ロードバイクに出会えて本当によかった、と激走するサドルの上で思った。

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本当は三連休に二日間の有休を足して連続五日間の夏休みのつもりだったんだけど、昨日は急きょ仕事になり、一日平日を挟んで二日間の休みに再突入。懲りずに今日もルーベSL4スポーツとロードに出た。平日の郊外はそれほど車の交通量も変わらないので、いつもの通り車が少ない道を選んで走りやすいコースをひた走る。

僕の場合はロードに出ると大体一回につき30kmから40kmくらいを走る。車のなるべく少ない道でちょうどこれくらいの距離になるコースを半年くらいかけて見つけ出した。そのコースでは終盤にさしかかるポイントで車のまったく通らない、両サイドが草木で壁のように囲まれた一本道がある。この道に入ると通行人や車を一切気にすることなくライドに集中することができる。今日は少し遠回りして体をいつもよりクタクタにさせてこのポイントに突入した。すると、多幸感と共に空から言葉が降ってきた。

“あゝ、ロードバイクに出会って本当によかった”

少し恥ずかしいけど、漫画のようだけど、本当にそういう感情がぶわっとこみ上げてきた。聞こえるのは風切音とシャーっと響くペダル音、タイヤが路面を蹴る音。照りつける夏の濃い日差しが前方の道だけを照らす感覚。いろんな雑多なものが排除されてロードバイクで駆け抜けることだけに集中できた時に降りてくる神の声であり僕の声。そんな感覚だ。ここまでくると、もう体は疲れを超越してどこまでもペダルを漕ぎ続けようとするから、GRで写真を撮ることもシャットアウトして息の続くかぎり走り続ける。いつも走り出す時は「今日はのんびりペースで走ろう」と考えるんだけど、気がついたらいつもかなりクタクタになるまで走り込んで帰宅することになる。まあでも、体が喜んで自然とそこまで肉体を追い込むわけだから、不思議といつもそれほど疲労感は残らない。そうして、とにかく極度の空腹状態になるから食べる、飲む、食べる。この気持ちよさを文章で伝えるのはむずかしんだけど、なんとか伝えようと、また僕はルーベとのライドをブログに書き続けると思う。肉体を開放する場がロードバイクだとするなら、脳を開放する場がこの「記憶カメラ」だから。

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