Leica M-P typ240

そうか、最近は街を撮ってるというより、人々を撮ってる感覚があるかも。

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Leica M-P typ240, Planar T*2/50

人を撮ると言ってもポートレートを撮る度胸はないので、街行く人々を切り取るという感覚。これはじぶんでも自覚があるんだけど、これまでRICOH GRやKonica C35で街を撮る時は極力人が写り込まないものを撮ってきた。だからスナップだけど風景写真。でも、最近は街も撮るわけだけど、どちらかというとそこに生きる人々の影を撮る、そんなイメージのほうが近いかもしれない。変化をもたらしたものがあるとするなら、Leica IIIaを街撮りスナップに持ち出し始めたこと。その軽快で街にほどよく埋もれることのできる生粋のスナップシューターは、僕のスナップに「街の風景よりも、街に流れる空気」を撮ることを意識させてくれたかもしれない。街はもちろん無人の時間帯や場所もあるけど、大抵はそこに暮らしたり働いたりしている人々が存在している。その人々までが写り込んで街を形成してるなら、それも撮りたいなと、そう思った。最近の写真を見比べてみると街のスナップはほぼすべて人々が写り込んでいる。どこの誰を撮ることが目的ではまったくないから、あくまで気配が写り込む感じ。このバランスが今の僕には心地いい。これをスナップと言うのかどうかも分からないけど、これがね、僕のスナップ、うん。

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