考えてみると、街中で一眼レフを構えたことがない。その理由のようなもの。

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Nikon F6, Ai AF 50/1.4D, FUJIFILM 業務用100

理由なんてそんな大げさなものではないんだけど、これだけ街撮りスナップしていてまったくといっていいほど一眼レフを持ち出していないのは普通なのか、それともめずらしいことなのか、ちょっと気になったんだよね。

思えば、デジタルもフィルムも僕が最初に手にしたのは一眼レフだ。デジタルはNikon D5300、フィルムはNikon FE、デジタルは今ではNikon Dfになったけど完全に週末用で、週末に家族と出かけた先でたまたま街中を背景に撮ることはあるけど、街撮りスナップは一度も経験がない。フィルムのほうも一眼レフは、FE以外にNikon F2とF6があるけど、こちらも古い町並みをリバーサルなんか詰めて撮りに行くことはあるんだけど、やっぱり街撮りスナップはない。

僕の街撮りスナップは平日、仕事鞄に入れている比較的コンパクトなカメラで撮っているというせいでもあるんだけど、そもそも一眼レフを平日に持ち出すのが厳しいと思ったからRICOH GRやKonica C35をサブカメラとしてわりと早くに購入したんで、以来なんとなく一眼レフは週末用で街中を離れた場所で撮るようになったんだよね。Leica M3も購入当初は週末用だったんだけど、Leica IIIaを平日の仕事鞄に入れて持ち出すようになってから、M3もすっかり平日の街撮りカメラになった。そうすると唯一、一眼レフだけが街撮りに使っていないカメラになるんだよね。

平日に持ち歩くには大きく重いというのが最初の印象だったことは間違いないけど、あの一眼レフの姿を街中で構える勇気みたいなものも持ち合わせていなかったんだろうな。最近でこそLeica M-P typ240でも街撮りスナップするようになったけど、僕がそのためにチョイスしたのは全身ブラックペイントで街中でもそれほど目立たないボディ。M-Pなら街中で構えられても、これが一眼レフとなるとまず街中で今のようにさりげなくスナップを撮ることはやっぱりむすかしいじゃないかとじぶんでは思う。

冷静に考えると、例えばLeica M3とNikon F2の間にそれほどボディの大きさの差があるかというと、それほどはない。けれど、シャッター音しかり、レンズの迫力しかり、そのボディサイズ以上に両者にはスナップ用カメラとしての存在感に大きな差がある気がする。それでも、Twitterなんかを見ていると大ぶりな一眼レフで街撮りスナップをしてあるであろう人は少なくないように思えるし、実際、撮れる写真の精密さとかボケの迫力なんかでいえば 、一眼レフもまたおもしろいのかもと思ったりするけど、やはり僕にはその勇気は今のところない。

けれど、やっぱりそこは勇気の問題なのかな。二眼レフやハッセルなんかで街撮りスナップしている人もいるし(僕は街中で実際に見かけたことはないけど)、もともとオールマイティーな一眼レフだけですべての写真を撮っている人だってたくさんいる。たしかにスナップにはレンジファインダーやミラーレスが向いていると言われることもあるけど、要は撮る人次第なんだよね、カメラは。これだけ書いたり考えたりしても、まだ一眼レフを街中に持ち出すイメージはないけど、仕事鞄に入れさえすれば少し状況は変わるのかなとも思ったり。一度、忍ばせてみるか。

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