夏の夜は、ロードバイクから車に乗りかえて。

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ロードバイクは、夜は乗らない。乗る人もいるのかもしれないけど、僕は怖くて乗れない。よほど強力な巨大ライトでも装着していないかぎり、あんなスピードの出る乗り物を無防備な体で乗るなんてあり得ない。ロードバイクのライトは基本、前方を照らすものじゃなくて自分の存在をまわりに気づかせるための明かりだからね。

でも、夏の昼間の熱がだんだん冷やされていくアスファルトの上を風を切りながら走るのがどれほど気持ちいいかと想像すると、ちょっとじっとはしてられない。そんな時は車のがエンジンに火を入れて出かける。そういうシチュエーションが好きで、僕は過去に2台のオープンカーに乗っている。若い頃は車内で音楽を聴いていたが、歳をとるにしたがっていつの間にか音楽は聞かなくなった。窓を開けて、辺りの空気の音を感じながらゆっくりと流すのが好きだ。僕は若い頃に憧れていたBMWが忘れられず、いい大人になってから念願のBMW3シリーズを手に入れ、以来ハマってもう4台目のBMWを乗り継いでいる。高速道路をなめらかに巡行するのも楽しいけど、この車の楽しさは交差点をゆっくりと流す時のなんとも言えない重量バランスの心地よさだと思っている。だから、街中を流すことがまったく退屈じゃない。むしろ、街中のアスファルトの上を熱風が冷えてゆくのを感じながら流すのが気持ちいい。

ロードバイクで感じる風とはちょっと違った、でも僕の中では車に乗ってあびる風のほうが原点だから、夏の夜のドライビングはいろんな思い出も蘇らせてくれる。特別な場所へ行かなくても、街中が野性をくすぐる場所になる。カメラを乗せたドライブにしばらく行っていないけど、この夏は乗ろうかな。夏の夜、BMW×GR。

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