光が撮りたいんだ。フィルムがすくいとる光。

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Rollei35, Tessar 40/3.5, Fujifilm 業務用100

言うほど光は宿ってないじゃん、と言われそうだけど、僕にとってはこんな曇りの日の写真でも、フィルムがすくいとるその光の独特さを感じて、しばらく見入ってしまう。こういう微妙で繊細な光の表現は、やはりデジタルにはむずかしい。

フィルムにしか撮れない世界があるかぎり、僕はフィルムカメラを持ち続けるだろうし、たとえ撮るものが平凡な日々でもシャッターを切り続けると思う。物理的にはフィルムはいらない現代かもしれないけど、こうして心や気分を潤したり、本能を満たすためには、やはりフィルムは必要なんだ。

ふと思ったんだけど、最初に写真を発明しようと考えた人は、目の前の事象を写真に残したいと思ったんじゃなくて、この目の前の光をすくいとろうとしたんじゃないかな。そらくらい僕にはフィルム写真=光の記憶に思える。とんな平凡な光景でも、その光は神がかってるから。

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