趣味でやるなら、カメラは機能より気分。

Nikon F6, 50/1.4D

カメラを始めて丸3年くらいになるのかな。その間にデジカメからフィルムカメラまで、コンパクトからレンジファインダー、一眼レフまでいろんなカメラに触ってきたけど、これからカメラを始めようとする人へ何か参考になる言葉があるとすれば、このタイトルにある言葉かなって思う。

「カメラは機能より気分」

機能はもちろんたいせつ。高機能なカメラであればあるほど、他のカメラでは撮れなかったものが撮れたり、所有する満足感は高まるかもしれないけど、僕らアマチュアの写真愛好家が楽しむということでいえば、正直そんなたくさんの機能は使いきれない。むしろほとんどの機能は使いきれないままの人のほうが多いんじゃないかな。僕は明らかにそうだな。

高感度で撮影ができるに越したことはないし、シャッタースピードが1/4000もあれば明るいレンズが使えるとかたしかにメリットはある。じゃあ、そんな機能がないといい写真は撮れないかというと、そんなレベルにないクラシックなカメラでみんなバンバンいい写真を撮ってるわけなんだよね。なんでもそうだけど、無きゃ無いで、無いなりに工夫して最善の方法を考えるし、その制約みたいなものがクリエイティブな発想を生み出す源泉になったりする。使いきれない機能を使う前からどうこう悩むよりは、機能なんか分からなくても直感で「このカメラで撮ると自分らしいだろうな」と思えるカメラを手に入れて、その限られた環境の中で試行錯誤しながら撮るほうが楽しいよなって。

カメラに撮らされるという意味ではないけど、にんげん、あるカメラを手にして撮りためていくと、そのカメラで撮れるクセみたいなものがだんだんわかってくるから、そのカメラで撮れるであろう可能性を無意識に探りながら撮るようになる。にんげんはものすごい適応力のある生き物なんだなって実感するわけだけど、そうやって制約の中から想像以上のモノを生み出すことは、最大の達成感だと思うんだよね。だってさ、100万円のカメラで撮られた写真より、一万円のカメラで撮られた写真のほうが明らかに素晴らしいとしたら、そんな痛快なことはないわけだからね。誰かと比べる必要はないけど、そういうことは人のモチベーションとしてはたいせつなことだと思う。

つまり、カメラやレンズなんてなんでもいい。正確にいうと機能なんてどうでもよくて、自分がビビっと感じたカメラ、自分の気分がノレるカメラの性能の範囲内で、試行錯誤しながら撮りまくる、感じまくることが何より大事で、心に健康的なことなんじゃないかな。だって、僕らはプロじゃなく、そういう自由が許されるアマチュアであり趣味人なわけだから。何台かカメラを所有してみて、そういうことを実感している今日この頃である。

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