらない夜ということ。

F6のシャッター音は、僕の中では過去味わったことのない最高に心に響く音色。手と脳に伝わるミラーショックも絶妙に心地よく、空シャッターを切るだけでも心満たされる高揚感がある。一方、DfのほうはF6よりも何段か低音のシャッター音だ。デジタル現行機だけにそのミラーショックも現代的で、これもまた僕の写欲を心地よく刺激してくれる。どちらのシャッター音も僕にとってはいかにもNikonらしい官能的なシャッター音を聴かせてくれるのだ。

金曜日の夜、普通の人なら夜の街へと繰り出して宴に酔いしれるところかもしれないけど、僕にしてみればあまり得意でない酒に思考を奪われるよりも、こうして家路につきカメラたちを手にとりながら週末直前のアイドリングを楽しむほうが数段心踊る。静かな夜だけど、もうあと数時間でカメラを手にして写真を撮ることができる感慨に浸れる熱き時間なんだ。なんだか遠足を前にした子どもみたいな行動かもしれないけど、カメラとはいい歳をした大人をこんなにも本能的にワクワクさせてくれる。さて、夜も更けてきた。あと数回、空シャッターをきって眠りにつこう。あと数時間でカメラと羽ばたける歓びをかみしめながら。

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