僕は例外かな。フィルムのおかげでデジタルが好きになった。

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Nikon Df, 50/1.8G

フィルムか、デジタルか。むずかしい問題だよね、「どちらか」みたいに語り出すと。僕は上手くいえないけどその両方の間を行き来することが楽しくなったクチだから。強いて言うなら「フィルムとデジタルのハイブリッドを楽しむ方向」へと行ってしまったんだな。変かな。多数派ではない気はするけど。

もともとカメラを始めたのは三、四年ほど前にデジイチを手に入れてから。その後、いろいろ事情もあってデジイチを手放し、GR(デジタル)だけで過ごした後、フィルム一眼レフと出会う。そして露出やカメラを操る楽しさに開眼して、いま再びデジイチを楽しんでいる。つまり、フィルムのおかげでデジタルがもっと好きになったタイプなんだ。いるのかな、こういう人。

フィルムだけを突き詰めるのも楽しいと思うし、実際あの写真の風合いはデジタルではよほどのレタッチを加えないかぎり、出すのはむずかしい。でも一方でフィルム時代には撮れなかったような写真がデジタルの進歩のおかげで撮れるようになった。それを感慨深く思うフィルム時代からのカメラ好きの人もいる。フィルムとデジタルは別物ではあるけど、その差を楽しむこともできるし、僕のようにそれを差と捉えるよりは、フィルムとデジタルをしなやかに行き来しちゃえと思ったりする人間も少なからずいる。

まあ、つまり、フィルムかデジタルかは大した問題じゃない。だって僕らは何もどっちかにしろと誰かに問われてるわけでもない。好きなほうを好きなように楽しめばいい。そうして、フィルムやってる人がデジタルに憧れたり、デジタルやってる人がフィルムに興味を覚えることのほうが、互いに切磋琢磨して、結果的にどちらも、つまりカメラであり写真が盛り上がるからね。

実際、本当にいいなと思う写真は、もう機材のことなんて超越して、フィルムで撮ったかデジタルで撮ったかとか気にもしないくらいその写真の放つ匂いみたいなものに引き込まれるからね。僕はフィルムカメラも好きだけど、それと同じくらいこのデジタルのNikon DfやNikon D300、そしてGR(デジタル)に惚れ込んでる。写真をポストする時も意識して両方をまぶして投稿したりしてるところがある。僕の中の「フィルムとデジタルの間をしなやかに行き来するハイブリッド志向」の実験でもあるんだけどね、というわけで、この話に何か結論めいたものは無いのだけど、どっちもいいよという話というか、提案。要は写真のあり方をひとつでも多くの角度からを楽しんだほうが数段有意義ということなんだ。僕らはフィルムとデジタルを両方楽しめる、とても豊かな時代をいま生きてるわけだからね。



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