雨はスナップの敵か、味方か。

Leica M-P, Summilux 50/1.4

上手く撮れなかったな、今夜は。春の嵐のミニ版というか、霧雨が舞う夜で、どんな風に傘を傾けても首元のカメラにわずかに雨がまとわりつく。こうなるとカメラを構えることを躊躇してしまう。些細な雨なら現代のカメラは平気なんじゃないかとも思うけど、カメラを守ろうと弱気になるじぶんにもどこか釈然としなくて、そうすると撮影枚数も萎縮する。それでも家に帰ってMacBookにつなぐと三十数枚は撮ってたんだけど、撮ったことと撮れたことは少し意味が違う。まだまだだなあ、出直しだ。

雨の日は、本当はもっと撮りたいんだけどね。傘のある光景、路面が濡れ光る様子、少し猫背になり急ぎ足な人々の足元とか。頭の中では多少カットのイメージは湧くんだけど、傘をさしながらマニュアルのカメラを操作する技術がまだ僕にはない。少し苛立ちながら撮るもんだから、そりゃ撮れる写真も気持ちよくはない。僕が好きな写真家のハッチさんが言うところの、気分は撮れ高ゼロだ。雨とどことなく仲のいい人間になりたい。その方法をあーだこーだ考える夜である。

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